セレコーポレーションの土地活用の評判は?特徴とポイントをまとめました!

土地活用のパートナー選びにお悩みの方に向けて、今回は「株式会社セレコーポレーション」の評判をご紹介したいと思います。セレコーポレーションの特徴はどんなものか、強みや弱みはどんなところなのかをまとめてご説明しましょう。

さらに、気になるネット上の口コミも、良いものから良くないものまでピックアップしていくので、業者選びの参考にしてください。

セレコーポレーションってどんな会社?

セレコーポレーションは、アパート経営に特化した土地活用業者です。アパート建設から管理の代行、コンサルティングまで、賃貸経営に関わる業務の一切をサポートしています。

セレコーポレーションの特徴

最大の特徴は「軽量鉄骨造賃貸アパート」に特化しているという点でしょう。軽量鉄骨は木造に比べて物件の資産価値が高くなるため、長期的に資産形成を行いたいオーナーに向いています。

通常、新しい建築物を建てるときには図面などを用意し、建築基準法を満たしていることを行政に確認してもらう手続きが必要です。

普通は3ヶ月以上かかることもあるこの手続きを、セレコーポレーションは半分程度の期間で終えることができます。

その理由は、同社の住宅がさまざまな審査をクリアした「工業化住宅」として認められているからです。

住宅の型式が建築基準法を満たしていることを示す「型式適合認定」、建築部材の製造・検査・品質管理に適切な体制があることを示す「型式部材等製造認定証」、住宅性能が品確法の定める一定の基準をクリアしていることを認定した「住宅型式性能認定」といった認定を受けています。

これらの審査は大変厳しく、認められている業者は同社の他に8社程度しかありません。しかも、他の認定業者はすべて大手ハウスメーカー。セレコーポレーションの住宅は、大手にも負けない確かな技術力があることが裏付けられているのです。

セレコーポレーションの強み

セレコーポレーションでは、「若者、単身者向け」というふうにターゲットをニーズで絞って賃貸アパート経営をサポートしています。「もっと手広くいろいろなターゲットを狙えたほうが良いのでは?」と思う方もいるでしょう。

しかし、あえて収益性の高い層にターゲットを絞ることによって、より満室経営の可能性を高め、長期的・安定的に入居者、そして賃料収入を確保できるよう考えられているわけです。

単に「いい建物を建てる」ということばかりに気を取られるのではなく、最初から長期的な運用を視野に入れた建築プラン構成になっているといえるでしょう。

「若者・単身者がメインターゲット」というと、「少子化が進むと入居者を見つけづらくなるのでは?」と心配になる方もいると思います。この点についても心配はいりません。セレコーポレーションは、首都圏に特化して事業展開しています。

少子化が進む日本社会ですが、進学・就職のために「若者が首都圏に集まる」という流れはこれからも大きく変わることはないでしょう。将来に渡って、入居者候補となる若者の数が減る心配は少ないといえるわけです。

首都圏という関連でいえば、セレコーポレーションは「狭小地」にも強みがあります。首都圏は人口に対して土地が少なく、狭くて活用しづらい土地を抱えて困っているオーナーも少なくありません。

セレコーポレーションでは狭小地に適した賃貸併用住宅や、長屋型住宅などに多数の実績があります。普通は活用しづらい土地に強みがあるというのは大きな利点です。

セレコーポレーションの弱み

セレコーポレーションについて、さまざまな面に特化した強みある企業だということはお分かりいただけたと思います。しかし、「特化している」という部分は逆の視点から見ると「弱み」だと言えるかもしれません。

たとえば、「軽量鉄骨、賃貸アパートに特化している」という点は、ほかの工法で住宅を建てたり、賃貸住宅以外の方法で土地活用したりできないことを意味しています。

また、「首都圏に特化している」ということは、「首都圏以外に活用したい土地を持っている方はサービスを利用できない」ということ。他の業者に比べて対応エリアが狭いことは否めません。

高齢者向け住宅や家族向けの住宅など、若者以外のターゲットを狙った賃貸経営を行いたいという場合も、対応できるプランがないのはマイナスポイントです。土地柄によっては、若者をターゲットにしたアパート経営に不向きな場所もあるでしょう。

そうした場所で利用するときにはセレコーポレーションは成功率が低くなってしまうかもしれません。

セレコーポレーションの評判

次は、セレコーポレーションに関するネット上の口コミを見てみましょう。特に多かった口コミや気になった口コミをまとめてみました。

良い口コミ

①使い道に困っていた狭小地の土地活用が可能になった

やはり、首都圏では「狭小地を持っているが、うまく活用できていない」という悩みを抱えている方が少なくないようです。そうした方がセレコーポレーションを利用して「敷地面積の小さい土地だけど賃貸経営ができた」と喜びの声を報告しているケースが多く見られました。

