何が起こるかわからない今の世の中、万が一の自体に備えてしっかりと貯金をしておきたいものです。万が一の際に家族を頼れない一人暮らしの場合はなおさらです。
しかし、一人暮らしは急な出費が多く、なかなか思ったようにお金が溜まっていかないのも事実です。そこで今回は、一人暮らしの人向けの無理なく実行できる節約術&貯金法を紹介していきたいと思います。
目次
1. 貯金にも目標が必要
人間というのは、具体的な目標がないとなかなか頑張ることができません。そこでまず、いつまでにどれくらい貯金をするのか、貯金ができたら何をしたいのかという最終目標を最初に決めてしまいましょう。
最初に最終目標と、目標を達成した時の報酬を決めることにより、何をどれくらい頑張れば良いのかが見えてくるようになります。
目標自体はあまりにも壮大で実現不可能なものにしてしまうとこれまたやる気が削がれてしまうので、現実的な範囲に留めることが重要です。例えば「1年間で50万溜めて、目標が達成できたらその内10万円を使って海外旅行にいく」と言った感じです。
最終目標から毎月の目標を逆算する
最終目標を立てたら、それを細かく分解していきましょう。例えば、1年間に50万円貯めることを最終目標にした場合、だいたい毎月4万円強貯めていけば目標が達成できることになります。
仮に夏冬のボーナスを10万円ずつそれぞれ貯金に回す場合は、残りの30万円を12ヶ月で、つまり1ヶ月に尽き2.5万円を貯めていけばいいことになります。
50万円を貯めると聞くとなかなか大変なように思えますが、毎月2.5万円ならば無理なく達成できそうな気がします。このように目標を細分化することによって、無理なく目標を達成することができます。
決して無理はせず、楽して達成できる目標を立てる
人間、苦しいこと、嫌なことと言うのは長続きしません。無理して生活を切り詰めてもすぐに破綻してしまいます。日々の節約の反動で無駄遣いをしてしまっては何の意味もありません。
節約生活で大切なのは、無理をせずに楽して支出を減らすことです。苦しいことはなるべくすべきではありません。
2. 生活費は固定費から削る
生活費は毎月の支出がほぼ決まっている費用(家賃や保険料など)と、毎月の支出が一定でない費用(遊興費や交際費、引越し代など)があります。前者を固定費、後者を変動費と呼びます。節約のポイントは、固定費から削っていくことです。
固定費は一度削ってしまえば、その後再び削る必要が無いので、意識することなく自然に支出を減らすことができます。一方、変動費を削るのは継続的な努力が必要になるので大変です。生活費は必ず固定費から削っていきましょう。
3. 家賃は最も削れる余地が大きい
毎月の支出の中で最も額が大きく、それゆえに削る余地が大きいのは家賃です。家賃を減らすことができれば、節約生活は半分成功したようなものと言ってもいいほどです。
まずは現在の家賃を手取り給料の額と比べてみましょう。かつては家賃は給料の3分の1以内に抑えるべきという言説が一般的でしたが、最近は4分の1以内に抑えるべきという言説が主流になってきています。
一人暮らしのうちは家族もおらず、一日の大半を勤務先で過ごすうえ、夜中は遊びまわることも多いので、家にお金をかけてもあまり意味がありません。
住むところにこだわりがないという場合は、5分の1以下に抑えてしまっても問題無いでしょう。もちろんあまりにケチりすぎて狭くて汚い家に住むのはおすすめしません。あくまでも不快を感じない程度に節約することが大切です。
しかし、家賃を節約するというのは簡単なようで実は意外と難しい話です。特に東京都心の物件などは狭くて日当たりも悪いくせにやたらと家賃が高かったりするので軽々には選べません。
家賃を節約したいと思っている場合は、少し立地が悪くなることは覚悟した方がいいでしょう。もちろん、生活に困るほど立地が悪い場所は選んではいけません。あくまでも無理なく暮らせる範囲で悪い立地を選ぶことが大切です。
各駅停車しか止まらない駅の近くは安い
おすすめは各駅停車しか止まらない駅の近くです。各駅停車しか止まらない駅の近くは、快速や急行が停まる駅の近くと比べて目に見えて家賃が安くなります。
確かに快速や急行が止まらなくなるのは少し不便ですが、生活ができなくなるほど困ることはめったにありません。各駅停車しか止まらない駅は利用者も少なく、それゆえにゆったりとした気分で出勤することもできます。
どうしても快速や急行が停まる駅の近くが良いという場合は、駅から20分程度の物件を探すのもいいでしょう。家賃は基本的に駅から距離が遠いほど安くなる傾向にありますが、特に15分を超えるとガクッと安くなります。
駅から徒歩20分といってもバスを使えばせいぜい5分から10分程度です。バスの定期代を払うのは会社なので、家計に響くこともありません。
ただし、あまりにも駅から遠い場所を選んでしまうと、繁華街まで出向くのに多くのお金が必要になってしまい、却って損をすることもあるので注意が必要です。繰り返しになりますが、節約は無理のない範囲ですることが大切です。
