ビットコインなどの仮想通貨は銘柄選びが重要!そのポイントは?

ビットコインの価格が2017年の4月から急上昇していますが、実はビットコインが時価総額に占める割合は低下しています。

この理由として、ビットコイン以上にその他の仮想通貨が買われているということがあげられます。

ここでは、ビットコイン以外の仮想通貨のうち、初心者投資家はどれを買うべきなのかについて紹介します。

時価総額ランキングを参考にする

仮想通貨の時価総額ランキングを確認できるサイトはいくつかありますが、「coingecko」、「CryptoCurrency Market Capitalizations」、「coincap」などが有名です。

coingeckoというサイトのデータによると、2017年8月13日時点での時価総額ランキングは次のようになっています。

1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ビットコインキャッシュ
5位 ライトコイン
6位 NEM
7位 IOTA
8位 DigiCube
9位 NEO
10位 ダッシュ
11位 Ethereum Classic
12位 Qtum
13位 Bitconnect
14位 Monero
15位 Stratis
16位 OmiseGo
17位 TenX
18位 Waves
19位 EOS
20位 BitShares

仮想通貨時価総額ランキングはサイトによってやや違いがありますが、サイトによって順位が大きく入れ替わっているということは基本的にないようです。不安な人は有名なサイトを2つか3つチェックしておけば良いでしょう。

日本では仮想通貨という呼び名が一般的ですが、海外では主に暗号通貨(Cryptocurrency)という用語が使われています。両者はほぼ同じ意味です。

今注目のアルトコイン

16位のOmiseGoは日本人のJun Hasegawa氏によって開発された新しい仮想通貨なので注目です。

2017年8月3日あたりから価値が急上昇し、8月11日にはおよそ4倍の価格になっています。その後価値が下がっていますが、まだまだ伸びしろはあるでしょう。

上昇中の通貨は高値でつかんでしまう可能性も高いので、初心者の人は注意をしておきましょう。まだまだ上昇する可能性もありますが、そこが最高値だったということもあります。

OmiseGoはまだ日本の取引所では扱われていませんが、日本企業の銘柄なので将来的に扱われる可能性は高いでしょう。

日本の取引所を利用する

日本の仮想通貨取引所は増加傾向にありますが、初心者の人はまずは大手に登録をしてみましょう。

bitFlyer、coincheck、Zaifの3大取引所のいずれかに登録をすることがおすすめです。

bitFlyer

bitFlyerは日本の最大手の取引所であり、最も歴史が古い取引所でもあります。

他の取引所と比較して資金力がダントツであり、信用度と安全性で考えるならここがナンバーワンのはずです。

扱っている仮想通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインと少なめです。

ライトコインは販売所での販売のみであり、2017年8月13日時点ではトレードにはまだ対応していないようです。

取引所に比べて販売所では手数料が高めになっているので注意をしておきましょう。

coincheck

coincheckは日本の取引所の中では扱っている仮想通貨の種類が多いことが特徴です。

ビットコイン(bitcoin)
ビットコインキャッシュ(bitcoinCash)
イーサリアム(Ethereum)
イーサリアムクラシック(Ethereum classic)
リスク(Lisk)
ファクトム(Factom)
モネロ(Monero)
ネム(NEM)
オーガー(Augur)
ライトコイン(Litecoin)
ダッシュ(Dash)
ジーキャッシュ(Z-Cash)

の12種類に対応しています。

ここで、時価総額ランキングをもう一度見てみると、

1位のビットコイン、2位のイーサリアム、3位のリップル、4位のビットコインキャッシュ、5位のライトコイン、6位のネム

というように、1位~6位までの仮想通貨はもれなく扱われています。

その他6種類の仮想通貨についても、

ダッシュは10位、モネロは14位、ジーキャッシュは21位、オーガーは27位、リスクは28位、ファクトムは43位となっており、いずれの通貨も上位に入っていることがわかります。

時価総額ランキングは頻繁に変動するので、定期的にチェックしておくとよいでしょう。

すでに知名度がある程度高い仮想通貨は将来価値がゼロになる可能性は低く、今後も伸びる可能性が高いので投資対象としておすすめです。もちろん、リスクは存在しています。

Zaif

Zaifではビットコイン、ネム、モナコインの取引が行えます。モナコインの取引をしたい人はZaifがおすすめです。

海外の取引所は?

