ビットコイン暴落の理由は?今後はどうなる?

ビットコインは、現在新しい投資や資産運用の方法として注目されている仮想通貨です。

しかし、まだまだ現実の通過と比べると価値は安定していないようです。

過去に何度か暴落していますが、その理由について考えてみます。

ビットコインの過去のチャート

ビットコインが最初に発行されたのは、2009年にまで遡るようです。

最初はほとんど価値がありませんでしたが、2011年には約0.3米ドルから32米ドルまで上昇したようです。およそ10倍にもなっています。

2013年11月には、ビットコインの価値はおよそ900米ドルにまで到達しました。日本円にするとおよそ9万円です。

始めて価値が暴落したのは、2014年2月になるかもしれません。ビットコイン取引所はいくつか存在していましたが、そのうち最大級の取引所であるマウントゴックスが、システムの脆弱性などを理由として、一時的にビットコインの引き出しを停止したことが理由です。

その時には、およそ1週間程度で800米ドルから400米ドルくらいまで暴落したようです。およそ1週間で通貨の価値が半分になってしまったのですから、恐ろしいことです。

2014年2月26日には、マウントゴックスはすべての取引を停止させました。マウントゴックスはその後、倒産をしています。

ハッキング行為によるビットコイン消失が原因だったようですが、マウントゴックス以外の取引所ではこのようなことは起きていません。もう一度このようなことが起こる可能性はゼロではないものの、可能性はかなり低いと思われます。

過去のチャートを振り返ってみると、大きな動きをしたポイントは次のようになっています。

2013年11月 1ビットコイン=約9万円
2014年2月 約8万円→4万円
2017年1月5日 1ビットコイン=約15万円→約9万円(1月12日)
2017年3月6日 1ビットコイン=約14.8万円→約10.2万円(3月25日)
2017年5月25日 1ビットコイン=約34.4.万円→約21.5万円(5月27日)

一番最近では、5月25日に一時的に「1ビットコイン=約34.4.万円」まで上昇したのが、たった2日で「1ビットコイン=約21.5万円」まで暴落するという事件が起きています。

これによって、たくさんの人が強制ロスカットを食らい、大損失を被ったようです。

これは暴落というよりも、大暴落と言えるでしょう。

ビットコインの過去のチャートは、「bitFlyer」「coincheck」「Zaif」などの大手の取引所で見ることができます。

過去のチャートからわかること

「bitFlyer」では、過去1日分のチャートならばかなり細かい動きもチェックすることができます。カーソルを動かしたり、スクロールをしたりすることで、調節ができるので、自分が見やすいようにうまくカスタマイズをしましょう。

過去1週間分のチャートでも、それなりに細かい部分までチェックができます。

しかし、過去1か月分や1年分のチャートを見ても、大雑把な動きしか把握できません。逆に、長期的な変動を確認したい場合には、1ヵ月、1年単位でのチャートを見てみると良いでしょう。

ほんの5分間の細かい動きなどについては、1か月もしくは1年のチャートからは読み取れないということに注意が必要です。

例えば、ビットコインFXをやっていると、ほんの5分間の間に価値が1万円以上上昇したり、逆に下降したりして、また元に戻るという事態に出くわすことがあります。しかし、こういった数分単位での細かい動きは、リアルタイムで見ていないと確認できないでしょう。

数分のうちに価値が大きく動くということは「ドル/円」などの現実の通貨の取引ではめったに起こらないことなので、十分に注意をしておきましょう。ほんの一瞬の下落でロスカットが起きてしまうこともあります。

レバレッジはどうする?