経年とともに家賃が下落するペースは一定ではない
賃貸マンションやアパートは古ければ古いほど基本的に家賃が安い、というのは皆さんご存知かと思います。経年劣化が賃料に与える影響は、年率平均で約1%と言われています。
しかし、家賃が1年経過するごとに1%ずつ家賃が下がっていくのかというと、必ずしもそうとは限りません。
家賃が一番高いのは築0年の時だと考えていらっしゃる方も多いかと思いますが、実はこれは間違いです。家賃が最も高くなるのは築1年~築2年の頃なのです。
仮に築0年の家賃を100とした場合、築1年~2年の物件の家賃は105ぐらいまで上がるのです(あくまでも平均の話であり、そうはならない物件もあります)。
しかし、こうした築1年~2年程度の築浅物件はまもなく新築物件との競合にさらされることになります。
多くの人は同じ条件ならば築浅よりも新築を選ぶため、築浅物件の家賃は急激に下がります。築10年を迎えた頃には、家賃は89まで下落します。築浅物件は家賃が下がりやすいのです。築2年~築10年の物件の賃料下落率は年率2.0%程度です。
10年を過ぎると新築物件と比較されることはほぼ無くなるため、家賃下落は鈍くなってきます。築20年目の家賃は82です。築11年~築20年の物件の賃料下落率は年率0.7%程度です。
その後は経年劣化による値下げはほぼ見られなくなります。つまり、築21年の物件も、築30年の物件も対して変わらないわけですね。
以上のことを踏まえると、どの築年数の物件を借りれば良いのかが見えてきます。まず、あまりにも古い物件は嫌だという場合は、家賃の急激な減少が止まる築10年目あたりが狙い目です。
かなり古くても構わないという場合は、家賃の下落がほぼストップする築20年目あたりが狙い目です。一方、築21年目でも築30年でも築40年でもそれほど家賃は変わらないため、あまりにも古い物件を選ぶのはやめておくべきです。
なお、1981年に建築基準法が改正されており、これ以前に建てられた建物には耐震上の問題があるので、選んではいけません。
買い手市場を利用しよう
賃貸物件にも買い手市場と売り手市場があります。狙うべきは当然買い手市場です。毎年、部屋探しが最も加熱する、つまり売り手にとって有利になるのは3月です。お多くの人は新生活を4月から始めることになるので、当然といえば当然ですね。
しかし、この傾向は4月になると180度変わります。大家さんも4月半ばになると「このまま誰も借り手が来なかったらどうしよう」と焦り始めます。この時期に交渉をすれば、家賃がかなり安くなるかもしれません。
日当たりは南向きが良いとは限らない
一般的には家の向きは南向きが一番いいとされています。確かに南向き物件にはメリットも多いのですが、それ以外の物件にもそれぞれメリットは有ります。
北向き物件のメリットは日が差し込みにくいぶん、部屋の中が暖まりにくいということです。夏涼しくて冬は寒いので、暑がりな人に適しているかもしれません。
東向き物件は朝方の日当たりが強いので、朝型の生活をしている人向けです。西向き物件は逆に朝日が差し込まず、夜型の生活をしている人向けです。
南向きの物件は北向きの物件と比べて5000円、東や西と比べても3000円程度家賃が上乗せされることが多く、方角にこだわりがないのならば南向き物件はむしろ避けるべきとすらいえます。
家賃交渉のテクニック
家賃は交渉すればある程度値下げしてもらうことも可能です。しかし、ただ闇雲に値下げをして欲しいと頼んでも当然成功しません。不動産会社や大家さんの方にもいろいろと都合や思惑というものがあるからです。
そこで大事なのが、「どうすれば値下げをしたほうが得だと大家さんに信じてもらえるのか」です。値下げをしたほうが自身にとってメリットが大きいと大家さんに納得してもらうコツとしては、以下の様なことが挙げられます。
・長期間開いている物件を狙う
大家さんにとって空室の物件というのは何の利益も生まないどころか、管理費などで無駄な出費を増やすだけの金食い虫です。いつでも満室にしたい、というのが大家さんの偽らざる本音なのです。
短期の空室はそれほど心配しない大家さんも多いですが、空室器官が数ヶ月にも登ってくると話は別です。大家さんは長期間空室が続いている物件はなんとしても(多少値引きをしてでも)入居者を入れたいと考えています。
このような物件にアプローチをかけていけば、大家さんが値下げに応じてくれる可能性が高いです。
・次回更新することを前提に話をすすめる
次回も更新することを前提に話を進めれば、大家さんの方から多少賃金を下げてくれることがあります。大家さんとしても下手に高い家賃を要求して入居者に逃げられるよりは、多少家賃を妥協してでも住んでもらったほうが利益になるからです。
・1階部分を狙う
実際に物件を探したことがある方はご存知かと思いますが、賃貸物件は通常、低層階よりも高層階のほうが人気があります。高層階のほうが家賃が高いのはそのためです。
高層階のほうが人気がある理由は一概にはいえませんが、騒音が少ない、防犯上の危険性が小さい、除きや痴漢の可能性が小さいなどが理由としてあげられます。