具体的な事例をご紹介すると、

「建ぺい率等の関係から2階建てしかできないと思っていた土地で3階建て住宅を建てられた」

「1階建て住宅を考えていたところ、『2階建てにして駐車場を設けては』という提案があり、その結果部屋の面積まで広げることが実現できた」

といった口コミがあります。このように、狭い土地を活用するノウハウを多数備えていることは確かなようです。

②工事が低コストで済む

セレコーポレーションの軽量鉄骨造アパートは、工場で部材を生産し現場で組み立てるプレハブ工法です。さらに、「強み」の中でお話したとおり「工業化住宅」として認められているため許認可までの期間が短く、建設も比較的短期間で済みます。

つまり、いい住宅をできるだけ安く建てることができるため、後から利益を回収するのが容易になるのです。この低コストなところを高く評価する声が少なくありませんでした。

③経営プランの収益性が高い

「首都圏、若年単身層、狭小地」、これらのキーワードにセレコーポレーションが特化している理由は、それらのターゲットの収益性が高いからにほかなりません。物件づくりにおいてもこの考えは同じです。

「当初想定していたよりも部屋数を多くできた」
「思っていたより部屋の空間が広くなった」
「エントランスなど、外構部分で他の物件と差別化できた」

「狭小地に関する口コミ」の部分と少し重複しますが、このように部屋数や部屋の広さ、他の物件にはない付加価値など、「収益性(入居率)を高める提案力がある」という声が多く見つかりました。ゲスト(入居者)を満足させることで安定した賃貸収入を目指しているのが、セレコーポレーションなのです。

悪い口コミ

①担当者の対応が悪い

「担当者の愛想が悪い」、「連絡しても対応が遅く、不具合箇所の修理に時間がかかる」といった良くない口コミもあります。

実際には、担当者によって対応の良し悪しには個人差があるため、それがイコール「その業者の対応が悪い」とはいえないのですが、ブランドイメージにとってマイナスなのは間違いないでしょう。

②最初の見積りよりも費用が多くかかってしまった

「良い口コミ」の部分でご説明したように、セレコーポレーションでは工事費用が他の業者に比べて安くなるケースが多いといえます。

しかし、すべてのケースでそうなるとは限りません。不測の事態が発生するなどして追加費用が発生することもあり、「最初の見積りよりも料金を高く取られた」という不満の声も聞かれました。

具体的にどのような状況で追加料金を請求されたのかわからないため、適切な請求だったのかどうかはわかりませんが、見積り金額だけで済まない場合もあると考えて計画を立てておいた方が良いかもしれません。

③遮音性能に難がある

「壁が薄くて音が響く」、「壁にヒビが入った」といった口コミがいくつか見られました。入居者はもちろん、セレコーポレーションでは賃貸併用住宅も建設しているため、自身が入居者と同じ物件に住んでいるオーナーからの声も含まれているはずです。

セレコーポレーションの住宅は軽量鉄骨造のプレハブ工法で建てられるため、RC造や防音材などを使用する他の業者と比べて、その構造上、遮音性能に不足を感じる方も多いのかもしれません。ほかの悪い口コミと比べて客観的な根拠があるため、設計には注意しておいたほうがいいでしょう。

その他の口コミ

不動産業界で営業マンとして働いている方の間では、「残業代がちゃんと出る」、「休日出勤はあまりない」といったポジティブな口コミが見つかりました。

不動産オーナーには直接関係のない情報ですが、社員の労働環境に配慮しているのはブランドイメージにとってプラスだといえるでしょう。

セレコーポレーションの土地活用を利用する際の注意点

ここまでの情報から、セレコーポレーションの土地活用を利用する際の注意点をまとめました。

「首都圏で若者向け賃貸住宅を経営したい方」に向いている

セレコーポレーションは、土地活用の方法から対応エリアまで、かなりターゲットを絞ったビジネス展開を行っています。

従って、「首都圏に土地を持っている」など、その強みが活かせる立地条件が整っている方は利用を検討してみてください。

他の業者と比較してコスト面のメリットを確認する

「悪い口コミ」の中に、「後からさまざまな追加料金を請求される」というものがありました。

この追加料金が適切なものか判断するためにも、他の業者と料金を比較することをおすすめします。他の見積りと比べることによって、本当に安いのかどうか判断する手がかりが得られるでしょう。

「遮音性」を気にする方はあらかじめ対策を

住宅の遮音性を気にする方は、壁や床に防音材を使用するなどの対策が取れないか担当者に相談しておくと後々の不安を解消できます。

まとめ

セレコーポレーションは、首都圏で「若者・単身者」をターゲットとした軽量鉄骨造アパート投資に特化した土地活用業者です。狭小地において収益性の高い住宅を建てられるのが魅力です。

一方で、対応エリアや工法、土地活用の方法が限定されてしまうため、条件に合致しない人は利用することができません。

利用する際は、自身が条件を満たしていることを確認した上でメリットとデメリットを理解した上で契約するようにしましょう。