【お金を貯める】楽天銀行の普通預金の金利を0.1%にする裏技!

まずは日本の主な銀行の普通預金金利一覧をご覧ください。

  • みずほ銀行:0.001%
  • 三菱UFJ銀行:0.001%
  • 三井住友銀行:0.001%
  • 東京スター銀行:0.001%
  • 横浜銀行:0.001%
  • 静岡銀行:0.001%
  • ソニー銀行:0.001%
  • じぶん銀行:0.001%
  • 大和ネクスト銀行:0.005%
  • ジャパンネット銀行:0.01%
  • オリックス銀行:0.01%
  • 楽天銀行:0.02%
  • SBJ銀行:0.02%

どこもかしこも信じられないくらい低金利ですよね。強いて言えばネット銀行は少し高めですが、それでも雀の涙程度であることには代わりありません。

ですが、実は楽天銀行である方法を使うと、普通預金の金利を0.1%(優遇金利)にまで上げることができます。

これはよその銀行の定期金利よりも高く、業界最高水準です。しかも、その方法はとても簡単であり、一度手続きすれば後は何もする必要はありません。今回はこの裏技的な方法を、誰にでもわかり易く解説いたします。

楽天銀行の「マネーブリッジ」で普通預金の金利が0.1%に!

楽天銀行の普通預金を0.1%にする方法はとっても簡単です。「マネーブリッジ」というサービスを適用するだけです。一度適用すれば、後は半永久的に普通預金金利を0.1%にできます。楽天証券ユーザーの半数が適用している、超人気プロジェクトです。

マネーブリッジとは

マネーブリッジとは、楽天銀行の普通預金口座と楽天証券口座を連携させるサービスです。

一度適用するだけで普通預金の金利が0.1%になるほか、普通預金口座と証券口座のスイープ(資金移動)が手数料無料で行える、ハッピープログラム(取引の回数に応じてポイントが貯まる)が適用されるなどのメリットがあります。

マネーブリッジを始めるには普通預金口座と証券口座が必要になりますが、両方とも口座開設・維持は無料である上、証券口座は開設さえすればあとはなにもしないでも(一切投資をしないでも)OKなので、投資に全く興味が無い方、投資は別の証券会社で行いたいという方でも金利を0.1%にできます。実質的なデメリットは、ほぼないと言えるでしょう(投資をやって損失が出ることはありますが、それはマネーブリッジが原因ではありません)。

作業は全てネット上で完結するためとても簡単。すぐに手続きを済ませてしまいましょう。

マネーブリッジを適用する方法

マネーブリッジを適用するためには、楽天銀行の普通預金口座と楽天証券口座が必要です。両口座のどちらか一方を、あるいは両方とも持っていないという方は、それを開設するところから始めてください。また、両方を持っていても「マネーブリッジを適用するための作業」を行わないといけませんので注意しましょう。

楽天銀行の普通預金口座と楽天証券口座の両方とも持っていない場合

楽天銀行の普通預金口座も楽天証券口座も持っていないという場合は、両口座を同時に申し込みます。口座開設に当たっては楽天会員になっておく必要がありますので、まだなっていないという場合は以下のリンクから会員登録麻を行いましょう。

楽天会員に新規登録(無料)してサービスを利用する(所要時間5分!)

楽天会員になったら、以下のリンクから普通預金口座と証券口座を同時に申し込みます。以下の楽天証券のウェブサイトから口座開設を進めてください。

銀行&証券口座カンタン開設(所要時間3分!)

入力フォームの中に「追加サービスの選択」という項目がありますので、「楽天銀行の申込」に「申込む」を選択してください。ここを忘れてしまうと別途普通預金口座の開設手続きを行わなければならず、二度手間になってしまうので注意しましょう。

楽天銀行の普通預金口座は持っているが、楽天証券口座は持っていない場合

楽天銀行の普通預金口座だけ持っているという場合は、楽天証券口座の開設を行います。

以下のWebサイトから、手続きを進めてください。

証券口座カンタン開設(所要時間3分!)

楽天証券口座は持っているが、楽天銀行の普通預金口座は持っていない場合

楽天証券口座だけ持っているという場合は、楽天銀行の普通預金口座の開設を行います。

以下のWebサイトから、手続きを進めてください。

楽天銀行 口座を開設する(所要時間5分!)

両方の口座を持っているが、マネーブリッジを申し込んでいない場合

すでに両方の口座を持っているという場合は、あとはマネーブリッジに申し込んで、両者を連携させるだけです。マネーブリッジの申込みは楽天銀行のWebサイト、楽天証券のWebサイトのどちらからでも行なえます。

ただ、楽天銀行のWebサイトで行うと途中で楽天証券のWebサイトに飛ばされ二度手間となりますので、基本的には楽天証券のWebサイトからの申込みをおすすめします。

楽天証券のWebサイトにログインし、「設定・変更」→「楽天銀行連携」の順にクリックすると、マネーブリッジの設定ができます。

私はすでに設定しているので「設定済み」の表記と「解除する」ボタンが表示されていますが、未設定の場合は「申し込み」ボタンが表示されているはずですので、それをクリックして手続きを進めてください。