逆に考えれば、1階部分は人気がなく、その分家賃を値下げしてもらえる可能性が高いということでもあります。1階だけ長期間にわたって空室が続いているような物件は狙い目ですので、積極的に交渉を進めていきましょう。
・入居審査が終わった後で交渉する
家賃交渉の最も適切なタイミングは、ズバリ入居審査後です。不動産屋の営業マンにはノルマというものがありますので、入居審査が終わった後のお客は逃がさないように最新の注意を払っています。この時期に家賃交渉を進めれば、値引きしてもらえる可能性が高いです。
事故物件は是か非か
世の中には事故物件というのが存在しています。自己物件とは簡単にいえば、前の人が自殺したなどの重大な事件が起きた物件のことです。このような物件を専門用語では「心理的瑕疵物件」といいます。
このような物件について、不動産業者は入居者に対して告知しなければならないという決まりがあります。事故物件は大抵の場合通常の物件よりも価格が安く魅力的に見えますが、本当に借りても大丈夫なのでしょうか。
これについてはなんともいえません。霊とかそういったたぐいのものを信じるのならば借りないほうが良いですし、そういうものを全く気にしない場合は借りてもいいということになります。自分の価値観に従って決めましょう。
4. 食費は必ずしも自炊が得なわけではない
食費は自炊したほうが削れる、と考えていらっしゃる方は少なくないかと思いますが、実はその考えは必ずしも正しくありません。
確かに自炊をした方がいい場面も多々あるのですが、最近は1食500円程度で済ませられるところも増えており、そうしたところを利用すれば却って自炊よりも安く済ませることができます。
もちろん、全てを外食にするとどうしても割高になってしまいますし、栄養バランスも偏ってしまうので、外食と自炊、どちらか一方に偏らずに両者をバランスよく利用するのが良いでしょう。
毎月食費がいくらかかっているのかよくわからないという場合は、1ヶ月間の間だけ食費専用の家計簿をつけてみると良いでしょう。食費の目安は手取り月収の8~10%程度と言われており、これを大きく超えている場合は改善が必要です。
コンビニではなくスーパーを利用する
食材を購入する際には、コンビニではなくスーパーを利用しましょう。コンビニは便利でいいものがたくさん打っているのでついつい寄ってしまいがちですが、無駄な出費を抑えたいのならば近づいてはいけません。買い物は必ずスーパーで、が鉄則です。
近所にスーパーがない場合は、宅配を利用してみると良いかもしれません。
必要以上の量は買わない
次に食材を買う量についても考えてみましょう。安い商品はついついまとめ買いしてしまいがちですが、まとめ買いをして結果腐らせてしまったのでは意味がありません。食材は無理なく使い切れる量だけ買いましょう。
長持ちするレトルト商品などは、安い時にまとめ買いしてしまっても構いませんが、保存場所には気をつけましょう。
近所のスーパーを利用する
10円、20円を節約するためにわざわざ遠くのスーパーまで出かけるのは非常に効率が悪いです。1時間掛けて100円を節約するのは、時給100円のバイトをしているのとあまり変わりありません。
それぞれの人間に与えられた時間は有限であり、この時間を価値の低い行為に費やすべきではありません。よほど値段が違わないかぎりは、近所のスーパーで全てを済ませてしまうのが良いでしょう。
食費はあまり削り過ぎない
食費は意外と削りにくい場所です。そもそも毎日高い店で外食をしているのでもなければ、もともと削る余地があまりありません。ただでさえ削りづらいものを削っていく行為は効率が悪いですし、ストレスも溜まります。
時には食べたいものを好きな様に食べて、ストレスを解消することも大切です。ただし、その場合でもしっかりと家計簿はつけるようにしましょう。
5. 水道費は実は水道管の太さによって決まる
水道料金は通常、基本料金と従量料金の2階建てになっています。基本料金は水道管の太さによって決まります。
例えば、東京23区の場合、20mmの水道管を利用して、かつ1ヶ月に24m3の水を利用した場合、(基本料金1170円+従量料金163円×22)×1.08=3468円となります。
水道料金は通常、使えば使うほど1m3の料金が上がっていきます。つまり、使用する水の量を減らすと、より効果的に水道料金が節約できるわけです。
また、水道料金は自治体によって差があります。水の調達コストが安い場所では水道料金が低く、調達コストが高い場所では水道料金が高くなります。現在最も水道料金が安いのは兵庫県赤穂市、最も高いのは青森県深浦町で、20m3利用した時の水道料金格差は実に8倍です。
もちろん、水道料金だけを理由に引っ越しをすることはまず無いかと思いますが、水道料金は実は意外と地域間格差が大きいということは覚えておいても損はないかと思います。
水の使用量を減らしながら、快適性は失わない方法
