カードローンの広告がうざい!消す方法はあるの?

インターネットを楽しんでいるときに度々目に飛び込んでくる「広告」。Webサイトの中には広告掲載料で運営費用の一部を賄っているところもたくさんあり、ある程度広告が表示されるのは仕方のないことですが、あまりにも頻度が高いと腹も立つというものです。

ましてやそれが興味のない広告、人を不快にさせる広告ならばなおさらです。そこで今回は、不快な広告を表示させず、快適にインターネットを楽しむ方法を紹介したいと思います。パソコンでもスマートフォンでも快適にインターネットを楽しみたい人は必見です。

不快な広告だけを消す方法3つ


まずはより穏健な手段として、通常のWebサイト(SNSなどを除く)で特定の広告だけを消す方法を紹介したいと思います。自分にとって有益な広告は見たいけれど、不快な広告は見たくないという方は以下の3つの方法のいずれかを試してみてください。

  • 右上の✕ボタンを押す(PC・スマートフォン)
  • 追跡型広告を制限する(PC・スマートフォン)
  • 不快でない広告でごまかす(PC・スマートフォン)

右上の✕ボタンを押す(PC・スマートフォン)

広告の右上に✕ボタンが表示されている場合は、そのボタンを押すことによって広告が非表示になります。例えば、Web広告では最もよく見られるGoogle Adsenseは、このシステムを採用しています。

✕ボタンを押すと「広告はGoogleにより停止されました」と表示されるので、「この広告を表示しない」をクリックします。

するとその広告を表示させたくない理由を4択で問われるので、適当に一つを選べば、その後停止した広告は表示されなくなります。単純で面倒な手続きもなく優れた方法ですが、Google Adsense以外には効果を発揮しないのが難点です。

追跡型広告を制限する(PC・スマートフォン)

追跡型広告とは、ユーザーが閲覧したWebサイトの広告が、他のWebサイトでも表示される仕組みです。ユーザーの興味に沿った広告を出せる仕組みですが、まるで追跡されているかのようで気味が悪いという声も少なからずあります。追跡型広告は大抵の場合は簡単に消せます。

まず、ブラウザを問わず、Cookieを削除することによって今までの追跡をなかったことにできます。ただし、すべてのCookieを消してしまうと、ログイン情報なども全て削除されてしまうため、追跡のもととなっているWebサイト(ネットショップが多い)だけを消しましょう。

また、各ブラウザにはトラッキング拒否機能(Do not Check)というものがあり、それを有効にすると追跡を受けなくて済むようになります。主要ブラウザの手順は以下のとおりです。

  • Internet Exploler:ツール(歯車ボタン)→セーフティ→Do Not Trackを有効にする
  • Firefox:オプション→プライバシー→Do Not Trackの設定を管理→Do Not Trackを常に有効にするにチェックを入れてOKボタンをクリック
  • Google Chromme:設定→詳細設定を表示→プライバシーとセキュリティ→「閲覧トラフィックと一緒に『トラッキング拒否』リクエストを送信」をオンにする

不快でない広告でごまかす(PC・スマートフォン)

追跡型広告をあえてそのままにして、不快でない広告を表示させるという方法もあります。まず、不快でないと思われる検索ワードで幾つか検索し、適当にサイトを訪れます。

するとその訪れたサイトに関連する広告が表示されるようになるので、相対的に不快な広告が表示される可能性を減らせる、というわけです。非常に原始的かつ不正確ではありますが、それなりの効果があります。

広告を完全に消す方法3つ

次に、広告を一部ではなく全部消す方法を紹介していきます。広告は種類にかかわらず一切見たくないという方向けです。ただし、この方法を用いても絶対に広告が表示されなくなる保証はない(ほぼ表示されなくなりますが、一生表示されないとは断言できない)ため、過信は禁物です。

  • Webサイトに課金する
  • 広告ブロック用アドインを追加する
  • 広告ブロックに特化したWebブラウザを使う

Webサイトに課金する

広告を消す最も単純で効果的な方法は、Webサイトに課金する、というものです。Webサイトは無料でできるものが多いですが、一方で有料会員になれるWebサイトも多数存在しています。

有料会員プランが有るWebサイトは、課金すると広告が消えることが大半です。有料会員プランがないと効果を発揮しないこと、お金がかかることが難点ですが、快適性は格段にアップします。

なお、自身のWebサイトにサーバー会社の選んだ広告が出て来るのを避けたいという場合は、有料のレンタルサーバーに切り替えるのがいいでしょう。

広告ブロック用アドインを追加する

アドインとは、Webブラウザに追加することによってより快適にブラウジングを楽しめるようになる小さなプログラムのことです。

アドインと一口に言ってもその種類は様々で、ブラウザのキャプチャ画像が取れるもの、タブブラウジング機能を強化できるもの、特定のWebサイトを検索結果の上位に表示させなくするものなどがあります。

広告ブロック用のアドインも有志の手によって多数制作されており、特にFirefoxとGoogle Chromeでは多数の広告ブロック用アドインがリリースされています。

広告ブロック用のアドインの中でも特にメジャーなのが「Adblock Plus」です。Internet Explorer,Firefox,Google Chromeの腫瘍3ブラウザの他、SafariやOperaにも対応している優秀なアドインです。これを導入すると、広告をほぼ完璧に削除することができます。

