カードローン会社から在籍確認の電話が来たときのうまい言い訳集

カードローン会社は融資の審査を終え、問題なしと判断した場合に、在籍確認という作業を行います。在籍確認とは、申込者が申請した勤務先に電話をかけて、その人が本当にそこに勤務しているかを確認するためのものです。

在籍確認が無事に済めば、晴れて融資が敢行されます。この電話、初めての人にとってはドキドキするものですが、実際に行われるとあっという間に終わってしまいます。カードローン会社も色々と気を使ってくれるので、周囲にバレる可能性はまずありません。

ただ、それでもやはり心配だという方も少なからずいらっしゃるかと思います。そこで今回は、在籍確認の電話がかかってきたときのうまい言い訳を考えていきたいと思います。

在籍確認で周囲にローン利用がバレることは通常ない

貸金業法で「本人以外の第三者に借り入れに関する事実を伝えてはいけない」と定められているため、消費者金融が自社の名前を出すことはありません。

また、虚偽の団体名で在籍確認をすることも禁じられていますので、消費者金融は通常は電話をかける融資担当者の名前で電話をかけます。

貸金業法の範囲外である銀行の場合は銀行名を名乗ることがありますが、銀行はカードローン以外にも様々な商品を取り扱っていますので、それが原因で周囲にバレることはほぼないでしょう。

在籍確認はものの数十秒~数分で終わる

在籍確認はその人がその企業に在籍していることを確認するための電話なので、必ずしも本人が出る必要はありません。本人が会議や外回りや食事で不在だったとしても、その人が在籍していることがわかればいいのです。

例えば同僚が電話に出て「●●はいま席を外しております」と答えた場合、席を外しているということは一時的にいなくなっているだけで在籍はしているということなので、それで在籍確認は終了となります。

後日改めて電話がかかってくることは、通常ありません。短ければ数十秒、長くても数分で終わるので、気構える必要はありません。

カードローンの在籍確認であると周りにバレないためのテクニックがあります

カードローンを組むこと自体は別にいいことでも悪いことでもありませんが、やはりどこか後ろめたいから周囲の同僚や上司にはバレたくないという人は少なくないでしょう。

たとえ同僚や上司など他人が電話を取ったとしても、そこからカードローンの利用がバレることはほぼないのですが、万が一に備えたいという場合は、念のためにうまい言い訳を考えておくといいでしょう。

言い訳は「クレジットカードの審査のための在籍確認」が最も無難で便利

在籍確認の電話を取った他者に通用する最も便利な言い訳が「クレジットカードの審査のための在籍確認」です。クレジットカードの作成を申請した場合も、在籍確認が行われることが有ります(必ず行われるわけではなく、クレジットカード会社が必要であると判断した場合のみ行われます)。

それなりに規模が大きい会社の総務などを担当したことがある方はご存知かと思いますが、このような電話はしょっちゅうかかってきます。

現代においては誰もが当たり前のようにクレジットカードの審査を受けるので、クレジットカードの審査のための電話が職場にかかってきても殆どの人は不自然だとは思わないはずです。

クレジットカードを持っていることが周囲にバレていたとしても、2枚目を持ちたかったとでも言っておけばOKです。クレジットカードの使い分けは別に不自然なことではないですし、これで問題なく通るはずです。

「自動車ローンや医療保険のための在籍確認」は使い方に注意

クレジットカードではなく、自動車ローンや医療保険を言い訳にすることも可能ではありますが、あまり好ましくありません。自動車ローンで在籍確認が行われるのはおかしなことではありませんが、その後自動車を保有していないことがバレると怪しまれる可能性があります。

また、医療保険の在籍確認はあまり行われるものではないため、不自然に思われる可能性があります。また、医療保険に加入すると生命保険料控除の対象となります。

医療保険に加入しようとしているという嘘をついたばかりに、控除証明書の提出を進められる可能性があるので、このような言い訳はできるだけ避けたほうがいいでしょう。

「落とし物に関する連絡」は不自然に有りやすいがうまく使えばごまかせる

「自分が落としたものを拾ってくれた相手からの連絡」と言うのはちょっと無理があるようにも見えますが、言い訳としては使えなくもありません。在籍確認の電話を本人が受け取った場合、カードローン会社によっては生年月日などを尋ねられることもあります。

電話の相手が落とし物を拾った相手ということにしておけば、生年月日を答えても本人確認だと周りには取られるため、不自然にはなりません。

完全に知らない人からと言い張るのは嘘を突き通すパワーが必要

どの言い訳も気に入らないという場合は、思い切ってすべてしらばっくれるという方法もあります。とにかく全く心当たりがない相手からの電話であるという態度をひたすら貫き通し、「知らない」「わからない」で通しきってしまうのです。

会社の人には少なからず怪しまれるかと思いますが、在籍確認という仕組みを知らない人ならばごまかせるでしょう。ただ、逆に周囲に在籍確認の仕組みを知っている人がいた場合は怪しまれる可能性が高いです。

銀行の場合は口座開設や投資信託なども言い訳にできる

銀行のカードローンを利用する場合は銀行が行名を名乗ってきます。その電話を同僚や上司が取った場合は、口座開設や投資信託などの別の商品に関する連絡、ということしておけばいいでしょう。

銀行はいろいろな金融商品を扱っていますので、それで乗り切れるはずです。どうしても心配という場合は、担当者の個人名で掛けてもらうこともできます。

電話による在籍確認がないカードローン会社ってあるの?

カードローン会社によっては、在籍確認を電話でなく書類で受け付けてくれるところもあります。保険証や給料明細、社員証などの在籍が確認できる書類を提出すれば、電話はなしとしてくれる可能性があります。

ただし、在籍確認に対する姿勢は金融機関によって異なり、すべての金融機関が受け付けてくれるわけではありません。心配な場合はカードローン会社に事前に確認しておきましょう。

まとめ

  • 貸金業者(消費者金融)は個人名で在籍確認を行う
  • 銀行は銀行名もしくは個人名で在籍確認を行う
  • 在籍確認は数十秒から数分で終わり、在籍が確認できれば他人が出てもかまわない
  • 言い訳は「クレジットカードの審査」が最も便利
  • 電話に寄る在籍確認がないカードローン会社も存在するが、事前の確認は必要不可欠

在籍確認はカードローンの審査の最終段階ですが、それほど大掛かりなものではありません。あまり気負わずに気楽に考えたほうが態度も自然になり、周囲にバレにくくなります。