まずはどんな場所でも使える水道料金を節約するコツをお教えしましょう。その方法はとても簡単で、水の元栓を通常よりもちょっと絞っておく、というだけです。
これだけで水の出る勢いが少し弱まり、自然と水道料金を節約することができます。ちょっと絞っただけでは利用感もあまり変わらないのでおすすめです。
お風呂には節水シャワーヘッドを利用すると良いでしょう。シャワーの洗浄能力は実は水の量ではなく、水の圧力によって決まります。節水シャワーヘッドをつけると水の利用料が減り、なおかつ水圧が上がるので効果的です。
また、そもそもシャワーを使い過ぎないようにすることも大切です。頭を洗っている際中に水を止めておくだけで、十分な節水が期待できます。
要らなくなった風呂のお湯は再利用すると良いでしょう。お風呂の水には皮脂が含まれているのでトイレに使うのには向いていませんが、山水や花壇の水、あるいは工夫次第で掃除や洗濯にも利用できます。
また、洗い物の際には食器を洗う前にシンクなどに浸けておくといいでしょう。こうすることによって汚れが落ちやすくなり、より少ない水の量で洗い流すことができます。
また、蛇口はおもいっきりひねってもある程度のところで止めても汚れの落ち方には殆ど差がつかないので、あまりひねり過ぎないようにすることも大切です。
初期費用は高くなってしまいますが、食器洗い機を使うというのも一つの選択肢です。水を出しっぱなしにしなくても洗える分だけ、水を節約することができます。また、時間の節約にも繋がります。
空いた時間でできるような内職を抱えている人などは、思い切って食器洗い機を買ってみるというのも一つの手です。
洗濯の際には、洗剤を入れ過ぎないようにすることも大切です。最近の洗剤は非常に性能がいいので、ちょっと入れるだけでも十分に汚れを落とすことができます。むしろ入れすぎてしまうと余計なすすぎが必要になってしまうため、洗剤の量は少なめでも十分です。
6. 電気代は無理なく削ろう
電気代は{基本料金+(電力量料金±燃料費調整額)}×消費税率という式で求められます。
燃料費調整額とは原油や天然ガスなどの価格によって単科に修正を加えるものであって、個人がどうこうできるものではありません。また、消費税も個人がどうこうできるものではありません。従って節約にあたっては、基本料金と電力量料金だけを気にしましょう。
まず、基本料金は電気を使っても使わなくてもかかる料金です。基本料金は契約アンペアが大きいほど高くなります。例えば、東京電力の場合、10Aの場合280円、15Aの場合421円、20Aの場合561円……となっています。
契約アンペアがわからないという場合は、毎月電力会社から送られてくる検針票をチェックしてみてください。
契約アンペアが小さいほど停電のリスクは大きくなりますが、その分料金も安くなります。1人暮らしの場合は15~20Aもあれば十分です。特に電気をよく食うのはエアコンと電子レンジ、そしてドライヤーです。
これらを同時に使うのを避ければ、20Aでも問題なく生活できるでしょう。
次に電力量料金につちえです。電力量料金は簡単にいえば従量制の料金のことです。この部分は使用する電力量が増えるほど1KWhあたりの価格が高くなります。従って、電力量を効果的に減らすことによって、電気料金を効果的に節約することができます。
ナイトプランを利用してみよう
電気料金を安くしたい方にオススメなのが、ナイトプランです。ナイトプランは各電力会社が提供しているプランで、昼間の電力料金を割高に、夜間の電力料金を割安にするプランです。
たとえば、東京電力のナイト8プランの場合、昼間の電気料金は31.84円になってしまいますが、夜間の電気料金は12.25円になります。昼間仕事で外にいて自宅の電気を殆ど使わないという人は、ナイトプランに乗り換えても良いかもしれません。
待機電力を減らそう
待機電力とは、コンセントを差し込んでいるだけでも消費される電力です。待機電力は全消費電力の約1割を占めているとされています。待機電力を効果的に減らすのがタップです。
タップとはパソコンのハブのようなものであり、コンセントを自動で切り替えられる機能があります。電気屋で節電タップを探してみてください。
エアコンの適切な使いか
エアコンの設定温度は冷房時28度、暖房時20度が基本です。こうするだけで合わせて年間2000円ほどの節約になります。この温度で十分冷えないという場合は、エアコンのフィルターをチェックして下さい。フィルターを綺麗にすればエアコンがまた効率的に動くようになります。
また、エアコンはこまめにオンオフを切り替えてしまうとかえって消費電力が増えてしまいます。弱運転も無意味です。一番いいのはつけっぱなしにすることです。
省エネ家電の効果
省エネタイプの家電は値段はそれなりに張りますが、節電能力は高いです。例えば、1ヶ月で300円節約できる家電を買った場合、年間で3600円の節約になります。
仮にこの家電が10年持てば節約できる合計額は3万6000円になります。家電の金額と節約できる金額をよく比較して、買う買わないを決めましょう。
新電力ってどうなの?
