ビットコインのデビットカードを比較!

ビットコインのデビットカードは、日本人にとってはあまり馴染みのないものでした。しかし、2017年の4月に日本で仮想通貨に関する法律ができたので、今後はデビットカードを作成して買い物をする人が増えると見込まれています。

ここでは、ビットコインのデビットカードをいくつか紹介し、メリットとデメリットを解説します。

海外のデビットカードでは手数料がネックとなる?

日本のATMが使える海外のビットコインデビットカードとしては、次の3つが有名です。他にもたくさんのデビットカードが存在していますが、とりあえずは次の3つを抑えておけば良いでしょう。

Wirex

Wirexは、もともとはE-Coinカードという名前でした。E-Coinカードだった時代から、それなりに歴史があるカードなので、信頼度は高いです。

カード発行手数料としておよそ17ドルがかかることがデメリットとなります。

本人確認をするまでは、引き出し可能額が1,000ドルに制限されています。

月額のメンテナンス料として1ドルがかかります。ATM出金手数料は3.5ドルです。

ブランドはMastercardとなっています。

Mobi

Mobiのメリットは、カード発行手数料が無料になっているところです。ただし、送料として9ドルがかかります。

月額のメンテナンス料が2ドルかかることがネックとなるかもしれません。カードを保有しているだけで毎月維持費としておよそ220円がかかってくるということです。頻繁に使用する人を除いて、長期保有には向いていないでしょう。

ATM出金手数料はWirexと同じで3.5ドルです。

BitPay

BitPayはアメリカ国民のみが使えるビットコインデビットカードでしたが、日本のATMにも対応しました。

カード発行手数料はおよそ15ドルです。

BitPayのメリットは、カード維持費がかからないということです。90日間カードの利用がなかった場合に限り、5ドルの維持費がかかります。5ドルというのは結構大きいので、90日間に1度はカードを利用するようにしておきましょう。

ATM出金手数料は3ドルです。

まとめ

発行手数料 ATM出金手数料 カード維持費 ブランド
Wirex 17ドル 3.5ドル 1ドル MasterCard
Mobi 無料(送料9ドル) 3.5ドル 2ドル Visa
BitPay 15ドル 3ドル ゼロ Visa

他にも、UQUID、Xapoなどが有名です。海外のデビットカードを使って日本のATMから現金を引き出すとき、換金手数料がかかることにも注意が必要です。

海外では、BTC/USDというように、海外の通貨を基準にされていますので、

ビットコイン→アメリカドル→日本円

というような過程で換金がされるようになっています。アメリカドル→日本円へと換金するための手数料がおよそ3.0%かかってしまいます。

基本的には、海外のデビットカードを使って日本のATMから現金を引き出すメリットはありません。海外旅行時のショッピングで使う時に便利な商品です。

本人確認は必須?

海外のデビットカードの場合、本人確認をしなくても使えます。

しかし、出金限度額が10ドルくらいに設定されているので、本格的に利用をするなら本人確認をして制限を解除しておかなければ不便です。

マネーロンダリング対策が強化されていますので、余計な疑いをかけられないためにも本人確認はしておくべきでしょう。

日本のビットコインデビットカードも登場している

日本で使うのなら、圧倒的に日本のビットコインデビットカードがおすすめです。

バンドルカード

バンドルカードはVisaプリペイドカードです。バンドルカードはコインチェック(coincheck)と連携しているので、バンドルカードを使いたい人はコインチェックにビットコインを入れておきましょう。

ハンドルカードの良いところは、電話番号と生年月日の入力だけでおよそ3分で登録が完了するところです。

郵送などの面倒くさい手続きはいっさいありません。ネット決済をしたいだけなら、アプリをダウンロードするだけですぐに使えます。

実店舗で使いたい場合には、カード発行の申請(手数料300円)をすればOKです。

バンドルカードのメリット

バンドルカードのメリットは、次のポイントなどです。

・基本的にはアプリをダウンロードするだけで使える

・カードを発行する時の手数料も300円と安い

・チャージはcoincheckが最も簡単だが、それ以外の取引所にも対応

・チャージ手数料も安い(0.5%くらい)

・円建てのビットコインが利用できる

意外と重要なのが、最後の円建てでビットコインの価値が決まるということになるかもしれません。

日本の取引所と海外の取引所を見ればわかりますが、日本の取引所のほうがビットコインの価値が高く設定されています。

これはジャパンプレミアムなどと呼ばれていますが、現在は10%くらいビットコインの価値が高くなっています。手数料が安いだけでなく、10%くらい高い価値がついたビットコインが使えるのですから、日本のデビットカードを選ばない手はありません。

バンドルカードのデメリット

バンドルカードにはデメリットも存在しています。

・月額のチャージ上限が12万円と低い

・国内でしか利用ができない

・ATMから現金引き出しが不可

これらのデメリットが気にならない人には、バンドルカードはおすすめができます。

マネパカード

バンドルカードがcoincheckと提携しているのに対して、マネパカードはZaifと提携しています。ブランドはMasterCardです。

海外(トラベル)プリペイドカードですが、国内でもお得に利用ができます。

国内利用時には利用額の最大2%がキャッシュバックされるので、むしろ国内で利用をしたほうがお得になるカードと言えるかもしれません。

海外と日本のどっちがおすすめ?

