ビットコインの派生系!国産2chキャラが目印のモナコインの魅力

仮想通貨の王様といえばビットコインですが、世の中にはビットコイン以外にも多数の仮想通貨が存在しています。

ビットコイン以外の仮想通貨をまとめてアルトコインといいます。アルトコインの中でも代表的なものとしてよくあげられるのがEthereum(Ether)やRipple(XRP)ですが、これらはいずれも海外産の仮想通貨です。

一方、国産の仮想通貨として一定の知名度があるのが「モナコイン」です。2ちゃんねるで古くから愛されているアスキーアート(文字や記号を組み合わせて作った画像)のキャラクターであるモナーが目印の、日本初の国産通貨です。

ビットコインや上記のアルトコインと比べるとまだまだ価格は安いものの、国産の仮想通貨ということもあり、比較的多くの国内取引所で売買されています。2ちゃんねるを中心とした日本のインターネットである程度使われている、「実需のある仮想通貨」であり、今後も十分な値上がりが期待できる仮想通貨の1つです。

モナコインはスピード決済が特長の国産仮想通貨

モナコインは日本の超巨大掲示板「2ちゃんねる」のソフトウェア板で誕生した仮想通貨です。開発者はMr.Watanabe(わたなべ氏、2chpool ◆bzJIFpVqts)氏ですが、管理人と呼べる人は存在していません。このあたりはビットコインと同じですね。

モナコインのベースになったのはライトコインという仮想通貨ですが、ライトコイン自体がビットコインを補完するために作られたものであるため、モナコインはビットコインの孫的な存在、と言えなくもないですね。

モナーって何者?

モナーは先程の画像に出てきた、タレ目の猫型のアスキーアートです。あめぞう、もしくはあやしいわーるどという匿名電子掲示板で誕生し、2ちゃんねるで爆発的に広まったキャラクターとされています。誕生してから20年近く経った古参AAですが、未だに根強い人気があります。

匿名掲示板の中で発生したキャラクターであるため細かいキャラクター付けがなされているわけではありませんが、以下のような設定で扱われることがおおいです。

  • 体型は小太りで、同時期に流行ったギコ猫(ギコ)やしぃなどと比べるとやや大柄。
  • 口癖は「オマエモナー(お前もな)」。語尾に「モナ」をつけて喋ることが多い。
  • 当初は煽り目的で作られたキャラクターだったが、現在は温厚な性格で書かれることが多い。
  • カラーイラストやFLASHなどでは体の色は白で書かれることが多いが、そのような設定があるわけではない。
  • 猫型であるが必ずしも猫であるというわけではないらしく、基本的に二足歩行で歩く。

モナコインの決済スピードは1.5分

モナコインならではの特長の一つとして、決済スピードがビットコイン及びライトコインよりも早いことが挙げられます。ビットコインの現時点での決済スピード(ブロック生成スピード)は平均で10分です。そこから派生したライトコインの決済スピードは2.5分です。

一方、モナコインの決済スピードは1.5分です。ビットコインはもちろん、ライトコインと比べても早く設定されていますね。ビットコインの難点に決済スピードが後発組のアルトコインと比べると遅く、店頭での決済には使いづらいことがよく挙げられますが、モナコインはその欠点がかなり改善されているといえます。

モナコインの発行枚数は1億512万枚

ビットコインの発行枚数は2100万枚、ライトコインの発行枚数は8400万枚です。それに対して、モナコインの発行枚数は1億512万枚です。ライトコインと比べた場合、それほど大きな差はありませんが、ビットコインと比べた場合は5倍以上の差があります。

採掘の仕組みはビットコインとだいたい同じだが、ビットコインよりも簡単

モナコインはビットコインと同じく、Proof of Work(POW)というシステムで新規発行されています。POWとは簡単に言えば、高性能なコンピュータほど採掘に成功する(新規発行分を受け取れる)可能性が高いシステムです。

仮想通貨の採掘方法としては最も基本的な仕組みですが、高性能なコンピュータを大量に買える人=お金のある人のもとに更にお金が集まるようになってしまうという弱点もあります。

ただし、モナコインの採掘をする人はビットコインの採掘をする人よりもずっと少なく、競争が激しくないため、今やるならばモナコインの採掘のほうがおすすめです。ビットコインの採掘には多数の組織が関与しており、個人で太刀打ちするのはもはや不可能です。