新電力とは、既存の大手電力会社である一般電気事業者(東京電力、関西電力など)とは異なる電気事業者のことです。かつでは一般電気事業者が地域独占供給と垂直一環体制のもとで電力供給を行っていました。
つまり、電力を買う側、我々一般市民は一般電気事業者からしか電力を買うことはできなかったのですが、2016年4月1日からはそれ以外の電力会社=新電力からも電力が買えるようになりました。
新電力と契約するためには、まずはどの新電力会社と契約をするか決めなければなりません。新電力の電力供給地域は電力会社によってまちまちでなので、事前に資源エネルギー庁のホームページで確認しましょう。
さて、新電力会社を利用するメリットとデメリットについても説明しましょう。新電力会社は日本に数多く存在しており、熾烈な価格競争が行われています。
そのため、従来の大手電力会社と契約するよりも、電気代は安くなることが多いです。いくら安くなるかはなんともいえませんが、概ね5%程度安くなるようです。
また、電力会社にかかわらず利用する送電網は同じなので、どの会社を選んでも、安定供給は変わりません。周りの家が停電しなければあなたの家も停電しませんし、あなたの家が停電すれば周りの家も停電します。
万が一新電力の発電所でトラブルがあった場合は、大手電力会社から電力の供給が受けられる契約になっています。万が一新電力が倒産しても、やはり大手電力会社から電力の供給が受けられます。
一方、デメリットとしては電気料金が割高になる可能性があることです。特に一人暮らし仮定のような消費電力が少ない家庭は、却って電気代が上がることもあるので注意が必要です。また、オール電化の家庭は料金プランが割高になります。
また、新電力によっては解約時に違約金が発生することもあります。違約金の仕組みはスマホと似たような感じになっており、特定の解約月以外に解約すると違約金が発生する、というケースが多いです。一方で、東京ガスのように解約金がない新電力もあります。
一人暮らしの場合は新電力にするメリットも薄いので、まだ様子見でいいでしょう。
7. ガス代は都市ガスのほうがプロパンガスよりも安い
ガスには都市ガスとプロパンガスがあります。使用感はどちらも大して変わりありませんが、同じように使った場合はプロパンガスのほうが3倍~5倍ほど料金が高くなります。
現在プロパンガスの物件に済んでいる場合は仕方ありませんが、これから引っ越しを検討している場合は都市ガスの物件を探したほうが良いでしょう。
お風呂は短めに、シャワーも活用しよう
ガス使用料の80%は給湯器によるものとされています。ここをどう節約するかが腕の見せ所です。ガス代を安くする一番のポイントは、いかにお湯を出している時間を短くするかです。
頭や顔を洗うときはついつい水を出しっぱなしにしてしましがちですが、それは水道代節約の観点から見ても、またガス代節約の観点から見ても好ましいことではありません。洗っている最中は必ず水を止めるようにしましょう。
また、お湯は溜めすぎないようにしましょう。だいたい湯船の6割ぐらいまでお湯を入れれば、自分の体の体積でお湯が満たされるはずです。溜めたお湯をそのままにしておくとどんどん温度が下がってもったいないので、蓋をして熱が逃げないようにすることも大切です。
また、あまり汗をかいていない場合はシャワーだけで済ませてしまうのもガス代と水道代、それと時間の節約になります。もちろん、毎日シャワーで済ませるのは衛生的な観点から見てあまりいいことではありませんので、ほどほどにしましょう。
ガスコンロの日は効果的に使おう
ガスコンロの火を強火にしてしまうと、火が鍋底からはみ出してロスが出てしまいます。家庭での調理で強火が必要な場面はめったにないので、基本的には中火を保ったほうが良いでしょう。また、鍋で何かを煮る場合は、蓋をしたほうがあたたまるのが早く効率的です。
ガスを止めても暫くの間は余熱があるので、8割程度火が通ったところでガスを止めてしまうのもいいでしょう。ただし、タイミングを間違えると中が生のまま、ということにもなりかねませんので、料理初心者の方にはあまりオススメできません。
8. 医療費を節約する一番のコツは健康を保つこと
医療費は普段はあまり気にならないものですが、一度病気になってしまうとかなりの費用がかかります。
医療費を節約する一番のコツは、無理し過ぎないことです。節約で無理しすぎて、体を壊してしまっては本末転倒です。体に障るような節約はせず、無理のない範囲で行うのが一番のポイントと言えるでしょう。
また、体調不良になりかけたら、その時点で病院で診察をうけるのが最も良いでしょう。市販薬でごまかそうとすると、却って完治まで長引いて余計なお金と時間を浪費することになります。無理をせずに休む時は休みましょう。
ジェネリック医薬品を使ってみよう
