借金の延滞金の計算方法は?利息とは違うの?

借金の支払いが滞ってしまうと、遅延損害金という名前の延滞金が発生します。遅延損害金はいくら支払っても全く元金が減らないため、当然1円も支払わないに越したことはありません。

今回は遅延損害金の計算方法と、遅延を起こさないための方法について解説したいと思います。

遅延損害金は従来の利息とは別物

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遅延損害金は、定められた期限内に返済をしなかった場合に発生する損害金のことです。ローン会社によっては遅延利息、延滞利息ということもあります。

遅延損害金は本来の利息とは全く別物であり、返済が遅れた場合は本来の利息と遅延損害金の両方を支払わなければなりません。

遅延損害金は以下の計算式で導き出せます。

借入残高×遅延損害金利率÷365×延滞日数

遅延損害金利率は、法律で20%までと定められています。消費者金融は上限いっぱいの20%としているところがほとんどですが、銀行の場合は14~18%程度に設定しているところも少なくありません。

なお、セブン銀行カードローンには遅延損害金の規定がないので、返済遅れが発生しても遅延損害金をとられることはありません。

具体的に計算してみましょう。仮に借入残高が30万円、金利が20%、延滞日数が30日だった場合、遅延損害金は30万円×20%÷365×30=4931円となります。

決して支払えない額ではないかと思いますが、問題はいくら遅延損害金を支払おうが、借入残高は1円も減らないということです。遅延損害金を発生しないように行動することが、なにより重要です。

※今も借金を返す見込みがない場合は減額する事を考えましょう。

↓今の借金がなくなくなる場合もあります

遅延損害金を発生させないための方法

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前述のとおり、遅延損害金をいくら支払っても借入残高は1円も減りません。事前に様々な対策をして、遅延損害金を発生させないようにする必要があります。

口座振替サービスを利用しよう

借金の返済方法は「銀行振込」「口座振替」「ATM払い」などいくつかありますが、最も確実なのは口座振替です。口座振替とはいわゆる自動引き落としサービスのことで、事前に設定しておくことにより毎月の支払分を自動的に口座から引き落としてもらうことができます。

口座振替用紙を提出することになるため、最初の手続きが少し面倒に感じるかもしれませんが、その後は楽できるので苦労の先払いだと思って手続きをしましょう。

ただし、口座振替サービスにはデメリットも有ります。口座振替では引き落とし日を金融機関に設定されることが多く、自分で返済日を決定することができません。

設定された返済日が給料日前だったりすると、口座残高を常に気にしなければならず、不自由な思いをすることもあるかもしれません。

また、利用明細書が自宅へ郵送されてくるため、家族に内緒で借金を返済しているという人には不適切です。

利用明細の差出人は一見しただけではわからないようになっている(例えばアコムの場合はACサービスセンターという名前で送られてくる)のですが、検索されてしまえばアウトです。

そもそも家族に内緒で借金をすること自体がどうかと思いますが、周りに知られたくない場合は他の方法を選んだほうが良いかもしれません。

返済期日通知サービスを利用しよう

口座振替を利用しない場合は、毎月銀行やATMで振込手続きをする必要があります。延滞の理由で最も多いのは返済日忘れです。このようなミスを防ぐのに便利なのが、各金融機関が提供している返済期日通知サービスです。

事前に設定していおけば、返済期日の少し前に連絡がもらえるため、返済忘れを防ぐことができます。

例えば、プロミスの場合は会員用のウェブページで「ご返済日お知らせメール」を有効に設定すると、返済期日直前にメールが送られてきます。ただし、金融機関によってはこうしたサービスが提供されていないこともあります(銀行の場合はその傾向が顕著です)。

利息だけでも支払っておく

元本も含めた返済は難しいけれど、利息だけなら支払えるという場合は、事前に業者に金融機関に連絡して話をつけておけば、利息だけでの返済が認められることが多いです。利息だけでも払っておけば、遅延損害金は発生しません。

ただ、これはあくまで急場しのぎ的な対応にすぎません。来月以降は元本も含めてしっかり返済するようにしましょう。

万が一返済が遅れてしまった場合はどうする?

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返済期日通りに返済が行えなさそうなときは、まず金融機関に連絡し、支払いの延期か支払額の減額をお願いしましょう。金融機関によっては、かなり柔軟に支払日を延期してもらえることが多いです。

ただし、それでも延滞を起こしていることには変わりないため、遅延損害金は取られます。だったら連絡する意味なんか無いじゃないか、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。誠実に連絡をしておけば、印象を良くすることができます。

そして来月以降はしっかりと元本も含めて返済していくようにしましょう。それが難しいという場合は、債務整理を検討したほうが良いかもしれません。

返済のための借り入れはNG

返済のために新たに別の金融機関から借り入れをするのは絶対にやめましょう。1社の借金すら返済できない人が、複数社の借金を返済できるわけがありません。自転車操業はいつか倒れます。返済ができない場合は、債務整理を検討すべきです。

※債務整理する事でどこまで支払いが減らせるかこちらでわかります。

↓今の借金がなくなくなる場合もあります

遅延損害金が発生した場合はいつ支払えば良いのか

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遅 延損害金が発生した場合、通常は次回の支払い時に遅延損害金を支払います。例えば、毎月10日に返済をしていて、1月10日の返済分を延滞してしまった場 合は、遅延損害金は2月10日に支払うことになります。

支払額は最小返済額(返済すべき最小金額)を支払えばOK,としているところが多いようです。

なお、支払いにあたって遅延損害金の金額を計算する必要はありません。業者が計算してくれるからです。催促の連絡がくるより先に延滞に気づいた場合は、自分から業者のコールセンターに連絡して、いくら払えば良いのかを訪ねてください。

遅延損害金と信用情報

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返済遅れは信用情報に記載されます。数日の延滞ならば記載されないこともありますが、1日の延滞だけで記載されることもあり、基準は金融機関によってはまちまちです。

信用情報に延滞を起こしたことが記録されてしまうと、後の住宅ローンの審査やクレジットカードの利用限度額に影響が出ることもあるので注意しましょう。

継続して返済が厳しい場合は債務整理を!

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急な出費でたまたま返済が遅れるのはある程度しかたのないことですが、そうではなく節約をしても返済が厳しい場合は、早めに債務整理を検討したほうがいいかもしれません。

債務整理の中でも任意整理はデメリットが小さく、利息をカットすることができるので非常に有用です。返済が苦しい場合は是非ご検討ください。

※相談前にこちらで借金がどこまで減額できるか診断できます。

↓今の借金がなくなくなる場合もあります