【会社を辞めたい…は甘え?】自分の人生を生きるために考えたいこと

傘をさす会社員

会社を辞めたいと思っていても、すぐに転職活動を始めるのではなく、多くは現状維持のまま働き続けますよね。簡単には決断できないことですから当然です。

色んな可能性を思い浮かべては葛藤して…を繰り返している内に、朝がやってくるから出勤するしかない。そうやって一日一日踏ん張って仕事をしているのでしょう。

これは甘えだ!と決めつけでもしなければ一歩も動けなくなる・・・。そんな心境の人もたくさんいるはずです。

今回お話したいのは「甘えているから会社を辞めるべきではない?」という疑問についてです。

会社を辞めることはあなただけの問題ではないかもしれませんが、今だけは自分のためだけに思考回路を使ってみませんか。

甘えだから・・・で片付けるのではなく、転職したい気持ちを実現していくための道を探っていきましょう。

会社を辞めたいと思うのは甘えではない

①5年・10年後の自分はどうなっていたいか②今はどういう状態なのか③理想と現実の差を縮めるために、今取り組むべきことは何なのか。この3点について考えてみてください。

あなたが思う”甘えた考え”は、今の会社に居続けるという修行によって、鍛え直さないといけないものでしょうか。

あなたが甘えだと認識している(または、周囲が甘えだと認識している)ことは、視点を変えてみれば主張すべき権利なのです。

case1. 定時で帰りたい

鍋
定時になったのに誰も帰ろうとしない会社はたくさんあります。上司が率先して残り、残業して当たり前という環境を作り出している所も多いです。

恐らく、同じ境遇である同僚に「定時で帰りたいから会社を辞めたい」とこぼしても、職場なんてどこもそんなものだと一蹴されてしまうでしょう。

日本労働組合総連合会では期間限定で「もしも定時で帰れたら」のツイートを募集しているのですが、こんなつぶやきが寄せられています。

家族みんなで夕食を食べたい/夫婦で食事してレイトショーを観に行きたい/夫婦でお茶したい/定時で帰れなくても良いので残業手当が欲しい/保育園に子どもを迎えに行きたい/健康で幸せに暮らせる人が絶対増える/自由な時間ができる/子どもにおかえりと言ってもらえるかも 等・・・

仕事に割く時間が長くなってしまうのは仕方ない部分もありますが、家庭があり、やりたいことがあり、心や体を休める時間だって絶対に必要です。

定時に帰る=甘えだなんて、仕事以外の日常は無視しろと言われているのと同じです。

定時に帰ることを望むのは、決して甘えではなく、たくさんの人が望んでいることであり、普通の生活するためには欠かせないのです。

それに、長時間労働は決して仕事に良い影響は与えません。

起床してから15時間を越えると、酒気帯び運転と同等になるほど作業効率が低下することが分かっていますし(厚生労働省>睡眠対策)、心と体に不調をきたすリスクは、言うまでもなく高いです。

case2. パワハラ・セクハラが蔓延している

サラリーマン

いじめは子どもの世界だけではなく、大人社会でも深刻です。

●モラルハラスメント(言葉や態度による暴力)
●パワーハラスメント(立場の弱い相手に対する精神的・身体的な暴力)
●セクシャルハラスメント(性的な嫌がらせ)

こうしたハラスメントの厄介なところは、加害者側がいじめや嫌がらせではなく、可愛がっている・指導してあげていると思い込んでいる点です。

正当化してしまうから、加害者本人はおろか周囲も判別がつかず、被害者は長期に渡り苦しみ続けて、問題解決に向けて動くのが遅れてしまいがちです。

ハラスメントの相談件数は2012年で5万件を超えていますが、実際には、誰にも相談できず体調を崩したり、退職に追い込まれた人も大勢いると言われています。

欲求不満が蓄積されてしまい、イライラやモヤモヤが職場という集団に向かって解消されてしまう・・・。この悪循環を個人で断ち切るのは非常に難しいです。

これはいじめであると主張することが、対策への第一歩となるものの『仕事がやりにくくなるのでは』『そんなことぐらいで・・・と思われるのではないだろうか』と、その一歩がなかなか踏み出せないのです。