モナコインのようなマイナーな銘柄の仮想通貨の取引をしたい場合、海外取引所も選択肢に入ります。しかし、海外の取引所ではトラブルもよく起きているようです。

サポートが英語なのでいざという時に不安という問題もあります。トラブルが起きて裁判を起こそうとしても相手先の会社が海外にある場合には面倒です。

多額のお金を預けるならやはり日本の取引所が良いでしょう。

あえて海外の取引所を利用するならば、Bittrexやpoloniexなどの知名度の高いところがおすすめです。しかし、これらの有名な取引所であってもトラブルは起きており、すべて英語なので取引で苦労をしたという話を耳にします。

仮想通貨の特徴を理解する

仮想通貨はどれもブロックチェーンという技術が使われており、共通点が多いですが、送金の速度、匿名性の高さなどにおいてそれぞれに特徴があります。

仮想通貨のトレードをするときには、技術的なことも調べておくと良いです。しかし、必ずしも技術的に優れたものが上位に来るとは限らないので、技術面がわからないからといって投資を諦める必要はありません。

携帯電話、テレビ、冷蔵庫などの電化製品はだれもが使っているものでありますが、その技術的なことを完全に理解をしている人はほとんどいないでしょう。

仮想通貨も同じことであり、技術面については理解ができていなくてもそれほど問題はありません。

中には詐欺コインも存在しているようなので、投資前にある程度の調査は必要です。不安な人は時価総額ランキングの上位の通貨に投資をするようにしておけば間違いないでしょう。

技術的にはイーサリアム、ライトコインなどが優れていると言われていますが、1位のビットコインを抜くことはできていません。技術とランキングは必ずしも一致しているとは限らないということです。

仮想通貨の目的や用途

仮想通貨にはそれぞれ異なる目的や用途があります。

イーサリアムとビットコインの違い

イーサリアムは、ブロックチェーンという技術が用いられているという点ではビットコインと共通しています。

しかし、イーサリアムにはビットコインにはない目的や用途が存在します。

ビットコインの特徴

ビットコインは通貨としての完成度が非常に高いです。ドルや日本円などの現実の通貨よりも優れているという意見もあります。

ビットコインは国という境界線がなく、世界中どこでも使用ができます。海外へ送金するときにも特別な手数料はかかりません。

国内での送金でも、地方銀行や信用金庫へお金を振り込む場合などには500円以上の手数料がかかることがあるので、ビットコインのほうが安く送金ができるケースが多いでしょう。

また、銀行振込みでは銀行が営業している9時~15時以外の時間に手続きをしても振込みは反映されません。

ビットコインの場合、平日の15時以降や土日祝日でも関係なく送金できるということがメリットです。

イーサリアムの特徴

イーサリアムはお金としての機能もビットコインと同じくらいに優れていますが、契約書としての用途も併せ持っています。

例えば、賃貸契約をする時には入居者とオーナーが契約を交わしますが、この契約の内容をイーサリアムのブロックチェーンに書き込むことができます。

「お金」としての使い方もできるので、敷金・礼金、毎月の家賃の支払いなどにイーサリアムを安い手数料で使うことができます。

さらに、毎月自動的に家賃を支払うといったシステムを作ることも可能です。

お金、契約書、システムという3つの使い方ができるのがイーサリアムです。

賃貸契約に限らず、商品の購入、金融取引などのさまざまな場面で利用ができます。

ビットコインは通貨としての完成度は高いですが、自由度の高さならイーサリアムに軍配が上がるでしょう。

契約行動を自動プログラム化する仕組みのことを「スマートコントラクト」と呼びますが、イーサリアムはそれが利用できます。

ライトコイン

ライトコインは、ビットコインの次に作られた仮想通貨です。

ビットコインでは早くても10分程度の送金時間がかかりますが、ライトコインでは送金速度をその4倍くらいにすることを実現しています。

また、ライトコインは世界で2番目にSegwitという技術を採用した仮想通貨です。Segwitという技術が採用されたため、仮想通貨が持っているトランザクション展性の脆弱性の問題を解決しています。

ちなみにSegwitが世界で最初に採用された仮想通貨は、モナコインです。

リスク

リスクはイーサリアムと同じことができ、さらに処理速度についてイーサリアムよりも優れているそうです。

それではイーサリアムよりも価値が上がると考えるかもしれませんが、やはり後から登場をした仮想通貨は不利なので、イーサリアムよりもランキングが低いです。

リップル

リップルは3ヶ月で価値が100倍以上になったことで有名になりました。

リップルは電子送金をするときに使う仮想通貨です。

例えば、アメリカに住んでいる知人にお金を送金するときに、

円→リップル→ドル

という手順を踏むことで手間や手数料を大幅に減らすことができます。

もしも銀行などの金融機関が本格的にリップルを採用したら価値がすごいことになるという予想があります。

ダッシュ

ダッシュは元々はダークコインと呼ばれていた仮想通貨です。2015年にダークコインからダッシュに改名されました。

ビットコインは匿名性が高い通貨ですが、取引の記録は全て残ります。個人の特定まではできませんが、どのアドレスからどのアドレスへいくらのビットコインを送ったといった記録は全て残ってしまいます。

ダッシュはその問題を解決しています。誰が誰に送ったかなどを全くわからなくしています。

ビットコインよりもさらに匿名性の高い仮想通貨であると言えます。

モネロ、ジーキャッシュなども同じ特徴を持っています。

FXができる仮想通貨

日本の取引所では、現在のことろはビットコインしかFXには対応していません。将来的にはイーサリアムなどでもレバレッジ取引ができるようになる可能性は高いですが、現在はレバレッジ取引がしたいならビットコインしか選択肢がないという状況です。

