動画を投稿してお金を稼ぐ仕組みと儲かる動画の作り方

近年、動画投稿でお金を稼ごうとする人が増えてきています。殆どの人は大して収益も挙げられず、1カ月もしないうちに辞めていく一方で、HIKAKIN氏を筆頭に多くの収益を得る人も存在します。

動画投稿者は大した苦労もせずにお金を稼いでいるというイメージをお持ちの方も少なくないかと思いますが、実際にはそんなことはありません。

動画投稿者は会社員と違って毎月の収入が保証されているわけではありませんし、仕事にかかる経費も自分で支払わなければなりません。アイデア出し、撮影、編集、コメント返信と、やるべきこともたくさんあります。平均的な会社員や公務員などよりもよっぽど大変です。

反面、成功した時は彼らの3倍、5倍、10倍、あるいはそれ以上の年収を得ることも不可能ではありません。一度軌道に乗ってしまえば、過去に投稿した動画が日夜再生され、それが収益を生んでくれます。

ハイリスクハイリターンな稼ぎ方ではありますが、センスと粘り強さに自信があるのならばチャレンジしてみると良いでしょう。ただしその場合も闇雲に始めるのではなく、今回の記事を読み、動画投稿で効率的に稼ぐ方法を把握してから始めることをおすすめします。

動画投稿で収益を上げる仕組み

動画投稿で稼ぐ基本的な仕組みは、「動画内や動画再生ページに広告を挿入し、それらの広告が視聴されたり、クリックされたりするたびに収益が発生する」というものです(動画サイトによって細かい違いはあります)。

動画内の広告も動画再生ページ内の広告も、表示されなければクリックもされないため、基本的には表示回数=再生数と収益が比例すると考えてください。

収益が上げやすい動画投稿サイトは?

収益が上げやすい動画投稿サイトはズバリ、Youtubeとニコニコ動画の2つです。この2サイトは利用者の絶対数が多く、その分再生されやすいので収益を上げやすいのです。

両方に全く同じ内容の動画を上げても問題ないので、まずは両サイトのアカウントを作成するところから始めるといいでしょう。

利用者数が多いぶん投稿される動画も多く、競争は激しく見えますが、殆どの投稿者は再生数が伸びる仕組みを知らないままただ漫然と投稿し、結果が出ないとすぐに辞めていきます。この記事で再生数を伸ばす方法を知れば、大多数の投稿者もはや競争相手ではなく、無視できる存在になります。

Youtubeで収益を上げるシステム

Youtubeで収益を上げる流れを箇条書きにすると、以下のようになります。

  • Youtubeのアカウントを作成し、パートナープログラムに登録する。
  • Google Adsenseを申請する
  • 動画を投稿し、総再生数が1万回に達するまで待つ
  • 1万再生されるとパートナープログラムの審査が開始するので、それに合格する
  • 動画内に広告が挿入できるようになるので、挿入する
  • 毎月25日前後に口座に報酬が振り込まれる

Youtubeで収益を上げるためには、パートナープログラムとGoogle Adsenseの申請が必要になります。パートナープログラムとは、動画投稿者が動画を収益化するために参加しなければならないプログラムです。オンラインで簡単に申し込めます。

パートナープログラムは世界約60カ国以上で実施されており、日本でももちろん実施されています。申込み自体は誰でも出来ますが、後の審査に合格するためにはいくつかの条件を満たす必要があります。条件とは例えば

  • ヌードや性的なコンテンツの禁止
  • 差別的、攻撃的な発言の禁止
  • 過剰に冒涜的な表現、生々しい暴力などの禁止
  • 著作権侵害の禁止

などです(参考:Youtubeパートナープログラムのポリシー)。これらに違反している場合、審査に合格しないので、投稿する動画には注意しましょう。申込みはYoutubeのWebサイト内から行えます。

一方、Google AdsenseはGoogleの提供しているコンテンツ連動型広告配信サービスです。Youtubeから広告収入を受け取るためには、YoutubeとGoogle Adsenseを関連付ける必要があります。申込みはGoogle AdsenseのWebサイト内から行えます。

