200坪をフル活用!おすすめの土地活用とは?

「200坪」というと、身近な例で例えるなら、公式の50mプールの広さが50m×25mで、200坪はこのおよそ半分の広さに当たります。「思っていたより広かった」と感じた方もいるかもしれませんね。

では、200坪もの土地を資産として持っているなら、どのような土地活用の方法が考えられるのでしょうか?今回は200坪の広さにおすすめの土地活用方法をご紹介しながら、土地活用を成功させるための注意点やポイントご紹介したいと思います。

200坪を土地活用する際の注意点

土地はその広さによってそれぞれ適した活用方法が変わってきます。したがって、どんな活用方法を選ぶにせよ、「200坪の広さではこれに気をつけた方が良い」という共通の注意点があります。まずはそこからご紹介することにしましょう。

200坪でできることとできないことを理解する

200坪は、土地の広さとしてはかなりのものです。もし、一般的な一戸建てを立てるのだとしたら、かなり広々とした豪邸や庭付きの家を建てることができるでしょう。

土地活用を考えた場合であっても、200坪もの広さがあればかなりのことが可能になります。しかし、ここで気をつけておいてもらいたいのはむしろ「200坪の広さがあってもできないこと」の方です。

たとえば、より広い土地面積が必要となる病院経営や複合型商業施設の経営といった活用方法は、200坪の広さでは選択することはできません。

反対に、たとえば駐車場経営などを行おうとした場合、200坪だと30台もの駐車スペースができてしまいます。これは一般的な駐車場としてはあまりにも広すぎるため、200坪という広さには適さない方法だといえるでしょう。

周辺需要と一致した活用方法を選ぶ

土地や建物は、利用者に使用してもらえては初めて利益が発生します。言い換えると、誰にも使ってもらえない土地はまったく利益を生むことはありません。ですから、土地活用を考えるときは必ず周辺エリアの需要にあった方法で活用を行わなければいけないのです。

たとえば、周辺に十分な住宅が建っているのに賃貸経営を行おうとしたところで、十分な数の入居者を見つけることはできずに空室リスクが高くなってしまうでしょう。

逆に、商業施設がたくさん建っている土地に新たな商業施設をつくっても十分な利用者が集まる可能性は高くありません。

利益を重視するか安定性を重視するか?

後ほど詳しくご紹介しますが、200坪に適した土地活用方法は種類によってそれぞれリスクとリターンが異なってきます。ハイリスク・ハイリターンな活用方法もあれば、より安定性が高い活用方法も存在するわけです。

ですから、自分が目指すのはリスクを背負っても高い利益を狙う経営か、それとも長期的に安定した事業を営むのか方針を決めておいた方が良いでしょう。

200坪におすすめの土地活用

それでは、ここからは200坪の広さにおすすめの土地活用方法を順番にご紹介していきたいと思います。

賃貸住宅(アパート・マンション・社宅・寮)

最初は、もっともメジャーな土地活用方法とも言える「賃貸住宅経営」についてご説明しましょう。一口に賃貸住宅といっても、実際には賃貸アパート経営、賃貸マンション経営といった建物の種別による違いもありますし、社宅や寮といった入居者による分類もあります。

200坪程度の広さがあれば、アパートでもマンションでも問題なく建てられる十分なスペースが確保できるはずです。社宅や寮を建築して運営する場合、業者に依頼して入居者となる企業を探すことになります。

注意しなければならないのは、賃貸住宅を建てるには十分な広さがある分、初期費用がかさみやすいという点でしょう。

特に、高層マンションを建てる場合などは、建設費の負担が億単位になることも覚悟しておく必要があります。もしそれだけの費用をかけても利用者が思ったほど集まらなかったとしたら、大きな損失を抱えてしまうことになるでしょう。

広い土地があるからといって、必ずしも立派な住宅を建てなければいけないわけではありません。初期投資の額は需要を見極めて、その後のリターンで十分に賄うことができるレベルに抑えておくべきです。

また、200坪の広さだと、建物のほかに入居者の駐車スペースを儲けたとしても十分な広さを確保できます。都市部ではなく車での移動がメインとなる郊外の場合、駐車場を設けることでほかの賃貸物件との差別化を図るのもいいでしょう。

スーパーマーケット/ホームセンター

200坪の土地は、複合型商業施設などをつくるのには手狭ですが、もう少し小規模な商業施設であれば十分に収まる広さがあります。具体的には、スーパーマーケットやホームセンターなどの店舗経営が挙げられるでしょう。

これら商業施設は、十分な利用者が見込まれるのであれば高い利益率を狙えるのがメリットです。経営がうまくいった場合、10~20%程度の利回りが得られることも珍しくはありません。

スーパーマーケットやホームセンターを経営するのであれば、周辺に十分な需要があることをよく確かめてから行いましょう。

「周囲に住んでいる人はどんな層が多いのか」、「需要があるのは食料品か、それとも日用品か」といった分析を行えば、建てるべき施設の方向性も自ずと定まってくるはずです。