国内で利用をするならば、圧倒的に日本のデビットカードのほうがおすすめです。

発行までにかかる時間と手数料

海外のデビットカードは、自宅に届くまでに2週間~3週間程度かかります。また、手数料も15ドル~17ドルかかってしまいます。現在は1ドル=110円くらいなので、およそ1650円~1870円です。

カード維持費

海外のデビットカードの場合、カード維持費が毎月かかります。もしくは、一定期間利用がない場合に、維持費がかかってしまいます。

円に直接換金ができない

海外のデビットカードの場合、ビットコイン⇔日本円の交換ができません。

ビットコイン⇔アメリカドル⇔日本円というように、外国通貨が間に入るので、別途換金手数料がかかります。

この点で、日本のデビットカードのほうが圧倒的に優れています。

ビットコインのジャパンプレミアムとは?

ビットコインは海外の取引所と比べて、日本の取引所のほうが10%くらい高い価値がついています。

このことは今後調整される可能性があるので、ずっとプレミアム価格がついているとは限りませんが、今のところは日本の取引所からビットコインをチャージしたほうが有利になるということです。

そもそも海外の取引所やデビットカードを利用しないという人はあまり気にしなくて良い問題です。

クレジットカードとの違いは?

クレジットカードとの大きな違いは、先にチャージをしておかないと使えないという部分にあります。

20万円のテレビを購入するケースについて考えてみましょう。

クレジットカードの場合

クレジットカードの場合、あらかじめチャージをしておかなくても、ショッピング枠の範囲内なら自由に買い物ができます。

20万円のテレビを購入する時、クレジット決済を選択すれば良いだけです。

分割払いを希望する場合には、その旨をレジの人に伝えておきましょう。

クレジットカードの場合、チャージをしなくても使えるという点以外にも、分割払いやリボ払いができるという点もメリットになります。

デビットカード・プリペイドカードの場合

デビットカードやプリペイドカードの場合には、あらかじめチャージをしておかなくては使えません。

チャージ手数料がかかることもあります。

チャージをしておいた金額の分だけ、ショッピングが可能となります。

20万円のテレビを購入したい場合には、あらかじめチャージをして残高を20万円以上にしておかなくてはなりません。

ビットコインのクレジットカードは存在しない?

ビットコインの場合、クレジットカードはまだ存在していません。そのため、カードを持ちたいならデビットカードもしくはプリペイドカードという選択肢しかありません。

一般的なクレジットカードについて、ビットコインで支払いができるようになれば、実質的にはビットコインのクレジットカードとして使えるようにはなりますが、現在はビットコインで支払いができるクレジットカードは存在していません。

クレジットカードの支払いは原則として銀行口座からの引き落としとなっています。

将来的にクレジットカードもビットコインに対応する可能性はありますが、マネーロンダリングの問題があるので、制限がつくことは避けられないでしょう。

ビットコインのカードを持つ最大のメリット

現在はすでに、電気やガスなどの公共料金の支払いをビットコイン支払いができるというサービスが一部で始まっています。

しかし、まだまだ対応している店舗は少ないです。ビットコイン決済に対応していないショップでも、デビットカードがあれば決済ができるということが1つのメリットです。

しかし、それならば通常のデビットカードやプリペイドカードでも足りると感じる人も多いでしょう。

ビットコインのカードを持つ最大のメリットは、資産を増やせるという効果にあります。

1BTC=20万円の時にビットコインを10万円分購入、チャージしておく。
1BTC=30万円に価値が上がったタイミングになると、チャージしているビットコインの日本円換算額が約15万円にまで増えている。この時にビットコインで買い物をするとお得になる。
1BTC=20万円にまで価値が下がったら、またチャージする。

ということを繰り返していることで、とてもお得にショッピングができるようになります。

現在はビットコインの価値は大きく変動しています。これは通貨の価値が安定しないというデメリットでもありますが、資産を増やせるというメリットでもあるのです。

2017年7月には消費税が非課税となるので、その後はさらに使いやすくなるでしょう。

ただし、予想以上に価値が落ちてしまう可能性もあるので、リスクがあるということも理解をしておきましょう。