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が満了後、厚生労働省の承認を得て製造・販売される薬の総称です。新薬と比べて開発費がかかっていないため、新薬と同じ有効成分を持ちながら薬価が非常に低いというのがポイントです。
効き目や安全性は新薬と変わりないので問題ありません。ただし、同じ主成分が入っていたとしても、形状などが異なることがあり、そうなれば効き方に差がでることもあります。
統計学的には効果の出方は±15%の範囲に収まるとされていますが、新薬と全く同じというわけではないことは理解しておきましょう。
とりあえずジェネリック医薬品を利用して、それでダメだったら新薬に変える、という方法でも悪く無いでしょう。
お薬手帳を持とう
お薬手帳とは、薬の処方履歴が書いてある手帳のことです。薬局で無料配布されており、万が一の服用ミスを防いだり、重複投与による無駄な出費を抑えることができます。
おくすり手帳を持参すると(医療費負担が3割の場合)、大体1回の処方で30円~40円程度安くなります。節約額としては大きくありませんが、お薬手帳は震災の際などにも役立つので一冊作っておくことをおすすめします。
自治体の健康診断を受けよう
会社員や公務員の場合は職場で健康診断が受けられますが、フリーターなどの場合は健康診断が受けられないこともあるかと思います。そこでオススメなのが、自治体の助成している健康診断です。
多くの自治体では、健康診断に対して助成を行っていますので、お住まいの自治体のウェブサイトを確認してみてください。
自立支援医療制度を利用しよう
自立支援医療制度とは、何らかの精神疾患で病院に通っている人向けの助成制度です。一般的に精神疾患はゆっくりと改善していくものなので、治療は長期間に渡ります。
長期通院が必要となる精神疾患患者の経済的な負担を軽くするために作られたのが、この自立支援医療制度です。自立支援医療制度を利用すると、通常3割の窓口負担が1割になります。
精神疾患ならば必ずしも自立支援医療制度の適用が受けられるわけではありませんので、事前にかかりつけ医に相談してみると良いでしょう。
かかりつけ医が自立支援医療制度の対象であると判断した場合は、診断書をもらってそれを市役所に提出します。自立支援医療制度の対象となる医療機関は1つ、薬局は2つまでしか選べませんので注意しましょう。
提出から1ヶ月ぐらい経つと、市役所から自立支援医療受給者証という書面が送られてくるので、それを病院や薬局の受付で提示すれば、医療費が1割負担になります。
なお、前述のとおり、その受給者証が使えるのは1つの医療機関だけです。いつものクリニックが休みだから別のクリニックで、といった場合には受給者証は使えず、医療費は3割負担になってしまうので注意が必要です。
医療費控除を利用しよう
医療費控除とは、年間で使った医療費などの実質負担額が10万円(所得が200万円以下の人は所得全体の5%)を超えた時に、そのオーバーした分を所得から差し引くことができる制度です。
所得が少なく計算されるので、その分所得税と住民税が安くなります。ただし、医療費が保険金で賄われた場合は、医療費控除の対象とならないので注意が必要です。
医療費とは診察代、診断書代、入院時の食事代、松葉杖や義足などの購入費用などです。美容整形や予防注射の費用などは医療費には含まれません。どこまで医療費に含まれるのかの判断が難しい場合は、医師と相談して下さい。
医療費控除を受けるためには、確定申告が必要になります。会社員の方は普段確定申告をすることがないかと思いますが、医療費控除を受けたい場合は必ず自身で確定申告を行いましょう。また、医療費の明細書も必要になります。
医療費が発生した場合は領収書を保存しておき、医療費の明細書に記入しておきましょう。医療費明細書が完成したら、それにもとづいて確定申告書を作成します。確定申告は郵送・持ち込みのほか、e-Tax(インターネット)でも行えます。
9. ちょっとした工夫で交通費を節約しよう
自動車を持っている場合はあまり気にならないかもしれませんが、メインの移動手段が公共交通機関だと、毎月の交通費も馬鹿になりません。
交通費は鉄道会社やバス会社が決めるものなので一見節約は難しいように思えますが、そんなことはありません。工夫次第で節約は可能です。
通勤定期は休日に利用しても原則OK
定期券の支給方法は現物支給だったり、通勤手当だったりと様々ですが、基本的には社員が勤務外の目的に通勤定期を利用しても、違法にはなりません。社員が休日に通勤定期を使っても特に会社側にデメリットはないからです。
また、JRをはじめとする鉄道会社の方でも、通勤定期を通勤以外の目的に使用することを禁じていません。そもそも通学定期以外の定期券は全て通勤定期とみなされるため、通勤定期を通勤以外の目的に使っても全く問題はない、というわけです。
休日に公共交通機関を利用する場合は、通勤定期を最大限利用するようにしましょう。
