ビットコインFXでのレバレッジは何倍が理想なのか

FXのブログなどを読んでいると、レバレッジは4倍までにしておくべきという意見をよく見かけます。

しかし、ビットコインFXでは同じ考え方は通用しないと考えておきましょう。

現実通貨のFXに比べて、はるかに大きなチャートの変動があるからです。

ビットコインは通常のFXと同じに考えてはいけない

通常のFX取引では、価値が1%変動しただけでもそれなりに大きな変化となります。

リーマンショックの時には数千万円の損失を出した投資家もたくさんいたようです。

リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが破綻した2008年の9月15日から6ヶ月で価値が半分まで落ちた通貨もありました。

ある意味でリーマンショックよりも大事件と言えるのが、スイスフランショックです。

2015年の1月15日に起きたスイスフランショックでは、ユーロ/スイスフランはたった20分間で約41%も暴落しています。

日本のFX投資家の中には海外FX業者を利用してユーロ/スイスフランの取引をしていた人もいて、大損失を被った人もたくさんいたようです。

たった20分間で約41%も値動きをするということは予期せぬ変動であったため、ロスカットのシステムが適正に発動せず、多くのFX投資家の証拠金がマイナスになってしまったようです。

中には、3,000万円の含み益があったのに、たった数分でマイナス2,000万円になってしまったという投資家もいました。

しかし、海外FXではゼロカットシステムが採用されているため、この場合でも2,000万円の借金ができるということはありません。資金は全てゼロになりますが、マイナス分の証拠金を請求されることはないということです。

ビットコインでは暴落が頻繁に起きている

スイスフランショックのように、歴史的な大暴落ではレバレッジをかけて取引をしていた投資家は、対策のとりようがなかったはずです。20分間で約41%も暴落をしてしまうと、レバレッジを2倍にしていてもリアルタイムで動作を行えた人を除いて、ロスカットが起きてしまいます。

売り先行していた人は、逆に莫大な利益を出せていました。

リーマンショックのほうは時間をかけて暴落をしていったので、レバレッジを4倍以内にしていた人なら、きちんと損切りをしていればロスカットが起きるということはなかったかもしれません。

レバレッジは4倍以内にしておくべきという意見がインターネット上で多く見られる1つの理由が、リーマンショックの反省から来ているようです。

ビットコインではリーマンショックと同レベルの暴落がそれなりに頻繁に起きています。

5月25日 1BTC=約34万円
↓ (2日で約30%の大暴落)
5月27日 1BTC=約23万円
6月12日 1BTC=約33万5千円
↓ (3日で約25%の大暴落)
6月15日 1BTC約25万8千円

この5月25日や6月12日の大暴落などは記憶に新しいです。ビットコインの場合、上昇のスピードよりも下降のスピードのほうが速いという意見があります。

急落する時にはたった5分で1万円以上も値段が落ちることがあります。逆に一瞬の間に5,000円以上もチャートが上昇することもあるので、売り取引なら安心というわけでもありません。

たった数分で1万円近くも変動をするという事態が起きても耐えられるようにするためには、レバレッジは3倍以内にしておく必要があるでしょう。

一晩のうちに2万円以上も変動していることがあるので、寝るときなど、長時間目を離す時にはレバレッジを2倍以下にしておくか、取引金額を減らしておくかしておくべきでしょう。

ビットコインの理想のレバレッジ

ビットコインFXでは最大で25倍のレバレッジをかけることができます。

国内の取引所では、法律による定めがあるので25倍を超えるレバレッジは設定できません。

また、取引所によって独自の定めがあるので、あらかじめ確認をしておきましょう。国内の主要な取引所3つを例にあげてみますと、

bitflyer Lightning 最大15倍
Zaif 最大7.7倍
coincheck 最大5倍

となっているようです。

ロスカット率については、

bitflyer Lightning 証拠金維持率50%以下
Zaif 証拠金維持率30%以下
coincheck 証拠金維持率50%以下

となっています。Zaifではロスカット率が30%以下となっているので、この3つの取引所の中では最もロスカットが起きにくいです。

これはメリットであると同時に、大暴落時などには証拠金が30%しか残らないというデメリットにもなります。

ロスカットが起きた時の対応は取引所ごとに異なる

ロスカットが起きた時、基本的にはその時点で自動的に逆取引の決済がされて、損失が確定します。

先物取引の場合には、ロスカットがおきてもすぐには決済がされないこともあります。その後回復をすればなにもなかったかのように取引を継続できることもあります。

FXの場合には、たとえ一瞬でもロスカットラインを下回ると決済がされてしまうので、注意をしておきましょう。

先物取引の場合には、その時点で自動的には決済がされないものの、その後さらに損失が拡大して証拠金がゼロになってしまっているということもあります。

取引所ごとに異なる取引ルールをよく理解しておきましょう。

スワップポイントがかかることもある

ビットコインの現物取引ではスワップポイントはかかりません。しかし、ビットコインFXではスワップポイントがかかることもあるようです。

スワップポイントがかかるのは日をまたいだタイミング、すなわち24時のタイミングです。しかし、実際に引かれるのは建玉を決済したタイミングです。

bitflyer Lightning」では現在取引手数料無料というキャンペーンをやっています。手数料無料ということは価値がわずかに値上がりしただけでも稼げるということです。