なお、一般消費者が利用者となるため、当然交通アクセスについても配慮しておかなければなりません。たとえば、郊外にあり、かつ大きな幹線道路などに面している土地を持っている方には適した方法だといえるでしょう。

介護施設(老人ホーム、グループホーム、高サ住)

人口全体に占める高齢者の割合が増えている現在、介護施設を建てて運営するのも有力な選択肢のひとつです。介護施設は一定の広さが必要になりますが、200坪の土地があれば十分にまかなうことができます。

介護施設には「特別養護老人ホーム」、「介護付き有料老人ホーム」など幾つかの種類がありますが、200坪の土地におすすめの方法が「グループホーム」です。グループホームとは、認知症の高齢者向けの介護施設で、何名かの高齢者が介護スタッフによるサポート受けながら共同生活を送ります。

ただし、グループホームは建設に行政からに認可が必要で、かつ行政による募集が行われている土地にしか建設することができません。

しかし、言い換えるとこのような条件を満たす土地を持っている人には有力な選択肢になりうるということです。高齢者の介護は社会的な問題であり、自治体や介護事業者から補助が受けられる場合もあります。

利回りも8~15%程度と言われており、安定していながらも高い利益を確保することが可能です。

高齢化が進む中、介護施設に対する社会のニーズは今も高まり続けています。このような背景の中、介護施設は200坪の土地にとって極めて有力な土地活用の選択肢だといえるでしょう。

オフィスビル

オフィスビルとは、企業や会社が事業を営むための場所を提供する建物のことです。オーナーは入居している企業から得られる利用料金が定期的な賃料収入となります。

200坪の広さと相性が良いのは、それだけの広さがあれば従業員100名前後の企業が入居できるようなオフィスビルを建設することも可能になるからです。

いうまでもありませんが、規模が大きい企業ほど広いスペースが必要になるため、得られる利用料金も自ずと高くなります。ただし大きなビルを建てる必要もあるので、初期費用はその分、多く必要になってしまうでしょう。

ですが、一般的に企業はオフィスの場所を短期間で移転させたりしないものです。そしてその傾向は規模が大きくなるほど契約期間が長くなる傾向にあります。

したがって、ある程度の人数を抱えた企業の入居が決まれば、安定的な収入を長期間にわたって得ることが可能です。利回りとしては10~20%程度を期待できるでしょう。

ビジネスのために使用するという目的の都合上、駅のすぐ近くであるなどある程度アクセスの良い立地でないと入居企業を探すのが難しくなります。そのため、オフィスビルでの運用を目指す前に、自分が保有する土地が条件満たしているかどうか確かめるようにしてください。

状況次第では「300坪の土地におすすめの土地活用方法」が使えるかも?

ここまでご紹介してきたのは「200坪の土地におすすめの土地活用方法」でしたが、なかにはもう少し広い「300坪の土地におすすめの土地活用方法が適している場合もあります。

土地は単純に広さだけで活用の利便性が決まるわけではありません。周囲を取り囲む道路や建物の状況、土地そのものの形(正方形に近いか、いびつな形をしているか)によっても、有効な活用方法が異なってくるからです。

そのため、ほかの活用方法も気になる方は、以下の記事を参考にしてください。あなたの土地に合った、より適切な方法が見つかるかもしれません。

>>300坪をフル活用!おすすめの土地活用とは?」

200坪を土地活用する際のポイント

最後に、200坪の広さで土地活用を行う際のポイントをまとめてみました。専門家にも相談しながら、あなたに合った土地活用を模索していきましょう。

需要に合わせた方法を選ぶ

どの土地活用方法を選ぶか決める際には、最初にその土地の周囲にどのような需要があるのか調べる必要があります。すでに述べたように、需要がない施設を建てたとしても利用者が増える可能性は考えられないからです。

この「需要に合わせた方法を選ぶ」という段階を、すべてに先駆けて最初に行っておくことが重要だということを忘れないでください。

リターンの目標を設定する

土地活用で得られる利益、つまりリターンは活用方法によって異なります。最初に土地活用の方法を選んでおくことにより、「その活用方法で一般的にどの程度のリターンが見込まれるのか」がある程度絞りこめるようになるわけです。

許容できるリスクを見積もる

土地活用の方法が定まり、リターンが推定できれば、後は「そのためにどの程度のリスクをかけられるか」を決めれば良いだけです。これによって主に必要な初期投資の額などが決定し、プランに無理がないかといったことがチェックできるようになります。

もし、この時点で求められるリスクが大きすぎるなど、計画に無理があることが判明した場合は、最初のステップに戻って活用方法を選び直す段階からやり直せば良いわけです。

このように、広さに合った土地活用の方法を選び、適切な手順でリスクとリターンを見積もっていけば、必ず無理のない理想的な土地活用計画が建てられるはずです。土地活用の方法に悩んでいる方は、ぜひこの機会に実践してみてはいかがでしょうか?

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