次に、動画を投稿します。まだ収益化は達成できていませんが、構わずに投稿してください。投稿するジャンルはなんでも構いませんが、パートナープログラムのポリシーなどに違反しないように気をつけてください。

最初の動画が1万再生を超えることはめったにありません。それどころか1000再生ですら難しいでしょう。多くの人はここがクリアできずに辞めていきますが、ここを乗り越えないとパートナープログラムの審査が始まりません。1万再生を達成したら、審査が受けられます。審査合格後、動画内に広告を挿入できるようになります。

なお、Youtubeで挙げられる収益は変動しますが、概ね1再生につき0.1円程度とされることが多いです。

ニコニコ動画で収益を上げるシステム

ニコニコ動画で収益を上げる流れを箇条書きにすると、以下のようになります。

  • ニコニコ動画のアカウントを登録し、プレミアム会員になる
  • ニコニコ動画に動画をアップロードする
  • 動画をクリエイター奨励プログラムに投稿する
  • 動画の再生数、マイリスト数、派生作品の数等によってポイントが付与される
  • 受け取ったポイントを1ポイント=1円で換金し、受け取る

ニコニコ動画で収益を得るためには、必ずプレミアム会員にならなければなりません。月額費は月額500円+税で、収益化以外にも動画の読み込みが早くなったり、混雑時にも画質が低下しづらくなったりと言ったメリットがあります。

プレミアム会員になったら、次にクリエイター奨励プログラムに登録します。クリエイター奨励プログラムはYoutubeのパートナー・プログラムと似たようなものですが、ニコニコ静画やニコニコ生放送なども対象です。

ニコニコ動画の場合、投稿した動画の再生数やマイリスト数だけではなく、その子作品の動画の再生数やマイリスト数も収益に影響を与えます。

ニコニコ動画にはコンテンツツリーという独自の機能があります。コンテンツツリーとは、動画の派生関係を親子関係になぞらえて示すものです。

例えばボカロ曲を歌ってみたという動画の場合、元となったボカロ曲は「親」、そこから派生した歌ってみたは「子」という関係になります。この場合、「子」である歌ってみたの投稿者が「親」であるボカロ曲の動画をコンテンツツリーに登録します。

複数の動画を親として登録することも可能です。すると、「親」の動画投稿者に連絡が行きます。親の投稿者はは子の動画を勘当する(親子関係を切る)ことも可能ですし、認めることも可能です。

親子関係ができた場合、子の動画が伸びると親の動画の評価も高くなり、受け取れるポイント数も高くなります。たくさんの伸びる子が発生しやすいボカロ曲が稼ぎやすいと言われる所以は個々にあります。

ポイントを獲得したら、それを換金します。

ニコニコ動画で挙げられる収益は変動しますが、概ね1再生に付き0.1円程度とされることが多いです。

外部サイトに誘導して稼ぐ

動画サイトで直接稼ぐのではなく、動画を釣り餌に外部サイトに誘導して稼ぐという方法もあります。例えば動画の説明文に自サイトへのリンクを掲載し、自サイト内にアフィリエイトリンクを貼り付ける、といった感じです。

ただしこの場合でも動画がクリックされなければURLを見てもらえないので、やはり動画の再生数が重要になることには変わりありません。

動画の再生数を伸ばすコツ

Youtubeでもニコニコ動画でも、収益を増やすためには動画再生数を伸ばさなければなりません。では、どうすれば動画再生数を増やすことができるのでしょうか。やり方はいくつかありますが、基本的には以下のポイントを抑えておくべきです。

再生数が伸びやすいジャンルを知る

動画投稿で稼ぐ上で最も大切なことは、再生数が伸びやすいジャンルを知ることです。動画のジャンルは色々とありますが、その中でも潜在的な視聴者の絶対数が多いジャンルを選べば、それだけで動画が伸びやすくなります。現時点で比較的稼ぎやすいジャンルは以下のとおりです。

ゲーム実況(Youtube・ニコニコ動画)

ゲーム実況とは、簡単に言えば、喋りながら様々なゲームをプレイするというものです。生声で配信する人が多いですが、音声読み上げソフトを使う人も少なくありません。

ゲーム実況は

  • 複雑な編集作業が不要なことが多く、動画を作成しやすい
  • プレイが下手でも編集で面白くしやすい
  • シリーズ化によって再生数を稼ぎやすい
  • 顔出しは必ずしも不要、音声読み上げソフトを使えば声出しすら不要
  • ゲームの人気に便乗できる