金券ショップを利用してみよう
大黒屋をはじめとする金券ショップでは、切符が通常よりも割安で売られています。旅行の場合はレジャー施設や宿泊施設などのチケットも合わせて売っていることが多いので、少しでも節約したいという方は利用してみてください。
鉄道会社のお得な切符を利用してみよう
各鉄道会社は、普通に切符を買うよりもお得に電車に乗れる「お得な切符」を取り扱っていることが多いです。例えば、東急電鉄は東急全線が1日乗り放題になる「東急ワンデーオープンチケット」を大人660円、子供330円で販売しています。
1日で何度も乗り降りする場合は、こうしたお得な切符を利用した方がいいでしょう。
往復割引を利用してみよう
往復乗車券を利用する場合、片道の営業キロ数が600kmを上回っていれば、行きと帰りの運賃がそれぞれ1割引になります。例えば東京を始発点とした場合、姫路以西は営業距離数が600km以上となります。このような場合は、往復割引を利用した方がいいでしょう。
10. 若いうちは最低限以外の保険に入る必要はない
そもそもなぜ保険に入るのかというと、万が一怪我や病気で入院した時の医療費を保険料で賄うためです。若いうちは怪我や病気になるリスクは低いですが、それでも0とはいえません。
万が一の際に医療費が用意できずに適切な医療が受けられくなったら困るので、医療保険に加入するのです。
しかし、一方で保険に入り過ぎるのも問題があります。保険というのは前述のとおり万が一の際に供えるものなので、万が一のための貯蓄が十分にある場合はあえて保険に入る必要はありません。
ただ、現実問題万が一の際のお金をすべて貯蓄で用意するというのは効率的でないので、多くの人が保険に入るのです。
一人暮らしのうちに加入しておくべきなのは、医療保険です。医療保険は怪我や病気で入院・通院することになった際に保険金が受け取れる保険です。
医療保険は既往歴があると入れなかったり、あるいは割高な引受緩和型しか入れなかったりするので、今現在健康な人も病気になる前に入っておきましょう。
医療保険の中でも最も重視すべきは入院時の補償です。入院時に支給される日額は5000円のものと1万円のものがほとんどですが、5000円だと心もとないことが多いのでなるべく1万円のものに入っておきましょう。
医療保険には定期と終身があります。定期は一定の期間(通常は5年~10年)ごとに更新していくタイプの保険です。更新のたびに保険料が変わります(通常は更新のたびに保険料が高くなります)。
一方、終身は一生涯保険料が変わらないタイプの保険で、若いうちに加入するほど保険料が安くなります。こうしてみると一見終身タイプのほうがお得に見えますが、一方で終身保険は若い時の保険料が割高になるというデメリットも有ります。
将来的に乗り換えを考えている場合は定期が、乗り換えるつもりがない場合は終身のほうがおすすめです。
医療保険はなるべく先進医療特約が付いているものを選びましょう。先進医療特約とは先進医療(安全性と治療効果は確認されているが、保険診療の対象となっていない医療)を受けた際に、その費用を受け取れる特約です。
先進医療は多額の費用がかかりますが、先進医療特約に加入しておけば医療費を保険金で賄うことができます。先進医療特約は通常の医療保険にセットでついてくることが多く、月額も100円程度とリーズナブルなので、なるべく加入しておきましょう。
もちろん、生涯にわたって先進医療を受けることになる確率は非常に低く、掛金は結果として払い損になってしまうことが多いのですが、それでも問題ありません。先進医療特約は万が一の際の大損を防ぐものだからです。
なお、死亡保障はあまり大きな額のものは不要です。残された家族にお葬式代ぐらい残したいという場合は死亡保障をつけてもいいですが、金額は300万円もあれば十分です。
若いうちから何千万もの死亡保障を受けるのは無駄以外の何以外でもありません。そういうのは結婚してからでも十分です。
保険の見直しサービスを受けてみよう
保険を見なおしてみたいけれど、自分では今の保険が適当なものなのかわからないという場合は、保険の見直しサービスを受けてみるといいかもしれません。
保険の見直しサービスは保険見直し損保やほけんの窓口などが提供しているサービスで、無料で保険の見直しサービスを受けることができます。相談に行っても(新し保険に加入しないかぎりは)1円も支払う必要がありません。
場合によっては相談に行くことで商品券などがもらえることすらあるようです。相談所は保険会社から紹介手数料をもらっているので、相談者からお金を取らなくてもサービスが成り立つわけです。しつこい保険勧誘などはまずありませんので、気軽に相談してみてください。
11. 節約したお金を上手に貯金する方法
いくら節約して支出を減らしても、それらをまとまったお金として貯めることができなければ意味がありません。手許にお金があるとつい使ってしまうという人ほど、貯金に力を入れるべきです。