何より、毎日のように言葉の暴力を振るわれ、精神的なストレスが蓄積されていては反撃に出る気力も湧いてこないでしょう・・・。

会社には、社員一人ひとりが心地よく働けるような環境をつくっていく義務があります。そういった環境が整っていない職場であれば、自分を守るために辞めることも立派な選択肢のひとつです。

case3. 働き始めて間もない

先輩社員

働いて間もない内に辞めたい・・・というのは、甘えだ!というブーイングが最も聞こえてきそうな状況です。

”最低でも3年は働くべきだ”と、仕事には忍耐が求められています。実際、忍耐力の大切さは、あなたも実感したことがあると思いますが、3年という期間に根拠なんて聞いたことはありません。

仕事をひと通り覚え、色々と任されることも増え、仕事の大変さや面白さを知り、社会に貢献していることを感じるまでの目安として設けられているのでしょう。

ですが、そうは言っても何の根拠もない3年・・・。縛られるなんてもったいないとしか言えません。

そもそも、忍耐力を鍛えたいなら、同じ職場に居続ける覚悟よりも、退屈への対処法を考えたほうが近道です。

仕事は、同じような作業を繰り返す退屈な時間のほうが圧倒的に長いですよね。刺激的な部分はほんの少しの割合でしょう。

ですが、退屈な部分をすっ飛ばして刺激を求めることもできないわけで・・・。退屈な業務を完璧にこなした人だけが、刺激的な部分を楽しむ資格があるとも言えます。

そこで我慢する道を選ぶなら、限界がくるのを待つだけですが、もしも視点を変えることができればどうなると思いますか?

たとえば、退屈な業務の中に、面白さや小さな変化を見つけていくことができれば、退屈ではなくなります。そうしたら、自覚はなくとも、自然と忍耐力のある人の行動へと繋がっていくものです。

そして最後にもうひとつ。

『何があっても、とりあえず3年は!』と決意してしまうと、自分の将来や目標、心境の変化に鈍感になってしまうという側面もあります。

働いていると、忍耐力が必要な時ももちろんありますが、それは自分の目標や気持ちが土台としてあってこそ。やみくもな我慢は自分をいじめているだけで、忍耐力を鍛えることにはなりません。


働いた期間は忍耐力を鍛えるひとつの方法ではありますが、あくまで選択肢のひとつ。あなたは別の選択肢を自由に選んで良いのです。

case4.人間関係が上手くいかない

職場

職場での人間関係は複雑です。
上司との関係、同僚との関係、部下との関係と、自分の立場に合わせて振る舞う必要があります。

実際、人間関係の悩みは常に上位で、それが原因で退職したり、体調を崩してしまう人も非常に多いです。

人間関係は、あなた自身が鍛える部分もありますので、会社を辞めることが必ずしも解決に向かうとは限りません。

ですが、第一印象をリセットできるというメリットは非常に大きいです。

人は、第一印象をものすごく重視していて、その後の付き合いにも大きく影響します。当たっているかそうでないかは関係ないところが厄介ですよね。

例)
第一印象で仕事ができると思われたとしたら、もしミスをしても『たまにはミスもするんだ~』と解釈されるでしょう。
ですが、仕事ができないという印象を持たれた場合、ミスが発覚すると『やっぱりいい加減なんだ』と、より仕事ができない印象を強めてしまいます。

第一印象で好感を持たれると、あなたが特に頑張らなくても人間関係が円滑になりますし、頑張ったとしたら、それはそれで良い結果を出しやすいです。

転職することで人間関係から逃げることはできませんが、リセットして新たに関係を築いていくことはできます。

心にグサッとくるアドバイスは切り捨てよう

寝転がる

会社を辞めるのは甘えだという意見は、同じ職場で働いている上司や同僚から発せられることが多いです。

あなたを想っているのであれば、この意見には深い意味があるのかもしれません。

ですが、『俺だってこんな会社辞めたいけど、必死で頑張ってるんだから。とにかくお前も頑張れ!』と、道連れにしようとする人がたくさんいることは覚えておいてください。

どの道、他人のアドバイスを全て受け止めて実践するのは不可能なのですから、あなた自身で取捨選択していきましょう。

そのために必要なのは、根拠がない、もしくはネガティブなアドバイスを跳ね返す力です。

とは言え、直接跳ね返してしまうと角が立つ相手もいると思いますので、心の中で除外していきましょう。

 ➡ 的を得ていないアドバイスの例

「とりあえず3年は働いたほうが良い」
「辞めたところで同じことの繰り返しだよ」
「転職すると給料が安くなるよ」
「絶対に後悔するよ」
「仕事をナメてるよね」

的を得ていないアドバイスは、占い師のような予言めいたことを言ってきたり、あなたの気持ちや、仕事に取り組む姿勢をろくに知りもせず、決め付けるようなことを言ったりします。