などのメリットがあります。特にゲームの人気に便乗できるというのは大きく、率直な言い方をすれば、最新ゲームや大人気ゲームなどならば、動画自体に大した魅力がなくてもそれなりに再生されます。

注意点は収益化が認められているゲームだけを選ぶことです。公式の指示には必ず従いましょう。

動物・ペット動画(Youtube・ニコニコ動画)

これは簡単に言えば、動物の様子を撮影し、そのまま、あるいは簡単な編集を加えてアップロードするというものです。このジャンルの最大のメリットは、海外からの視聴が期待できることです。

動物の人気は世界共通で、言語がわからなくてもその愛くるしさはわかります。タイトルや説明文を英語にすれば、英語を理解できるすべての人が潜在的な視聴者になります。視聴者はそのままの姿を求めていますので、編集の手間もかかりません。

また、動物がメインになるので投稿者は顔出し、声出しなどがほとんど必要ないのも大きなメリットです。いきなりゲーム実況はハードルが高いという方にはおすすめです。

注意点は動物を大切にすることです。動物を邪険に扱った動画を面白いと勘違いして投稿し、炎上することがないように気をつけましょう。

料理(Youtube・ニコニコ動画)

料理の製造過程を撮影し、編集してアップロードします。動物ほどではありませんが、根強い人気があるジャンルです。Youtubeの動画広告で料理動画が差し込まれることがありますが、イメージとしてはあのような感じです。

動物と同様に英語圏で通用しやすく、顔出しや声出しの必要性が薄いのが大きなメリットです。

注意点は清潔感を出すことです。汚いキッチンやまな板は、それだけで視聴者の視聴意欲を削ぎます。

ノウハウ系(Youtube)

健康、美容、恋愛、仕事、お金など、ありとあらゆるジャンルに関するノウハウを動画内で解説するというものです。

特に健康とお金はほぼすべての人が少なからず興味を持っているジャンルであり、このあたりを適切に解説できれば多くの収益を上げられます。再生数があまり伸びなくても、外部サイトへの誘導で稼げるのが大きな特徴です。

基本的には顔出し不要ですが、説得力を出すためにあえて顔出しをして、講義形式で介設する人も居ます。例えばメイクの方法について解説する場合は、自分の顔を使ってメイクを実践すると説得力が増します。

注意点は、正しい知識を持つことです。付け焼き刃の知識だと視聴者にはすぐにバレます。

音楽・ダンスなど(ニコニコ動画)

いわゆる「歌ってみた」「踊ってみた」あるいはボーカロイドなどです。前述の通り、ニコニコ動画にはコンテンツツリーという仕組みがあります。

コンテンツツリーの親作品になりやすいボーカロイドは特に稼ぎやすいです。他のジャンルと違い参入のハードルはかなり高いですが、その分競争は少なく、一度地位を築いてしまえば後はある程度安定的に稼げます。

見やすく編集する

撮影した動画をそのままアップロードする、いわゆる「撮って出し」はおすすめしません。どうしても動画が冗長なものになってしまい、見ている人が途中で離脱してしまう可能性が高くなるからです。初心者のうちほど文字入れやカットなどは丁寧に行いましょう。

最近はAviUtliMovieなど無料で使いやすい動画編集ソフトがたくさんあるので、色々と使ってみてください。

動画編集のやり方がわからないという場合は、現時点ですでに稼いでいるトップYoutuberの編集を参考にしてみるのもいいでしょう。テレビの編集や業界人の書いた本などもある程度参考になりますが、テレビと動画サイトが別物であることには留意が必要です。

投稿するジャンルは絞る

ゲーム実況ならゲーム実況、商品紹介なら商品紹介、料理なら料理と、投稿するジャンルは極力統一します。

ジャンルを統一することで「あの人は商品紹介が面白い人だ」「あの人の料理は参考になる」といったようなイメージを視聴者に植え付けることができます。あれもこれもと多くのジャンルに手を出すと、帰って視聴者の印象に残りません。

