カードローン借り換えをするメリットは?返済額が少なくなるって本当?

カードローンでお金を借りたことがある人ならば、一度は「カードローン借り換え」という言葉を聞いたことがあると思います。

ただこの言葉、意味はなんとなくイメージできるけれども、具体的にどういうことなのか知らないのではないでしょうか?

カードローン借り換えをざっくり説明すると、新たに別の会社のカードローンでお金を借りて、そのお金で現在のカードローンを返済することです

これにより、借金の額自体は変わりませんが、借金先が変わりますよね。ですから、カードローン借り換えと呼ばれているのです。

どうしてわざわざそんな面倒なことをするのか、と思うかもしれませんが、借り換えには大きなメリットがあるからです。金利が低いところに乗り換えることで、返済総額を大きく減らせる可能性があるんですよ。

他にも、カードローン借り換えにはいくつかのメリット、そしてデメリットがあります。それらについて見ていきましょう。

カードローン借り換えのメリットとは?

別の業者から新しくお金を借りようとすると、当然手続きが必要になり、面倒な手間も一時的に増えます。

しかし、それを考慮しても、借り換えを行うメリットのほうが大きいことが多いのです。もちろん、どれだけメリットがあるかは各々の借入状況にもよりますが。

カードローン借り換えにはどんなメリットがあるのか、具体的に解説していきますね。

金利が下がる

アコムやプロミスといった消費者金融で借金をすると、金利がおおよそ18%前後になっていることが多いでしょう。これは「賃金業法」と呼ばれる法律で定められている金利上限ギリギリの数字であり、金融機関の中でも非常に高い部類に入ります。

金利が高ければ当然利息も多く発生しますから、最終的な返済額も大きくなります。たとえば、50万円借りると、毎月1万5000円近く返済しても、元本は7,000円程度しか減りません。なんだかやるせないですよね。

しかし、金利が小さいところに借り換えをすれば、利息が小さくなり、同じ1万5000円の返済でも元本が8,000円以上減る可能性もあるんです。また、それによって借金の返済期間も短くなれば、さらに返済額は少なくなります。

じゃあ、金利が小さいカードローンはどこで利用できるのか?というと、それは銀行です。銀行のカードローンは消費者金融のそれよりも金利が低いことが多く、13、14%前後で借りられます。

数字としては4%の違いですが、実際の金額に直してみるとその差は大きいですよ。たとえば、50万円借りたとすれば、利息は年間で2万円変わってきます。月々の返済額にすると、およそ2,000円ですね。

これはあまりに単純計算なので、実際の利息額は多少上限しますが、シンプルに考えるにはわかりやすい例だと思います。

さらに、利息が減れば返済期間が短くなるので、利息額の差はこの例よりもさらに大きくなります。借り換えの最大のメリットは、このように返済額が減ることだと言えるでしょう。

返済日をまとめられる

これは、現在2社以上から借金をしていて、それを1つの会社にまとめた場合にあてはまります。「おまとめローン」と呼ばれたりもしますね。

借金先がたくさんあり、返済日がそれぞれ異なっていると、毎月何回もお金が出ていくことになり、管理が大変です。借金先を一つにまとめてしまえば、返済日も毎月のどこか1日だけにできるので、お金のやり繰りが容易になります。

銀行のカードローン審査は厳しい?

カードローン借り換えを行う場合、借り換え先はほとんどの場合銀行になるでしょう。先述した通り、消費者金融よりも金利が低い場合が多く、返済額を減らせる可能性が高いからです。

また、銀行カードローンは「総量規制」の対象外であることも重要なポイントです。総量規制とは、個人が金融機関から借金できる総額を制限する規則で、これにより年収の3分の1を超える借金はできないとされています。

つまり、年収300万円の人が現在70万円の借金をしていて、借り換えのために新しく70万円借りようとしても、限度額オーバーより申し込みが却下されてしまうのです。

ただ、銀行からの借金に関しては総量規制の対象外となっており、年収の3分の1を超える借入も可能になっています

最近は、銀行に対しても総量規制を適用するべきだという風潮が強くなっており、もしかしたら近年のうちに総量規制の対象範囲になってしまうかもしれませんが、少なくとも現在は問題ありません。

さらに一部の銀行には、借り換え専用ローンと呼ばれるローンも設定されており、これに関しては総量規制は全く関与しません。借り換え目的の借入には本来、総量規制は適用されないのですね。