アドバイスをする側は自由に発言しているのですし、そもそも無責任。あなたにとって参考になる部分だけ受け取っておけば良いのです。

人からもらったアドバイスは、自分の視野を広げるために活用するのであって、あなたの心を縛り付けるものであってはいけません。

会社を辞めたいなら転職しやすい人になろう

会社を辞めない場合はともかく、辞めると決断したなら、やるべきことは山のようにあります。

どんな会社に勤めたいかを決め、転職するリスクを検証して、プランを練り、情報収集をして、転職先を絞り込み、応募書類を作り、必要な資格を取り・・・と、本当に目まぐるしい日々が待っているでしょう。

しかも、これらを働きながらこなしていく必要があるのですから、軽い気持ちでは乗り越えられません。

現時点ではどちらにするか決断できないとしても、転職を選ぶ可能性が少しでもある内は、転職しやすくなるための準備しておくのは大切です。

転職しやすい人になるための必要な条件は6つ。ひとつずつ実践していきましょう。

1.気力・体力が0になる前に決断する

憂鬱なサラリーマン

会社に留まることで気力・体力を使い果たしてしまったら、転職先も決まっていないのに退職せざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。

働きながら動く・・・は転職活動の基本ですから、パワーを温存しておかなくては目標は達成できません。

耐えることは、美しいものだ・素晴らしいものだと賞賛されがちですが、耐えている限り、心と体は消耗していく一方です。そして限界に達すると身動きが取れなくなってしまうのです。

忍耐力もある程度は大切ですが、それよりも大切にして欲しいのは粘り強さです。

●粘り強い→根気強く最後まで成し遂げること/周囲の力に屈しないこと
●耐える→苦しいことや嫌なことを我慢すること

粘り強さは、目標達成のために欠かせませんし、「耐える」という要素も含まれています。加えて気力・体力を温存させることも可能です。

ただじっと我慢するのではなく、自分がどうしたいのかという気持ちを軸にして、やるべきことをひとつずつクリアしていく感覚を大切にしてください。

2.結果を出すことに執着しすぎない

疲れたサラリーマン

上でお話した粘り強さには、結果に執着することも含まれていますが、度が過ぎてしまうと自分自身を苦しめてしまいます。それに転職活動自体にも影響を及ぼしてしまうでしょう。

 ➡ 執着し過ぎてしまうと・・・

○○じゃないと生きていけないと思い込んでしまう/失うことに強い恐怖心を抱く/自分だけの世界に閉じこもってしまう/ひとつに執着し過ぎてしまうと別のところにしわ寄せがいく/前へ進めなくなる

転職活動は当然結果を出さなくてはいけないことなのですが、何事もやりすぎは禁物。執着心に振り回されないようになるためには、次のことを試してみてください。

自分への問いを変えてみる

たとえば「どうしたら第一希望の会社に転職できる?」という問いを常に自分に投げかけているとしたら「どうしたらこの状況を楽しめる?」という問いに変えてみてください。

きっと、前者とは違う答えが出てきますよね。

こうして問いかけを変えていくことで、客観的な視点を持てるようになり、苦しみが軽くなっていきます。

他にはどんなことに執着しているか考えてみる

年収に執着しているとしたら、何故年収にこれほどまでに拘るのだろう・・・と改めて考えてみると、父親の存在が影響していた・・・など、別の執着が見えてくるでしょう。

実はこんなところにも執着していたのかと気づくと、今やるべきことが見えてきたり、心の平穏を取り戻せるきっかけになります。

捨てる執着と持ち続ける執着を仕分ける

執着心は目標達成のためには欠かせない要素ですから、全てを捨てようとする必要はありません。

考えると苦しくなるものは捨て、未来が開けたような感覚になる・何となくウキウキするものは持ち続ける・・・という感じで、心の断捨離をしてみてください。

 


不要な執着心を捨てると、返ってチャンスが舞い込んでくることがあります。

たとえば、恋人を必死に探している内は全く成果がなかったのに、諦めて仕事に没頭しようと思った途端に、素敵なご縁に恵まれた経験ってありませんか?