どうしても複数のジャンルを取り扱いたい場合は、ジャンルごとにチャンネルやアカウントを分けたほうがいいでしょう。

台本を事前に用意して、編集の手間を減らす

編集は動画を見やすくする非常に重要な作業である反面、ものすごく手間がかかる作業でもあります。再生時間5分の動画を編集するのに2時間以上かかることも珍しくありません。編集の手間を減らすためにも、台本を事前に用意しましょう。

台本をどこまで練り込むかはその人次第です。その場その場で喋るのが得意な人は大まかな流れを書き出しておくだけでも十分かと思いますが、それが苦手な人はセリフも考えたほうがいいでしょう。視聴者の見えないところにカンニングペーパーを置くのもありです。

閲覧者に次に取ってもらいたい行動を伝える

動画の最後で、閲覧者に取ってもらいたい行動を伝えます。基本的にはチャンネル登録を促すか、次の動画に飛んでもらうよう促します。余りあからさまに伝えすぎるとかえって反発を招くので、しつこくならないように気をつけます。

タイトルやサムネイル、投稿者コメントなどをブラッシュアップする

視聴者の多くはYoutubeの検索機能を使って動画を検索します。検索一覧に表示され、なおかつクリックしてもらうためには、適切なタイトル、サムネイル、投稿者コメントを揃える必要があります。

タイトルと投稿者コメントはSEOの知識が活用できます。SEOとは検索エンジン最適化、特定のキーワードで検索したときに上位表示されるための工夫のことです。重要なキーワードはタイトルだけでなく、投稿者コメントにも挿入すると、検索順位が上がりやすくなります。具体的な数字を入れると説得力が増します。

そして、それ以上に重要になるのがサムネイルです。人間は文字よりも画像を優先的に見る(そちらのほうがわかりやすいから)ため、人目を引くサムネイルが作れれば、それだけで他の動画に対して優位に立てます。

サムネイルのポイントは「顔を大きく入れること」です。顔出しをしない場合は仕方ありませんが、顔出しする場合はなるべく顔を大きく写します。人間は相手の目を見て他人を認識する修正があるため、顔が大きく映っているとどうしても気になるものです。

もう一つのポイントは文字です。トップYoutuberのサムネイルには大抵の場合大きな文字が入っています。画像の上に文字を入れると、視聴者はその動画がどのような動画なの化を簡単に推測できるようになるため、クリックに対する心理的な抵抗がなくなります。

清潔感を出す

実写系の場合は、動画の清潔感も重要です。特に軽視されがちなのが背景です。例えば部屋の中で撮影する場合は、背景にゴミや大量の生活用品が映らないように気をつけます。背景が白いとそれだけで清潔感を出せるのでおすすめです。

顔出しの場合は、本人の清潔感ももちろん大切です。顔の良し悪しに関係なく、整髪し、最低限のメイクをします。伸びたままの髭は剃りましょう。服は高いものを切る必要は全く無いですが、ヨレヨレのものよりはきれいに洗濯されたものを選ぶべきです。

食事シーンを撮影する場合はクチャクチャと音を立てずにきれいに食べます。食べ方が汚いと、どんな美味しい食品も台無しです。

手元が映る場合は、爪は短く切ります。手が荒れている場合は、そもそもなるべく手元を移さないようにした方がいいでしょう。

コメントしたくなるポイントを入れる(ニコニコ動画のみ)

ニコニコ動画の検索方法の一つに「コメントが新しい順に検索する」と言うものがあります。コメントを上手に稼ぐと、この検索方法で検索されたときに常に上位に表示されます。

常に上位に表示されるようになれば自然と再生数も伸び、再生数が多い順に検索する」で検索したときも上位に表示されやすくなります。

コメントしたくなるポイントとは簡単に言えば「ツッコミどころ」です。動画上にコメントが流れるニコニコ動画の仕組みは、動画が「ボケ」、コメントが「ツッコミ」の関係にあるといえます。視聴者が突っ込みやすいようなわかりやすく、くどすぎない「ボケ」を入れることによって、コメント数が増えます。

