vプリカはビットコイン決済には対応していませんが、工夫をすることでビットコインをvプリカに交換ができるようです。
ここでは、vプリカをビットコインで購入する方法を紹介します。また、その逆でvプリカからビットコインを購入することができるのかどうかについても解説をします。
vプリカの購入方法
vプリカを利用するためにはアカウント開設が必要です。まだアカウントを持っていないという人は開設をしてみましょう。
vプリカを作成するために必要なものはメールアドレスのみです。
本人確認書類などは不要ですが、生年月日や電話番号なども正確な情報を記入するようにしましょう。
vプリカを買う方法は大きく分けると次の3種類です。
インターネットで買う
お店で買う
一番手軽なのはインターネットで買う方法でしょう。インターネットバンキングのほか、クレジットカードにも対応しています。
ただし、対応しているクレジットカードは
・ライフカード
・VISA
・MasterCard
となっています。JCBブランドのクレジットカードでは購入ができないことには注意が必要です。
一番お得なのはライフカードです。ライフカードなら、
3,000円の分のVプリカ(通常3,200円)が3,000円で購入することができます。
クレジットカードもしくはインターネットバンキングからの購入の場合、
1,000円分のVプリカ・・・1,200円
2,000円分のVプリカ・・・2,200円
3,000円分のVプリカ・・・3,200円
5,000円分のVプリカ・・・5,200円
10,000円分のVプリカ・・・10,200円
20,000円分のVプリカ・・・20,200円
30,000円分のVプリカ・・・30,200円
というようになっています。コンビニで購入をすると手数料が変わってくることには注意です。
クレジットカード・インターネットバンキングなら500円から購入することができることがメリットですが、少額の購入ほど手数料が割高になります。
ライフカードなら通常200円の手数料がかかるところをいつでも200円割引で購入することができる上、ポイントもつくので断然お得です。
ポイント交換でも入手可能
vプリカは電子マネーやポイントサイトからポイント交換をすることでも入手することができます。
ポイントインカム
お財布ドットコム
モッピー
ネットマイル
Pex
PointExchange
ゲソてん
など、vプリカへの交換に対応しているポイントサイトは多いです。このほかにもたくさんの電子マネー・ポイントサイトがvプリカへの交換に対応しています。
ビットコインはvプリカに交換できる?
それでは本題に入ります。
ビットコインでvプリカが購入できるかですが、現在のところはvプリカはビットコイン決済に対応していないので、できません。
vプリカの公式サイトによると、
「日本国内で発行されたVisa、MasterCardのマークがあるクレジットカード、およびライフカードでご購入いただけます。」
とあるのでビットコインデビットカードならvプリカを購入できるかのように思えます。しかし、
「なお、海外で発行されたクレジットカード、デビットカードでは購入できませんので、予めご了承ください。」
ともあるので、海外発行のビットコインデビットカードではvプリカを購入できないようです。
なお、日本で発行されたデビットカードならば交換はできるようです。日本発のデビットカードであり、ビットコインでチャージができるタイプのものならば間接的にビットコインでvプリカへチャージができるでしょう。
現在は、
・バンドルカード
・マネパカード
の2つが候補となるでしょう。正確に言うとどちらもビットコインデビットカードではなく、あくまでビットコインでチャージをすることができるプリペイドカードです。
交換ならば可能?
次に、ビットコインをvプリカに交換することが可能なのかどうかを紹介します。
実はビットコインをvプリカに交換することは可能だったのですが、2017年10月8日現在はサービスが停止されています。
vプリカを発行しているのはライフカード株式会社です。
2016年2月8日に、ライフカード株式会社とbitFlyer(ビットフライヤー)が提携し、ビットコインとvプリカの交換サービスが開始されました。実際に交換が開始された時期は2016年9月5日だったようです。
その後bitFlyerにおいてビットコインからvプリカへの交換は可能だったのですが、2017年8月頃に突然利用ができなくなりました。おそらくはなにかしらの規制が入ったからでしょう。
このことについてbitFlyerからのアナウンスはないので、詳細は不明です。
交換が再開されつつある?