別の視点を探ることと、心の断捨離で、ごちゃごちゃした頭の中を一度整理してみましょう。

3.転職経験者に相談する

相談

あなたが理想にしたいと思える人物は身近にいませんか?
転職経験があって、更に新しい職場で成功しているような人です。

相談相手には、やっぱり転職の大変さや魅力をよく知っている人を選ぶのが一番。

相談せずとも、体験談を知るだけでも参考になりますから、もし身近にいないならネットなどに掲載されている転職経験者のレポートをチェックしてみるのもおすすめです。

4.職場の環境よりも、どんな風に働きたいか?にこだわりを持つ

ノートパソコン

職場の環境はもちろん重要です。

ですが、仮に何の問題もない職場に勤めたとしても上手くいくとは限りませんし、環境は変わりやすいものですから、それだけをアテにして転職するのは心配です。

転職活動に必要なのは、どんな職場環境か?よりも、どんな風に働きたいか?という点に、こだわりを持つことです。

たとえば応募書類のひとつである職務経歴書には、単純に職歴を並べるだけではなく、実績や仕事に対する熱意なども評価対象になるので、その辺もアピールしなくてはいけません。

転職活動では、会社→あなたに与えられるもの(例:職場環境)を転職の動機にするよりも、「こんな風に働きます!」と、あなた→会社に与えられるものをアピールするほうが、欲しい人材として認めてもらえる可能性は高まります。

5.第一印象を操作する

電話する男性

人間関係で悩んで転職を検討している人は、特にこの第一印象を重視してください。転職活動中の面接時に影響するだけではなく、今後どう付き合っていくかを大きく左右するのが、第一印象ですから。

どう見られたいか人それぞれですが、仕事をする上ではこんな印象を持たれるとスムーズな人間関係を築けそうです。

真面目そう/誠実そう/仕事ができそう/いい人そう/話しかけやすそう

では、具体的に、どういった工夫をすれば第一印象をプラスにすることができるでしょうか。

その方法は数え切れないほどありますので、できそうなものからチャレンジしてみてください。

 ➡ 第一印象をプラスにするコツ

●TPOに合っている+清潔感のある身だしなみにする
>服装や表情など視覚的な情報は、第一印象の55%を占める
●「○○さん、こんにちは」と名前を呼んで挨拶する
>目を合わせながら言うとより効果的
●良い香りは、良い印象を与える
>香水以外にも柔軟剤やシャンプーも○
●顔を合わせたら5秒以内に微笑みかける
>敵ではありません、あなたを信用してますというアピールになる
●落ち着きのあるトーンで話す
>低い声のほうが信頼度がUPすることが分かっている
●姿勢を正しくする
>鏡を見たり、友達に確認したりして悪い姿勢になっていないかチェック
●ブルー系のアイテムを取り入れる
>ブルーは冷静な人、精神的に大人だという印象を与える
●ハキハキと話す
>はっきりとした口調で穏やかに話す人は自信があるような印象を与える
●相手の話を最後まで聞く
>自分をアピールしようと必死になるよりも、相手とのキャッチボールの中にチャンスはある

6.自分ひとりで抱え込まない

疲れた女性

転職のリスクには生活費の問題がありますが、これは働きながら転職活動をすることで解決できます。

ですが、働きながら情報収集して、転職先を絞り込んで、面接の日程調整をして・・・というのは、一人で抱えきれないくらいの大変さがあります。

活動期間が長くなるほど、心と体のエネルギーは消耗されていくでしょう。

だからこそ、求人が豊富で、キャリアアドバイザーがいて、企業へのエントリーや面接日程を調整してくれて…と、強力なサポーターとなってくれる転職サイトの登録は必須です。

中でもおすすめしたいのは、求人数、サポート力が共に申し分ない「DODA」です。
特に、サポート力には定評があります。

キャリアアドバイザーだけではなく、採用プロジェクト担当、分野別のコンサルタントが、あなたをあらゆる角度から支えてくれます。

まとめ

これは甘えなのか?と悩んでいる人ほど、実際に話を聞いてみると「絶対に今すぐ転職したほうがいいよ!」という問題を抱えていたりするものです。

休日に何もする気がおきないくらい人間関係で精神的なダメージを受けている、月に100時間も残業していて疲れ果てている、明らかにブラック企業なのに3年働くことにこだわっている・・・と、客観的に見れば、早くそこから脱出しないと危険だと分かるのに、その危険に気付けていない人は大勢いるでしょう。

危険かどうかは、周りの誰かが決めるのではなく、あなた自身で決めて良いのです。甘えかどうか・・・についても、最終的な結論はやはりあなたが出すべきです。

会社を辞めたいと思っているなら、仮に辞めるとして、どんな準備が必要なのかまずは調べてみませんか?

立ち止まって考えるよりも、進みながら考えるほうがずっとあなたらしい生き方ができますよ!

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