海外の取引所ではアルトコインでもFXができるところが存在しています。しかし、海外の取引所では出金トラブルがよく起きているようで、サポートセンターにメールを送っても英語なのでやり取りで苦労をしたという体験談なども出ています。

特に理由がないならば、日本の取引所でビットコインのレバレッジ取引をしておくことがおすすめです。日本の業者の場合、レバレッジは法律によって最大で25倍までと決まっています。

実際にやってみるとレバレッジ25倍でもあっという間にロスカットをしてしまう可能性が高いです。現実通貨のFXとはかなり差があるので、まずは少額の投資から始めてみるべきです。

ビットコインFXではレバレッジを2倍にしていても大暴落時などにロスカットが起きることがあるので注意をしておきましょう。一番安全なのは現物で取引をすることです。

テクニカル分析とファンダメンタル分析を身につける

仮想通貨のトレードを行うときにはテクニカル分析とファンダメンタル分析を勉強しておくことがおすすめです。

初心者の人はチャートが上昇しているのを見て、「もしかしてこれが上昇トレンドか?」と考えて高値で購入をしてしまうことがあるようです。

逆に、過去のチャートなどを見て、「これだけ下がっていれば次は上がるだろう」と下降トレンドにある通貨を購入してしまい、その後も下がり続けるというような失敗もよく耳にします。

最悪のケースは、そのままその仮想通貨が取り扱い終了となってしまうということになるでしょう。

テクニカル分析やファンダメンタル分析について基本的なことを身につけておけば、初歩的な失敗をしてしまう可能性を下げることができます。

株式投資もおすすめ

「ビットコインが値上がりしているので、ビットコインのトレードをして稼ぎたい!でも、すでにかなり上昇しているので暴落して資産を失うのが怖い。」という人にはビットコイン関連銘柄がおすすめです。

ビットコイン関連銘柄とは?

ビットコイン関連銘柄といってもさまざまなものがあります。

・ビットコインの取引所・販売所(SBIホールディングス、フィスコなど)

・アルトコインを開発・運営している(みずほフィナンシャルグループなど)

・ビットコイン関連企業と業務提携をしている(リアルワールド、セレスなど)

といったように、ビットコインや仮想通貨に関係している銘柄はビットコイン関連銘柄、仮想通貨関連株などと呼ばれています。

ビットコインの取引所・販売所

SBIホールディングスは証券会社の「SBI証券」をイメージする人が多いでしょう。実はSBIホールディングスは2017年の夏頃にSBIバーチャル・カレンシーズを開業予定です。

SBIバーチャル・カレンシーズでの取扱通貨はまだ発表されていませんが、ビットコインとリップルはほぼ確実です。SBIホールディングスのようにまだ開業はされていなくても、ビットコインに関連する事業を始めることが予定されている企業もビットコイン関連銘柄となります。

フィスコはフィスコ仮想通貨取引所を傘下に含んでいます。

アルトコインを開発・運営している

みずほフィナンシャルグループは「みずほマネー」という仮想通貨を開発しました。

三菱UFJフィナンシャルグループも「MUFGコイン」を2017年秋に販売予定です。

ビットコイン関連企業と業務提携をしている

bitFlyerと業務提携をしているリアルワールド、セレス、GMOペイメントゲートウェイなどもビットコイン関連銘柄として話題です。

リアルワールドやセレスはポイントサイトを運営している会社です。bitFlyerと業務提携をしていて貯めたポイントをビットコインに交換することができます。

GMOペイメントゲートウェイはクレジットカード決済代行です。bitFlyerと提携しており、「ビットコイン決済」を提供しています。

ポイントサイトからビットコインを交換可能

セレスが運営している「モッピー」「モバトク」、リアルワールドが運営している「げん玉」「CROWD」「REALWORLD」などのポイントサイトでは、貯めたポイントを使ってbitFlyerでビットコインを購入することが可能となっています。

ビットコインの交換レートは販売所での取引価格となっているようなので、やや割高になってしまうことには注意をしておきましょう。

ポイントサイトからはビットキャッシュへも交換が可能ですが、ビットキャッシュは電子マネーであり、名前が似ていますがビットコインとは全くの別物です。間違えて交換をしてしまわないように注意をしておきましょう。

ビットコイン関連銘柄が期待されている

リアルワールドやセレスなどのように一見すると仮想通貨とは関係がなさそうな銘柄もビットコイン関連銘柄となっていることがあるのでよく情報収集をしておきましょう。

2017年4月に改正資金決済法などの仮想通貨に関する法律ができてから、ビットコイン関連銘柄は軒並み株価が急騰しています。

ビットコインは現在も過去最高値を更新し続けていますが、まだ天井ではありません。ビットコインの価格は5万ドル(約550万円)になるという予想もありますので、ビットコイン関連銘柄は今後も注目です。