初心者の人は、最初は少額の取引から始めてみると良いでしょう。

bitFlyer Lightning(ビットコイン FX)」では、レバレッジを最大で15倍にまで上げることができますが、ビットコインはとても値動きが激しい通貨ですので、慎重にレバレッジの設定をしましょう。

ビットコインの場合、レバレッジを2倍くらいにしておかないと、あっという間にロスカットが起きてしまうことになるかもしれません。

おすすめ取引所

初心者の人は、「bitFlyer」「coincheck」「Zaif」の3つの取引所のどれかで始めてみると良いでしょう。

bitFlyer

大きく稼ぎたい人は、bitFlyerが最もおすすめです。現物取引の他に、ビットコインFXができる「bitFlyer Lightning」があることが最大の特徴でしょう。最大で25倍のレバレッジをきかせられるので、当たれば億万長者になれるという夢があります。

bitFlyerでは、ビットコインとイーサコインしか扱われていないのは、少し不満があるという人もいるようです。

日本では最大手の取引所であり、資本金はおよそ41億円とダントツです。リクルートや三菱UFJキャピタルなどからの出資を受けているということも安心や信頼につながっています。

Zaif

Zaifではビットコインのほかに、モナコインの取引ができることが特徴です。

coincheck

coincheckでは、ビットコイン、イーサコイン、リップルなどの全部で9種類の通貨に対応しているということが、最大の特徴になるでしょう。特に、リップルは仮想通貨の中で、ビットコインに次いでランキング2番手の通貨になる可能性があります。

暴落の理由は?

ビットコインが暴落する理由については、中国が関係しているという意見がインターネット上でたくさん見つかります。

確かな情報ではないものの、ビットコインの大口の購入者が中国に多いので、中国人が売りと買いを繰り返すことで、ビットコインの価格が急上昇したり、逆に上がったりしていると言われています。

中国の通貨は「人民元(CNY)」ですが、中国人民元相場が下がりそうなタイミングで、中国人はビットコインを大量に購入します。

逆に、中国人民元相場が上がりそうだったら、ビットコインを売却して、人民元のほうを保有するようにします。

これは1つの見解であり、必ずしも人民元のチャートとビットコインが対応しているわけではありませんが、人民元のチャートもチェックしておくと、先を予測することに役立つかもしれません。

比較的新しい事件になりますが、ビットコインの価値は2016年の秋くらいから年末にかけて、急上昇していました。

たった3ヶ月くらいの期間に、1ビットコインの価値が約6万円から約14万円まで上昇しています。その後、価値が暴落して、一時的に9万円以下まで落ちました。

この暴落の原因は、中国人民元の買い戻しが原因であると言われています。

1月4日、5日の大暴落の前に、中国当局が国外への資金流出対策として、様々な政策を検討しれているということがニュースなどで報じられました。

海外決済に圧力を加えて、中国人民元安の価値の低下を防ごうとする中国政府による政策です。このニュースの影響によって、不安を感じた中国人投資家が一時的に人民元を買い戻ししています。

ビットコインの価値はどのようにして決まるのか?

ビットコインの価値の決まり方は、とてもシンプルです。現実の商品と同じで、「いくらで買いたい」という人と、「いくらで売りたい」という人との間で取引が行われますので、需要と供給によって価値が決まります。

当然ですが、「買いたい」という人が増えていけば、価値はそれだけ上昇します。

極端な例になりますが、欲しいという人が一人もいなければ、価値はゼロになってしまいます。

最初はゼロ円からスタートしましたが、その後どんどん価値が上昇していき、現在では1ビットコイン=20万円以上にまでなっています。

2017年5月25日の時点では一時的に35万円近くまで価値が上がりましたので、今後また同じくらいまで価値が戻る可能性もあります。

2020年の東京オリンピックの頃には、価値がとんでもなく上がっているという予想もあります。

今後価値が上昇する?

