カードローンの返済方法とそれぞれのメリット・デメリットまとめ

カードローンの返済方法は全て同じというわけではなく、返済方式によって返済期間が伸びたり縮んだり、毎月の支払額が増えたり減ったり、総支払額が増えたり減ったりすることがあります。自分の余裕資金や毎月の収入に応じて、最もメリットが大きくデメリットが小さい返済方法を選ぶようにしましょう。

カードローンは基本的に毎月決められた日に払う

カレンダー

カードローンは基本的に、毎月決まった日に返済していきます。決まった日を「約定日」、約定日に返済する方式を「約定返済」と言います。約定日の決まり方にはいくつかのパターンがあります。

  1. 金融機関が指定する
  2. 金融機関がいくつか日にちを提示し、契約者がその中から選ぶ
  3. 契約者が好きな日にちから選ぶ
  4. 利用者の給料日の数日後以内の範囲で、契約者が選ぶ
  5. 35日毎など、一定の間隔で決める

例えば、楽天銀行カードローンの場合は2で、「1日、12日、20日、27日」の中から一つを選ぶことができます。みずほ銀行カードローンの場合は1で、毎月10日固定です。

金融機関によって返済約定日は様々ですが、基本的に約定日は給料日の直後に設定することをおすすめします。そういった意味では、3か4を設定している金融機関のカードローンが最もおすすめです。

約定返済とは別に随時返済(繰上返済)すると返済総額が少なくなる

資金に余裕がある場合は、毎月の約定返済とは別に好きなタイミングで追加の返済を行うことができます。これを随時返済と言います。繰上返済、追加返済と呼ばれることもありますが、意味は同じです。

随時返済のいいところは、返済に当てた金額が全額元金に充当されるところです。毎月の約定返済に当てた金額は一部が利息に回されるため、元金がそこまで多く減りませんが、随時返済ならば効果的に元金を減らせます。

元金が大きく減るとそれにともなって毎月の支払額も減るため、最終的な総支払額を少なくすることができます。

ただし、随時返済をしてもその月の約定返済がなくなるわけではありません。随時返済をしてしまったばっかりに約定返済に回すお金がなくなってしまい、遅延損害金を払う羽目になってしまったというのでは本末転倒です。

随時返済は余裕がある時に、今手元から消えてしまっても構わない資金で行うようにしましょう。

通常のカードローンはリボルビング方式

クレジットカード

通常、銀行や消費者金融のカードローンは、リボルビング方式で返済していくことになります。リボルビング方式とは、その時点での債務の額に応じ、毎月の支払額が決まる返済方法です。

リボルビング方式の一番のメリットは、月々の支払額が一定になるため、家計の管理がし易いことです。一方、デメリットは債務がある限り毎月の支払いが発生し、しかもそのうちの一部が利息の返済に当てられるため、総支払額が大きくなってしまうことです。

リボルビング方式は使い方を誤ると総返済額がどんどん膨らんでいってしまううえ、毎月の支払額は一定のままなので債務の増加に気が付きづらいという点でリスクがあります。

元利均等方式

元利均等方式とは、毎月の支払額は一定になるが、その利息と元金の配分が変化する返済方法です。最初のうちは支払額に占める利息の割合が多く、元金の割合が少なくなため、なかなか元金が減っていきませんが、返済が進むに連れ支払額に占める元金の割合が多くなるので急速に元金が減っていきます。

元利均等方式のメリットは、支払額(利息と元金の合計)が毎月一定に鳴るため、返済計画が立てやすくなることです。一方、デメリットとしては、同じ返済期間の場合、後述する元金均等方式と比べると総返済額が大きくなってしまうということがあげられます。

あまり返済に余裕がないという場合は、こちらを選ぶといいでしょう。

元金均等方式

元金均等方式とは、毎月一定の元金を支払った上で、その上に利息を上乗せして払う方式です。利息は元金の多い前半ほど多く、鋼板になるに連れて少なくなるため、毎月の支払いも前半は多く、鋼板は少なくなっていきます。

元金均等方式のメリットは、元金のヘリが早いため、同じ返済期間ならば元利均等方式と比べると総支払額が少なくなることです。一方、デメリットとしては、返済開始当初の支払額が大きくなりやすいことが挙げられます。

返済開始当初の支払額に耐えられそうな場合は、こちらをおすすめします。

残高スライドリボルビング方式

残高スライドリボルビング方式とは、毎月支払うべき金額が債務残高によって時々変わっていく方式です。

リボルビング方式では原則として最初から最後まで返済額が一定になりますが、残高リボルビング方式の場合は例外的に何度か返済額が変わるのです。例えば、横浜銀行カードローンの場合は以下のように設定されています。

前月の定例返済後の
借入残高
定例返済額前月の定例返済後の
借入残高
定例返済額
2千円以下前月の定例返済後の
借入残高※1※2
300万円超350万円以下40,000円
2千円超10万円以下2,000円350万円超400万円以下45,000円
10万円超20万円以下4,000円400万円超450万円以下50,000円
20万円超30万円以下6,000円450万円超500万円以下55,000円
30万円超40万円以下8,000円500万円超600万円以下60,000円
40万円超50万円以下10,000円600万円超700万円以下65,000円
50万円超100万円以下15,000円700万円超800万円以下70,000円
100万円超150万円以下20,000円800万円超900万円以下75,000円
150万円超200万円以下25,000円900万円超1,000万円以下80,000円
200万円超250万円以下30,000円1,000万円超85,000円
250万円超300万円以下35,000円

例えば、債務残高(借入残高)が150万円以上200万円以下の場合、返済額は2万5000円です。100万円以上150万円以下の場合、返済額は2万円です。

なお、通常残高リボルビング払いは元利均等返済や元金均等返済に足し合わされます。例えば「元利均等残高スライドリボルビング払い」と言った感じです。

近年増えているミニマムペイメント方式

一方、最近はミニマムペイメントと呼ばれる新しい返済方法も増えてきています。ミニマムペイメントとは、毎月残りの最少返済額が決められており、その上に余裕に応じて金額を上乗せする返済方式です。

毎月決められた額を払うのではなく、最少返済額以上の範囲で額を自由に決められるため、自由度が高い返済方式と言えます。

カードローンの利用は計画的に

打ち合わせ

どの返済方式のカードローンを利用したとしても、総返済額は絶対に借入金額よりも高くなります。当たり前の話ですが、切羽詰まっているとその事実を忘れてしまいがちです。借り入れ前には必ず将来きちんと返済ができるのかを考えるようにしましょう。

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