モナコインの採掘方法には集団で行うプールマイニングと、個人で行うソロマイニングが有ります。ソロマイニングは難易度が高いので、初心者のうちはプールマイニングが無難です。

プールマイニングを行うにあたってはモナコインを保管するためのウォレットを用意したうえで、プールマイニング用のサイトに登録する必要があります。プールマイニング用のサイトはいくつかありますが、現状人気があるのはVIP POOLです。

また、採掘方法にはCPUを使った採掘と、GPUを使った採掘があります。GPUを使った採掘のほうがより多くのモナコインを発掘できますが、コンピュータに掛かる負荷も大きくなります。

おすすめのモナコインウォレットは「モナコイン-qt」

モナコインに限った話ではありませんが、仮想通貨を保存するためには、その入れ物であるウォレットが必要になります。仮想通貨取引所に保管しておいてもいいのですが、仮想通貨取引所は個人用のPCなどと比べるとハッキングの被害に合う可能性が高いため、高額の仮想通貨を保管する場合は念のためウォレットに保管しておいたほうがいいでしょう。

モナコインのウォレットはいくつか有りますが、現状ではモナコイン-qtが人気があって使いやすいです。Start MonacoinのWebサイトからダウンロードできます(OSによってダウンロードすべきファイルが異なるので注意しましょう)。

モナコインは仮想通貨取引所でも買える

モナコインは採掘だけでなく、仮想通貨取引所で購入することも出来ます。現時点でモナコインを取り扱っている仮想通貨取引所は

Zaif
ビットフライヤー
bitbank.cc

などです。取引所によって多少価格が異なるので、余裕がある方は複数の仮想通貨取引所に登録し、一番安いところで買うのがいいでしょう。購入したモナコインは仮想通貨取引所内に保管しておくことも出来ますが、長期保有が前提の場合は、より安全なウォレットにうつしておいたほうがいいでしょう。

モナコインが使えるお店は意外と多い

モナコインは日本初の国産仮想通貨ということもあってか、知名度の割には使える店舗やコミュニティなどが多いです。幾つか代表的なものを紹介します。

ビットコインモール

ビットコインモールは、ビットコインおよびモナコインでの支払い以外を受け付けていない、仮想通貨保有者のためのショッピングサイトです。取扱商品はAV機器やカメラ、情報家電、パソコンなどの電化製品が中心ですが、キッチングッズや生活雑貨、おもちゃ、カー用品などもあります。

ちょっと変わったところでは装飾用のビットコイン(要するにコインのおもちゃ)なんかもあります。あくまでもおもちゃなので、通貨としての価値はありません。

ビットコインモールではビットコインとモナコインしか使えませんので、個人情報漏えいリスクが非常に低いです。

発送先の住所・氏名・電話番号は必要になりますが、更に大切なクレジットカード番号は不要なので、万が一の事態が発生してもその被害を小さく抑えることができます。

ビットコインモールではそもそもアカウント登録が不要(することも可能だが、しなくても問題なく買い物できる)ため、不安な場合はアカウント登録せず、買い物のたびに住所などを入力しても全く問題ありません。

arc

acrは秋葉原にあるパソコンショップです。パソコン本体、パーツ、周年機器、ソフトウェアなどを販売しています。秋葉原にある実店舗だけでなく、オンラインショップでもモナコインが使えます。

コインギフト

コインギフトは、ビットコイン及びモナコインでAmazonギフト券とiTunesが購入できるギフト券の販売サイトです。現状、ビットコインやモナコインをAmazonで使うことは出来ませんが、コインギフトでAmazonギフト券を購入すれば間接的にビットコインやモナコインで買い物ができるようになります。

モナコインを投げ銭で使う

モナコインは仮想通貨としては珍しく「投げ銭」に使うことが出来ます。投げ銭とは簡単に言えば、オンラインで支払えるチップのようなものです。

オンラインで知らない人とお金の遣り取りをするのは心理的な抵抗があるという人でも、モナコインを使えば気軽に、匿名性を保ったままお金を送ることが出来ます。

優秀なフリーソフトの開発者やブロガー、写真家・動画投稿者は寄付を受け付けていることが少なくありませんが、寄付の方法は将来法定通貨ではなくモナコインで行うのが当たり前になるのかもしれません(実際、一部の開発者などはモナコインでの寄付受け付けを行っています)。