ビットコインの価値は、今後上昇していくと予想されています。

日本では、2017年4月1日に仮想通貨に関する法律(銀行法施行令等の一部を改正する政令等)が施行されました。これによって、仮想通貨が資産としての価値を認められたことになります。

取引をするために本人確認をすることが義務付けられたということは、人によっては手間がかかるというデメリットになるかもしれませんが、仮想通貨の安全性が増したという意味では、大きなメリットです。

近いうちに、消費税法が改正されて、消費税がかからなくなるようです。業者から購入をする場合には消費税の8%がかかりますので、これは大きいでしょう。

しかし、ビットコインは価値が暴落することもあれば、急に価値が2倍、3倍になることもある仮想通貨ですので、消費税の8%を気にして購入をためらうというのは、もったいない気もします。

ビットコインの価値が4月の終わりから5月25日まで大きく上昇したのは、仮想通貨に関する法律の影響であると言われています。

今後、大手の通販サイトなどでもビットコイン決済が導入されることが予定されているので、ますます需要は高まっていくことでしょう。

2017年5月27日現在は、大きく価値を落として、また20万円くらいなっていますが、逆に言えば今が買い時かもしれません。

(この記事を書いている5月28日12時頃には、27万円まで持ち直しています。)

しかし、今後さらに大暴落する可能性もあるので、投資は余裕のある資金で行いましょう。

ハードフォーク(分裂)の問題は解決したようですが、まだ完全に安心はできないでしょう。

確定申告は必要なの?

ビットコインで利益を出した時に、確定申告は必要なのか?

必要だとして、税率はいくらになるのか、気になるところだと思います。

トレードで得た利益は雑所得になる

基本的には譲渡所得になる

ビットコイン投資で利益が出た場合には、譲渡所得になるようです。

譲渡所得=(売却価格ー経費)ー50万円の基礎控除

というように計算がされます。基礎控除額が50万円と大きいのが譲渡所得の特徴です。

総合課税なので、他の税率と一緒に計算され、累進課税となってしまう点には注意が必要です。

トレードをしている場合

トレードによって利益を得ている場合には、雑所得もしくは事業所得となるようです。

サラリーマンの人が副業としてビットコイン投資をやっている場合などには、雑所得となります。

しかし、事業として行っているわけではなくても、給料よりもはるかに大きな利益を出している場合などには、事業所得とみなされることもあります。

事業所得とみなされたほうが有利になる部分があるので、たくさんの利益を得ている人は検討してみましょう。

雑所得となった場合には、分離課税が適用されるので、税率は所得税15%、住民税5%の一律20%となります。現在はこれに復興特別所得税もかかります。

雑所得の良いところは、どんなに稼いでも税率が変わらないという点です。500万円稼いでも、1億円稼いでも、税率は約20%となります。

総合課税の場合には最大で55%の税率がかかってしまいますので、1億円稼いだ場合なら、3,000万円以上も税金に差が出てきます。

逆に、収入が低い人の場合には、総合課税のほうが有利になるケースもあります。

確定申告が不要になるケース

雑所得の計算は、次のようになります。

雑所得=(年間利益ー経費)ー基礎控除

サラリーマンやOLなどの給与所得者の場合には、20万円ルールが適用されます。年間の雑所得が20万円以内ならば、確定申告は不要です。

よく誤解がされていますが、この20万円ルールは、「サラリーマンやOLの人は年間の雑所得が20万円以下ならば確定申告不要」というルールのことです。

あくまで確定申告が不要になるだけであり、20万円の控除がされるというわけではないようです。

ビットコイン投資以外にも、他にFX、先物取引などをやっている場合には、それも雑所得に加えられます。

ビットコイン投資で年間50万円の利益を出したが、FXで40万円負けてしまったという場合などには、損益通算が可能であり、年間利益が10万円となるので確定申告は不要です。

無職の人など

無職の人や、専業主婦をやっている人などは、20万円ルールが適用されませんが、基礎控除額38万円のほうが受けられますので、年間利益が38万円以下ならば税金はかかりません。

損失が出ても確定申告をしたほうが良い?

損失が出たら所得はないので、確定申告は不要と考えている人もいるようです。

ところが、損益通算の制度や、3年間の繰越控除の制度が利用できますので、損失が出ても確定申告はしておいたほうが良いのです。

例えば、とある年に100万円の損失を出したら、翌年にその損失を繰越できます。翌年に100万円の利益が出たら、前年の100万円のマイナス分を引くことができるので、税金はかからなくなります。

翌月の雑所得収入から引ききれなければ、最大で3年間繰越控除が可能です。