使う予定のないお金は定期預金として預けよう
定期預金は、預け入れてから一定の期間は引き出しができない預金です。
厳密に言えば引き出すことはできるのですが、引き出してしまうと当初予定していたよりも金利が大幅に低くなってしまうので、定期預金として一度預け入れる以上は満期まで引き出さない心持ちでいたほうが良いでしょう。
逆に言えば、すぐに引き出せなくても困らないお金だけを定期預金に回すべきともいえます。
定期預金は引き出せないということを除けば普通預金とそれほど変わりありませんが、金利は高めに設定されています。預入期間は1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、10年などがあり、預け入れの際に自分で指定することができます。
一般的に、預入期間が長いほうが金利は高くなります。3年未満の場合は元本にのみ金利がつく単利型、3年以上の場合は元本と利息に利息がつく複利型となっています。
定期預金の金利は銀行によって違います。一般的には都市銀行や地方銀行よりもネット銀行のほうが金利は高い傾向にあります。2016年8月現在、1年定期預金の金利が最も高いのはあおぞら銀行インターネット支店で、金利は0.200%です。
仮に100万円預けた場合、1年後には100万2000円になって返ってきます。一方、金利が0.010%の普通預金に預け続けた場合は、100万100円にしかなりません。その差は1900円です。
この差を大きいと見るか小さいと見るかは人それぞれですが、使わないことがはっきりしているお金を少しでも増やしたいという場合は、定期預金が有力な選択肢になることは間違いありません。
日本国債を買ってみよう
国債は国が発行している債券です。債券とは国や自治体、企業などが資金を調達するために発行する借用証書です。債券には金利や満期日が指定されており、債券を持っていると定期的に金利を受け取ることができます。また、満期になると元本が返ってきます。
満期までにその国や自治体、企業などが破綻してないかぎり、元本は補償されます。
債券を発行する組織の中でも最も信頼度が高いのが国です。国の発行する国債は理論上は元本保証ではありませんが、実質的には極めて元本保証に近い性質を持っています。無論、国が今後破綻する可能性は0とはいえませんが。
国債は日本以外にも様々な国が発行していますが、外国の国債を買うと為替リスクを負うことになります。為替リスクとは為替レートが変動することによって損失が出るかもしれない可能性のことです。
元本保証に極めて近い商品を望む場合は、日本国債を買ったほうが良いでしょう。
日本国債は都市銀行、地方銀行、証券会社などで買うことができます。利回りは定期預金より高く、社債や株などと比べると低いです。そこそこの利回りがほしいけれど、でもあまりリスクも負いたくない、という人にはぴったりです。
なお、国債は満期を待たずに、途中で手放すこともできます。ただし、途中で手放す場合は売却損が発生してしまう可能性があります。もちろん、逆に売却益が発生する可能性もあります。
また、国が破綻すれば国債は当然何の意味もなくなってしまいますが、国が破綻すれば円の価値もほとんどなくなっているはずなので、議論としてはあまり意味がありません。
積立投資をしてみよう
積立投資とは、毎月決まった額を支出して、そのお金で投資信託を行うことです。
投資信託とは複数の投資家から集めたお金を、ファンドマネージャーと呼ばれる投資の専門家が株式や債券、不動産、定期預金などにバランスよく投資し、その利益の一部を投資家に還元する仕組みです。
まとまった額を一度に運用するので、個人ではなかなか買えない不動産などにも投資することができます。
積立投資のメリットは、長期間実施することによって利益が出やすくなることです。
積立投資中は毎月決まった額を支出します。株式や債券が安くなると、それをたくさん買うことができます。一方、株式や債券が高くなった時には、少ししか買えません。
安い時にたくさん買い、高い時にはちょっとしか買わないということを自然にできるのが積立投資の最大のメリットであり、この仕組のおかげで利益が出しやすくなっているのです。
一方、積立投資のデメリットは、元本保証ではないことです。定期預金が元本保証で、国債も元本保証に極めて近い性質を持っていたのに対して、こちらは全く保証はありません。
運とタイミング次第では損失が出ることもあるのです。従って、積立投資は必ず余裕資金で行わなければなりません。余裕資金がない場合は、まずはそれを作る頃からはじめましょう。
最後に
人間、生まれながらにして裕福な人というのはほとんどいません。大抵の人は生まれた後の努力でお金を掴んでいくのです。あなたも今日から努力を初めて、お金に振り回されない人生を目指して下さい。