さて、問題は銀行カードローンの審査を通過できるかどうかですね。一般的に、銀行カードローンの審査は消費者金融のカードローンよりもはるかに厳しいとされています。

そのため、消費者金融の審査は通ったけれども、銀行のほうは審査落ちしてしまったというケースも少なくありません。

しかし、借り換えに関してはこの問題はほとんど気にする必要はありません。というのも、借り換え目的の借入の場合、銀行の審査は緩めに設定されていることが多いためです。

銀行にとって、借り換えを希望する人は優良な顧客です。借り換えをする、ということは返済の意思があることを意味しますし、借り換えは非常に一般的になってきており、利用者の数がどんどん増えているからです。

もちろん、無条件で通過できるわけではありませんが、一定の収入があり、借入先が5件、6件もある多重債務者ではなく、金融事故を起こした過去がなければ高確率で審査をクリアできるでしょう。

消費者金融の利息の高さに不満があるなら、ぜひ借り換えを検討してみてはいかがでしょうか?

カードローン借り換えのデメリット

金利が安くなるというとても大きなメリットがある借り換えですが、その一方でデメリットも存在します。

ただ、絶対に避けられないわけではなく、上手く借り換えを行えばこのデメリットは回避できるはずです。どんなデメリットなのか、見ていきましょう。

返済金額が大きくなってしまう!?

金利が減るのに、返済金額は大きくなる?どういうこと?と思うかもしれませんが、これにはあるカラクリが関係しています。

利息は返済期間が長くなるほど大きな金額になっていきます。そのため、借り換えを行った際に、毎月の返済額を以前よりも少なく設定してしまうと、完済までの期間が長引き、その分余計な利息が発生してしまうのです

とくに、複数社から借入を行っていて、それを一つにまとめた場合に起こりやすい現象です。

これを回避するには、借り換えを行っても月々の返済額は減らさないようにしましょう。これなら返済期間は確実に短くなるので、借り換えのメリットを最大限に受けられます。

もし返済額を減らす場合は、元本が減るペースが借り換え前よりも遅くならないように調整すべきです。毎月の返済額のうち、いくらが利息分でどれだけ元本が減っているのか、綿密に計算してから、返済額を調整しましょうね。

多重債務者は借り換えできないことも

とても便利なカードローン借り換えですが、誰でも無条件でできるわけではありません。審査があると上述しましたが、複数の金融業者から借り入れを行っている、いわゆる多重債務者はその審査を通過できない可能性が高いです

なぜ審査をクリアできないか、その理由は多重債務者が自己破産や任意整理といった、債務整理を行うケースが非常に多いためです。

債務者(お金を貸している相手)に自己破産をされてしまうと、債権(借金)の回収が不可能になってしまいます。銀行側から見ると、借金を踏み倒されているのとなんら変わらないのですね。

こういったリスクを回避するために、最初からお金を貸さないようにしているのです。おまとめローンという多重債務者向けの借り換えローンもありますが、単純な借り換えよりも不利な条件が多く、さらに超多重債務者はその審査でも落とされてしまう可能性があります。

そもそも、借り換えを行ったからといって借金が消えるわけではありません。確かに金利が低くなれば返済に多少の余裕が生まれますが、もはやそれが関係ないレベルで返済に困っている人もいるでしょう。

そういった人は、素直に弁護士に借金について相談することをおすすめします。

弁護士に相談すれば、返済計画についての的確なアドバイスをもらえる

弁護士は借金についてのプロです。どうすれば具体的に返済できるのか、借り換えを行うことであなたにはどんなメリットがあるのか、そして債務整理を行うべきなのかどうか、弁護士に相談すれば、これらについて的確なアドバイスをもらえるでしょう。

最近は借金に関する相談無料の弁護士事務所も多くなってきていますから、借金で苦しんでいるなら一度相談してみることをおすすめします。

借金が増えれば増えるほど、そして返済が遅くなればなるほど、利息はどんどん大きくなり、自力での完済は難しくなります。

どうしようもなくなる前に、早めに行動することをおすすめしますよ。

まとめ

カードローン借り換えは上手く利用することで、金利を低くすることができ、それにより返済額を大きく減らせる、とても便利な仕組みです。

現在、消費者金融で借金をしているなら、ぜひ利用を検討してみましょう。その際は、返済額が現在より少なくならないように調整して、返済期間を無駄に伸ばしてしまわないように注意してくださいね。

また、5件以上の多重債務で苦しんでいるなら、一度弁護士へ相談することをおすすめします。相談したからといって、即、債務整理ということではないので安心してください。

具体的で無理のない返済スケジュールを設計してくれ、借金に関する悩みを解決してもらえますよ。

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