例えば、

1BTC=100,000円

の時に購入をしたとして、

1BTC=100,100円

に上がったところで売ったとしても、通常のFXでは稼げません。それどころかマイナスになってしまうこともあります。

なぜかというと、手数料がかかるからです。この場合、価値が0.1%上がっていますが、手数料がそれ以上に設定されていたらむしろマイナスになってしまうのです。

bitflyer Lightningの場合、手数料無料のキャンペーン中なので、こういったことを気にせずに、単純に価値が少しでも上がった時点で売ったら利益が出ると考えることができます。

細かい計算をしなくて良いので、初心者にはおすすめのビットコイン取引所です。

「今なら取引手数料が0円!」と書かれているように、キャンペーン中ですので、いずれこの特典はなくなってしまう可能性があります。キャンペーンが終了する1週間前には通知が来るようなので、定期的にキャンペーン内容を確認しておきましょう。

ところが、bitflyer Lightningにはデメリットも存在しています。それが、スワップポイントです。

スワップポイントは日が変わるごとに計算され、0.04%となっています。100万円分のビットコインを取引していた場合、0.04%ですので400円のスワップポイントがかかります。

0.04%ならそれほど気にすることはないと考える人もいますが、毎日0.04%のスワップポイントがとられるということは結構大きいです。

100万円分のビットコインを購入して、1年間そのポジションを維持し続けた場合、400円×365日=146,000円ものスワップポイントがかかってしまいます。

それ以上の利益が出ていたら問題ないですが、損益がゼロだったり、損失が出てしまっていたりすると、かなりの痛手となります。

スワップポイントは両方の取引でかかる

通常のFXでは、スワップポイントはメリットになるケースのほうが多いでしょう。

トルコリラ/円や南アフリカランド/円などのスワップポイントが高い通貨ペアを購入していた場合、スワップポイントが大きな収入となります。

逆に、トルコリラや南アフリカランドを「売り」で取引していた場合には、スワップポイント分が引かれてしまいます。

ビットコインFXの場合には、スワップポイントは「買い」でも「売り」でも引かれてしまいます。

年間の金利に計算しなおすと年14%~15%くらいがかかってくるので、ビットコインFXで取引をしている状態は、クレジットカードのリボ払いや銀行カードローンなどでお金を借りている状態と同じであると考えられます。

スワップポイントは取引所ごとに異なる

スワップポイントは証拠金取引手数料とも呼ばれています。

coincheckでは同じく0.04%、Zaifでは0.039%となっています。

他の取引所では、0.1%と高額になっていることもあります。長期でビットコインを保有する予定の人は、スワップポイントが低い取引所を選んでおきましょう。

FXでは日をまたぐことをロールオーバーと言いますが、ロールオーバーするごとにスワップポイントがかかってきます。

つまり、23時59分59秒までにすべて決済をしてしまえば、スワップポイントはかからないということです。

ビットコインFXはデイトレードに向いています。

アルトコインの取引もおすすめ

レバレッジをかけて取引をすると、資産をすべて失うというリスクを必ず負うことになります。

100万円の証拠金を入れてFXをやっていた人で、3千万円の含み益があったのに、次の日朝起きたらロスカットが起きていて、一気に証拠金が0円になってしまっていたということも現実にあるようです。

レバレッジを1倍にしておけば、よほどのことがない限りロスカットは起きません。一番安全なのは、現物で取引をするということです。

ビットコインは激しく変動していますが、さすがに毎日5%も10%も変動するということはありません。

過去のチャートによれば、1日で10万円の価格変動をする日もあれば、5千円くらいしか変動しない日もあります。

ビットコインの変動では満足できないという人には、FXも良いですが、アルトコインの取引もおすすめです。

bitflyer・・・イーサリアム

Zaif・・・ネム、モナコイン

coincheck・・・イーサリアム、リップル、ネム、ライトコイン、ダッシュなどの12種類の仮想通貨

というように、日本の主要取引所でもいくつかの仮想通貨を扱っています。

仮想通貨の種類は500以上あると言われており、マイナーな仮想通貨の取引もしたい人は、海外の取引所も調べてみましょう。海外の取引所には悪質なサイトもあるので、慎重に信頼できるサイトを選ぶ必要があります。

マイナーな仮想通貨は短期間で価格が10倍になることもあれば、逆に10分の1になることもありハイリスクです。リスク対策をしっかりとしておきましょう。