2017年の8月くらいから、「ビットコインをつかう」のページから電子マネーやギフト券への交換ができなくなっていました。
vプリカだけでなく、アマゾンギフト券、nanaco、Edyなどへの交換も一時的に停止されました。
2017年の9月29日に仮想通貨交換業者登録完了の知らせが入り、その後間もなくアマゾンギフト券への交換については復活しています。
2017年10月8日現在、交換が再開されている電子マネー・ギフト券はアマゾンギフト券のみですが、もうしばらくしたら他の電子マネー・ギフト券への交換も再開される可能性が高いのではないでしょうか。
結論として、現在はビットコインをvプリカへ交換することはできません。しかし、アマゾンギフト券への交換が再開されたことから、同じ電子マネー・ギフト券の一種であるvプリカについても間もなく交換が再開される可能性があります。
交換方法は?
交換方法はとても簡単であり、bitFlyerのアカウントにログインし「ビットコインをつかう」のページからvプリカの発行申請をするだけです。
アマゾンギフト券への交換が再開されたので、nanaco、Edy、vプリカなどへの交換も徐々に再開されていくのではないでしょうか。
WALTとは?
ウォルト株式会社も、ライフカード株式会社と提携をしています。
Bitcoinウォレットサービス「WALT(ウォルト)」はビットコインを送金・入金できるビットコインウォレットですが、vプリカ購入も手軽に行うことができるという特徴を持っています。
しかし、このウォルトによるvプリカ購入についても、現在はサービスが停止されているようです。
vプリカでビットコインを購入することは可能?
逆に、vプリカでビットコインを購入することは可能でしょうか?
日本の大手仮想通貨取引所であるZaif(ザイフ)では、
「個別の動作確認は行っておりませんが、VISAまたはMasterマークのあるプリペイドカード、またデビットカードもご利用可能でございます。」
と公式ホームページに書かれているので、可能となっているようです。
その他の取引所でも、クレジットカードでの購入に対応している取引所ならば基本的には可能と考えてよいでしょう。
しかし、クレジットカード決済の手数料(通常5%前後)は利用者負担となっているので割高になってしまう点については理解をしておきましょう。
ビットコインのデビットカード・プリペイドカードを使ってみよう
日本発のビットコインデビットカードというものは存在していないようです。
・バンドルカード
・マネパカード
の2つはビットコインプリペイドカードと呼ばれることもありますが、実はそうではありません。
あくまでチャージの方法の1つにビットコインでの支払いが含まれているだけであり、一般的なプリペイドカードとそう変わらないもののようです。
バンドルカードのほうはメールアドレスと電話番号だけで登録ができるという点では、vプリカと似ています。
2017年10月6日から「bitFlyer VISA プリペイドカード」が発行されていますが、これはバンドルカードの一種となるようです。「bitFlyer VISA プリペイドカード」はbitFlyerアカウントから簡単にチャージが可能となっています。
vプリカはネット専用プリペイドカードですが、バンドルカードはリアルカードも存在します。
海外のビットコインデビットカードの将来性に注目
海外のビットコインデビットカードとして注目株なのは、
Monaco
TOKEN CARD
Bankera
UQUID
などとなります。
現在、WAVECRAFT社がEU以外でのカード発行を停止しているので、ほとんどの海外ビットコインデビットカードは使えなくなっています。
新規カード発行だけでなく、10月15日以降はEU以外でカードが使えなくなるのですでに持っているという人も要注意です。
一時的に利用ができなくなるものの、提携先を変えてカードの利用が再開される可能性が高いという予想があります。
海外デビットカードは今後ますます普及することでしょう。現在はまだどうなるかわかりませんが、将来性に期待してTenXやMonacoなどに投資をしておくことは面白いはずです。
ビットコインのハードフォークが起こる可能性があるので慎重に
ビットコインは2017年8月1日にハードフォークし、ビットコインキャッシュが生まれました。
しかしどうやら、まだハードフォークが起こる可能性があるようです。
11月1日にビットコインゴールドが、
さらに、
11月中旬にBitcoin Segwit2x(BT2)が、
ビットコインから分岐して新たに誕生する可能性があると言われています。
まだ不確定な情報ですが、8月1日のハードフォークと同じ展開になるなら、アルトコインからビットコインへ換えようとする動きがあるはずです。
その理由は、10月25日時点でビットコインを保有していればビットコインゴールドがもらえる可能性があるからです。
実際にハードフォークが起こるのかどうかもまだ明らかではありませんが、アルトコインを購入する場合には慎重に行いましょう。