ビットコインの半減期とは?次の半減期はいつくる?

東日本大震災後、原発事故関連のニュースで「半減期」という単語を耳にしたことがある方は多いかと思いますが、実はビットコインにも半減期があります。

ビットコインの半減期は取引価格にも大きな影響を与えるため、ビットコイン売買で損をしないように、半減期がどのようなルールで定められているのか、この記事で確認されることをおすすめします。

ビットコインの半減期を理解する前に必要な知識

半減期について理解するためには、まずビットコインがどのような仕組みで成り立っているかを知る必要があります。

ビットコインの総発行量は2100万BTCと定められています。今後どんなに年月がたとうと、2100万BTCを超えることはありません。総発行料の上限が決まっているという点では、金(Gold)に近いものがあるかもしれません。

しかし、現時点でビットコインが2100万BTCすべて発行されているわけではありません。ビットコインは取引の際に不正がないかの確認をコンピュータで行う作業があり(この作業を採掘といいます)、採掘を行った人はその仕事の報酬としてに新規発行されたビットコインを受け取るという仕組みになっています。

新たな作業が行われるたびにちょっとずつ総発行量が増えていくのですね。

半減期が来ると新規発行されるビットコインの額が半分になる

確認作業が行われるたびにビットコインが新規発行されたら、総発行量は無限に伸び続けるようにも思えますが、実際にはそのようなことは起こりません。

総発行量がある程度増えたら、新規発行されるビットコインの額が半額になるからです。この新規発行されるビットコインが半額になるタイミングこそが半減期です。

ビットコインの開始直後、1回の採掘で得られる報酬は50BTCでした。その後2013年に1回目の半減期が来て、1回の採掘で得られる報酬は25BTCになりました。2016年7月には2回目の半減期が来て、1回の採掘で得られる報酬は12.5BTCになりました。

現時点の報酬は12.5BTCですが、次に半減期が来れば6.25BTCになります。さらに次の半減期には3.125BTCになります。このような仕組みがあるため、発行ペースは総発行量が増えるにつれて減速し、2100BTCに達した時点で0となるわけです。

次の半減期はいつ?

ビットコインの採掘のスピードは、おおむね10分間に1回になるように自動的に調整されています。このペースを維持した場合、次の半減期は2020年7月頃頃になるはずです。その後もおおむね4年に1回のペースで半減期が来て、2140年に最後の採掘が終わる予定になっています。

半減期が来るとビットコインの価格はどう変化する?

これまで半減期は2回来ましたが、そのたびにビットコインの価格は急激に上昇しています。

もう少し正確に言えば、ビットコインの半減期がくる少し前から価格が上昇しはじめ、実際に半減期を迎えた後に更に急激に上昇しています。

その後暫く経つとその反動で価格は少し落ちますが、半減期前よりは高い水準を維持したまま推移しています。一体なぜでしょうか。

ビットコインにかかわらず、物の価格というのは需要と供給のバランスによって決まります。需要が供給よりも多ければその分価格が上がります。

価格が上がったことにより需要が減り、供給が増えるため、やがて需要と供給は一致し、そこで価格が安定します(実際にはものの需要と供給は目まぐるしく変化しているため、価格が長期間安定するとは限らないのですが)。

需要と供給が同じペースで増え続けているのならば、価格は一定のところで安定するはずです。しかし、半減期を迎えると、供給のペースが鈍ってしまいます。相対的に需要のほうが大きくなるため、価格が上がるのだと考えられます。

ビットコインの半減期の少し前から価格が上がり始めているのは、将来価格上昇を見込んだ投資家による需要が増えているためだと考えられます。

次回の半減期でもまた価格は上がるの?

これについてはなんとも言えません。上がる可能性もありますし、下がる可能性もあります。どちらの可能性が高いかはわかりません。

仮に今後ビットコインが使える店が増え、より多くのシーンで使える通貨になった場合は、それに伴い需要が増え、半減期で供給ペースが減るのでおそらく価格は上がるでしょう。

しかし、ビットコインが使える店が増えなかった場合、こんな使いづらいものを持っていてもしょうがないと多くの人が判断して手放すようになり、需要が減り供給が増えるので価格は下がるはずです。皆が今後ビットコインをどのように評価するか次第、といったところですね。

まとめ

  • ビットコインの半減期が来ると、採掘で貰える報酬が半分になる
  • 半減期はおおむね4年に1回のペースで来ており、直近の反撃は2016年7月
  • ビットコインの総発行量には上限がある(2100BTC)
  • 過去の半減期では、いずれも価格が上昇している

ビットコインの次の半減期は2016年7月の4年後、つまり2020年7月頃になるものと思われます。その時期に今から備えるのはちょっと気が早いかもしれませんが、今のうちから仕入れておくのもいいかもしれませんね。