投げ銭の方法は色々ありますが、現在は「Ask Monaを使う」「Twitterを使う」という2つの方法が主流です。

Ask Monaで投げ銭をする

Ask Monaはモナコインのやり取りができる掲示板です。Ash Mona上で投げ銭をするためには、「モナコイン残高」「Ask Monaのアカウント」が必要です。アカウントは2分で簡単に作れます。

Ask Monaには雑談スレッドやお絵かきスレッド、運営に対する要望を書くスレッドなどもある一方で、モナコインの有用な情報交換が行えるスレッドも少なからず存在しています。基本的には2chやしたらば掲示板のように使える匿名掲示板ですが、有用な投稿をしてくれた人にはモナコインを送ることも可能です

アカウントを登録したら、スレッドを開きます。有用そうな投稿を見かけたら、そのレスについている「送る」というリンクをクリックします。すると入力フォームが表示されるので、その人に贈る金額を指定して、「Monaを送る」ボタンを押せばOKです。

Twitterで投げ銭をする

Twitterは匿名で利用できるSNSです。Twitter上でモナコインを投げ銭として使うためには「モナコイン残高」「Twitterのアカウント」が必要になります。アカウントは2分で簡単に作れます。

Twtiterアカウントを用意したら、まず「@tipmona deposit」とツイートします。これはtipmonaに一時的にモナコインを預けるためのコマンドです。

このツイートはタイムラインに表示されません。@tipmona deposit‬はいわゆるbotですので、気兼ねなくリプライしても全く問題ありません。少し待つとこのbotからtipmonaへモナコインを送金するためのアドレスが送付されてくるので、そのアドレスにあなたの手持ちのモナコインを送金します。

次に、「@tipmona balance」とツイートします。これはtipmonaに預けているモナコインの残高を調べるコマンドです。暫く待つと、@tipmonaから「あなたの残高は10.0Monaです」といった感じのリプライが返ってきます。投げ銭はこの残高を切り崩して行います。

最後に、「‪@tipmona tip @モナコインを送りたい人の‬ID 金額」とツイートします。‪例えば、「@Suzukitaro」という人に10モナコインを送金したい場合は、「‪@tipmona tip @Suzukitaro 10」とツイートすればOKです。

暫く待つと、@monacoinから「@あなたのID さんから @Suzukitaro さんにお届け物です! つ[10.0mona]」というツイートが届きます。このツイートは@Suzukitaroさんにも届けられます。

この段階では、モナコインは@Suzukitaroさんのものとして、tipmonaが預かっています。そのため、@Suzukitaroさんが「@tipmona balance」とツイートすると、「あなたの残高は10.0Monaです」というリプライが返ってきます。

残高を出金する場合は「@tipmona withdraw 金額 アドレス」とツイートすればOKです。

アドレスとはモナコインを出金するためのウォレットのアドレスです。@Suzukitaroさんは受け取った10Monaをすべて出金することも出来ますし、8Monaだけ引き出して残りは他の人への投げ銭に使うと言ったようなことも可能です。

モナコインの価格は上昇傾向

こちらは2014年1月移行のモナコインの価格チャートです(http://mona-coin.com/より引用)。このグラフを見ていただくと分かる通り、2014年8月頃に1回暴騰して居ますが、その後は長い低迷期に入っているのがわかります。しかし、2017年4月頃から再び上昇し始め、現在は1Mona=50円程度を維持しています。2014年8月の暴騰と違い、高価格の機関が長続きしているため、本格的に需要が増加し始めたと見ることも出来ます。

まとめ

  • モナコインは日本初の国産仮想通貨
  • 2ちゃんねるで有名なアスキーアート「モナー」がモチーフ
  • ビットコインを保管するために作られたライトコインを参考にして作られている
  • 国内ではビットコインと並んで使えるお店が多く、一定の実需が存在する
  • 価格はビットコインと比べると安く、小額での購入が可能

モナコインは世界的な仮想通貨にはなりえないかもしれませんが、日本国内では根強い支持がある仮想通貨です。将来の価格上昇も期待できます。

しかし、最終的に仮想通貨を買う買わないを決めるのは皆さんです。仮想通貨に限った話ではありませんが、あくまでも投資は自己責任に基づいて行うようにしましょう。