ただし欠点もあり、本来表示される広告が削除されなくなったことによってWebサイトのデザインが崩れてしまうこともあります。

広告ブロック機能を搭載したWebブラウザを使う

アドインを使わずに、広告ブロック機能を予め搭載しているブラウザを導入するという方法もあります。主にスマートフォン向きの方法です。

代表的なのはAndroid用ブラウザ「Adblock Browser」で、面倒な手続きなしにほぼすべての広告を消すことができます。他にもAndroid・iPhoneで使えるWebブラウザがたくさんありますので、ストアで検索してみてください。

SNSの広告を消す方法3つ


FacebookやTwttierなどのSNSも、多くのWebサイトと同様に広告収入で成り立っています。これらのWebサイトには有料プランが用意されていないため、お金を払って広告を消すことはできません。しかし、特定のジャンルの広告が表示される可能性を極めて低くすることは可能です。

Facebookの広告を消す

Facebookで不愉快な広告が表示されたら、まずは広告の右上にある「∨」マークをクリックし、表示されたプルダウンメニューの中から「この広告を非表示にする」を選択します。

すると、その広告を表示したくない理由を問われるので、理由を選択して「次へ」に進みます。理由はどれを選んでもいいですが、不快な広告に対しては「不快または不適切である」を選ぶのが最もいいでしょう。

逆に有用な広告が表示された場合は広告の右上にある「∨」マークをクリックし、表示されたプルダウンメニューの中から「この広告は役に立つ」を選択します。すると、その後その広告、及びそれに似た広告が優先的に表示されるようになります。

また、「広告設定」という機能を使うと、広告を個別ではなく一括でブロックすることも可能です。Facebookの広告設定画面から、表示させたくないジャンルを削除していけばOKです。

Twitterの広告を消す

Twitterの場合は、PCとスマートフォンで微妙に対処法が異なります。

PCとの場合、広告ツイートの「非表示にする」を選ぶと広告を一時的に非表示できますが、あとでまだ表示される可能性があります。これでは不十分なので、広告元自体をブロックする必要があります。

Twtiterの広告は、通常のツイートを宣伝するという形を取っているので、その広告ツイートをしているアカウントをブロックすれば、そのアカウントのツイートは以後流れてこなくなります。

スマートフォンの場合、iPhoneでもAndroidでも操作はほぼ同じになります。今回はAndroidで説明します。まず、表示された広告の右上にある「✕」をクリックします。するとツイートを非表示にしたい理由を問われるので、適当に1ツ選びます。

これで広告を一時的に非表示にできますが、やはり後でまだ表示される可能性があります。これでは不十分なので、広告元自体をブロックする必要があります。

Twtiterの広告は、通常のツイートを宣伝するという形を取っているので、その広告ツイートをしているアカウントをブロックすれば、そのアカウントのツイートは以後流れてこなくなります。

また、スマートフォンの場合は、設定を変更することによって、特定のジャンルの広告を表示されづらくすることができます。まず、設定→設定とプライバシー→プライバシーとセキュリティの順にタップし、Personalization and data→Twitterデータを見る→データと移ります。

すると「Twitterから取得した興味関心・セクション」が表示されるので、「編集」を選びます。するとTwitterクライアントが取得した「あなたが興味を持っているであろうジャンル一覧」が表示されるので、その中から興味のないものを選んで、チェックマーク(☑)を外します。

インスタグラムの広告を消す

インスタグラムでは、Twitterと同じようにタイムライン上に広告が表示されます。広告の消し方は他のSNSと比べて非常に簡単で、タイムライン条の広告の「広告」の文字をクリックし、「非表示にする」を洗濯すればOKです。

非表示を繰り返していくうちに、少しずつタイムラインに表示される広告が減っていきます。

無料スマートフォンアプリの広告を消す方法1つ


インターネット上で特によく見られる広告に対する苦情が「スマートフォンアプリで遊んでいたらクリックを誤タップしてしまい、見たくもない広告が表示されてしまった」というものです。私も何度か経験がありますが、非常に邪魔で不愉快です。

広告主もゲーム制作陣ももうちょっと広告の見せ方を考えたほうがいいのではなどと思ってしまいますが、あれがなくならないということは効果があるということなんでしょう。

そんなスマートフォンアプリの広告ですが、課金をせずに簡単に消す方法が1つだけあります。ただし、他のプレイヤーと遊ぶオンラインゲームではできません。1人で遊ぶオフライン対応の脱出ゲームやRPG、あるいは画像編集などのアプリでのみ可能です。

方法はとても簡単で、アプリを起動する前にスマートフォンを機内モードにするだけです。

機内モードとは、本来は航空機の安全な運行のために、一時的にスマートフォンの無線通信機能を全部OFFにする機能です。

航空機内の他、病院などでも使える機能ですが、もちろんそれ以外の場所でも使えます。ゲームを遊ぶ最中に機内モードにしておけば、広告の配信も受け取れなくなるので、雰囲気を壊されずに遊べます。

ただし、機内モード中はすべての無線通信をOFFにするので、そのスマートフォンではインターネットもできなくなりますし、メールの自動受信もでされなくなります。大事な連絡が来るかもしれないという時はやめておきましょう。また、遊び終わったあとは機内モードをオンに戻しておきましょう。

まとめ

  • Webサイトの広告は様々な工夫によって消すことが可能
  • 方法によっては不利益が発生することもあるので注意が必要

上記の方法を試せば、不快な広告がメに入ってくる可能性を格段に低くできます。今さっそく実践して、より楽しいインターネットライフを手に入れてください。