毎日同じ時間に投稿する

動画投稿は原則として、毎回同じ時間に行います。同じ時間に投稿すると、視聴者はその時間になると自然にYoutubeやニコニコ動画を開いてくれるようになります。固定客からの再生数を延ばす上で、非常に重要な取り組みです。

できれば英語のタイトル・字幕を付ける

ペット・料理・ノウハウ系の動画の場合は、英語でタイトル(副題)および字幕をつけることをおすすめします。全く同じ内容の動画であっても、日本人だけをターゲットにするのと、日本人+英語圏の人間をターゲットにするのでは、再生数は全く違ったものになります。

英語が苦手という場合は人に翻訳してもらうのも手ですが、翻訳者を雇うのにもお金がかかりますし、Google翻訳を使うといいでしょう。Google翻訳は英語→日本語の翻訳は余り得意ではありませんが、日本語→英語の翻訳の精度はかなり高いです。

それでも正確なものではありませんが、だいたい伝われば問題ありません。日本人が外国人の話す片言の日本語をだいたい理解できるのと同じで、外国人も日本人の片言の英語をだいたい理解できます。

動画やアイデアのストックを作っておく

チャンネルやアカウントを有名なものにするためには、投稿頻度を上げる必要があります。毎日投稿できるのならばそれに越したことはありません。実際、HIKAKIN氏やはじめしゃちょー氏などの超大物Youtuberは、(ほぼ)毎日動画を投稿しています。

しかし、動画を毎日投稿するのは思った以上に大変です。突然冠婚葬祭が入ったり、病気になったりするかもしれません。また、時間が合ってもアイデアがなければ動画は撮れません。それを防ぐためにも、動画やアイデアのストックは常に用意しておくべきです。

これらのストックは、本格的な投稿を始める前に作っておきます。最初の動画を投稿する時点で、1週間分(7本)の動画のストックと、3週間分の具体的なアイデア、2ヶ月分の漫然としたアイデアを用意すると、スタートアップがうまくいきやすいです。

動画投稿と著作権

動画を投稿する際に気をつけなければならないのが、著作権侵害です。悪意ある侵害は言うまでもなく、故意の侵害にも気をつけなければなりません。

実際には著作権者側が無視してくれる、あるいは気が付かない場合も多いのですが、Youtubeでは他者のコンテンツをそのまま使った場合、広告をつけられなくなってしまいます。例外的に著作権者が商用利用可能と明言している場合は広告が付けられます。

例えば、任天堂の場合、一部のタイトルでの実況を公に認めています。これ以外にもマインクラフト、ファイナルファンタジー14など、公式が配信を許可しているタイトルは少なくありません。フリーゲームの場合は、コンシューマゲームよりも商用利用可能な者の割合が多いので、まずはそちらから始めるという手もあります。

ただ、いくら気をつけていても、何から何まで自分で用意するというのはほぼ不可能です。無料で配布されているフリー素材を使えば、お金をかけることなく、他者の権利を侵害することもなく、動画を華やかに出来ます。

ただし、フリー素材と言っても完全に自由に使えるわけではありません。配布サイトによっては商用利用がNGだったり、利用の際にサイトへのリンクを義務付けていたりします。配布サイトの利用規約をよく読み、規約を守って動画を作りましょう。

まとめ

  • 動画投稿で稼ぐのは、平均的な会社員や公務員よりも大変なこと
  • 一度軌道に乗ってしまえば動画がどんどん収益を生んでくれる
  • 現時点で稼ぎやすい動画サイトはYoutubeとニコニコ動画
  • 両者に全く同じ動画を上げても問題はない
  • ゲーム実況や動物、ノウハウなど、稼ぎやすいジャンルというものが存在する
  • Youtubeとニコニコ動画では収益の仕組みが微妙に異なる
  • 動画は初心者ほど丁寧に編集するべき
  • 台本を作ると余計な編集作業の手間を減らせる
  • 実写系の動画を取る場合は、清潔感が特に重要

動画投稿で稼ぐのは思った以上に大変なことですが、会社員や公務員では味わえない面白さがあります。

なにより、一度人気と知名度を築いてしまえば、後は過去の動画が稼いでくれるというのは大きなメリットです。動画投稿に興味がある方は、まずは動画を幾つか投稿することから始めてみてはいかがでしょうか。