楽天証券口座開設児の注意点


楽天証券口座開設の手続自体は特に難しいものではありませんが、1つだけ迷うところがあるかと思います。それは口座種類の選択です。証券口座には

  • 特定口座(源泉徴収あり)
  • 特定口座(源泉徴収なし)
  • 一般口座

の3種類があり、それぞれ利益を得たときの税金の払い方が異なります。マネーブリッジは普通預金の優遇金利を受けるためだけに行う(投資は絶対に行わない)という場合は適当に選んでも問題ありませんが、もし投資をする気があるのならば、ここは慎重に選ぶ必要があります。面倒なことが嫌いな方には確定申告が一切不要の「特定口座(源泉徴収あり)」をおすすめします。

特定口座(源泉徴収あり)とは

特定口座(源泉徴収あり)とは、3種類の中で最も楽ができる口座です。証券会社が一年間の損益を自動で計算してくれ、それをまとめた年間取引報告書が受け取れる上、利益が出た場合には源泉徴収によって自動的に税金が支払われるので、顧客は一切面倒な手続きをする必要がありません。

譲渡益が20万円以下で、本来は税金を払わないでもいい場面でも税金を支払ってしまうというデメリットはありますが、それ以上に楽ができるというメリットが大きく、基本的には一番おすすめです。

特定口座(源泉徴収なし)とは

特定口座(源泉徴収なし)の場合も、証券会社が1年の損益を自動で計算してくれ、年間取引報告書が受け取れます。しかし、利益が出た場合の納税は自動で行われず、確定申告を行わなければなりません。ただし、譲渡益が20万円以下の場合は確定申告は不要になります。

ただし申告しなくていいのは所得税だけであり、住民税は申告と納税が必要です。この手間を考えると、基本的にはあまりおすすめできません。普段自ら確定申告をしている自営業者の方ならば新たな負担はそれほど増えませんが、確定申告なれていない会社員や公務員には大きな負担になります。

一般口座

一般口座は自分の利益を自分で計算した上で、しかも確定申告も行わなければなりません。譲渡益が20万円以下の場合は確定申告は不要になりますが、損益通算や損失繰越などを考えする場合は確定申告が必要になります。

特定口座では買えない未公開株が買えるというメリットはありますが、いろいろと手間がかかるので基本的にはおすすめしません。

概要 メリット デメリット
特定口座(源泉徴収あり) 年間取引報告書が受け取れ、確定申告も不要 手続きが一切不要で最も楽ができる 譲渡益が20万円以下の場合、余計な税金を払うことになる
特定口座(源泉徴収なし) 年間取引報告書を受取り、それを元に確定申告(譲渡益20万円以下の場合は不要) 譲渡益が20万円以下の場合、税金が0になる 住民税の申告は必要で手間がかかる
一般口座 自分で損益を計算し、確定申告する 未公開株などが買える 手続きが非常に面倒

金利優遇だけじゃない!?マネーブリッジの5つの魅力


マネーブリッジには、金利面以外でも様々な魅力があります。特に証券口座を通じて投資を行う方にとっては素晴らしいものばかりです。

魅力その1:自動入出金(スイープ)

自動入出金とは、楽天銀行の普通預金口座と楽天証券口座の資金移動を自動かつ手数料無料で行う仕組みです。通常、両口座間の入出金には手数料がかかるのですが、マネーブリッジに申し込めば手数料はかかりません。

証券口座での買い注文時に残高が不足した場合、普通預金口座の残高から不足額が自動で移動(スイープ)されるため、資金移動の手間なく買い注文が出せます。また、証券口座にある余剰資金は毎営業日の夜間に楽天銀行へ自動入金されるため、優遇金利を最大限活用できます。

また、証券口座、銀行口座に残す金額を設定することも可能です。例えば普通預金口座から公共料金の支払などを行っている場合は、その金額を残すという設定を行えば、自動入出金機能のせいで支払いができなくなってしまうこともなくなります。

自動入出金サービスの仕様は完全に任意であり、使いたくない人は何も設定する必要はありません。使いたい場合は楽天証券のウェブサイトにログイン後、「自動入出金(スイープ)」項目内の「設定する」をクリックして手続きを進めていけばOKです。

魅力2:ハッピープログラム

ハッピープログラムは、楽天銀行が提供している顧客優遇プログラムです。エントリーするだけで取引ごとに楽天スーパーポイントがたまります。

ハッピープログラムには残高や取引回数によって決まる「5つのステージ」があり、上のステージに行くほどATM利用手数料の無料回数や他行振込手数料の無料回数、楽天スーパーポイントの獲得倍率が増えます。

ステージ ATM利用手数料(無料回数) 他行振込手数料 楽天スーパーポイント獲得倍率
スーパーVIP(残高300万円以上or取引30件以上) 7回/月 3回/月 3倍
VIP(残高100万円以上or取引20件以上) 5回/月 3回/月 3倍
プレミアム(残高50万円以上or取引10件以上) 2回/月 2回/月 2倍
アドバンスト(残高10万円以上or取引5件以上) 1回/月 1回/月 1倍
ベーシック 1倍

楽天証券で取引するだけでも楽天スーパーポイントがたまり、また取引回数に応じてステージが上がっていきます。

対象商品 獲得ポイント 取引件数 主な注意事項
国内株式(現物取引) 手数料100円ごとに1ポイント 手数料4000円ごとに1件に換算 IPO、PO、立会外分売は対象外
国内株式(信用取引、返済) 手数料100円ごとに1ポイント 手数料4000円ごとに1件に換算 現物、現渡は対象外。
外国株式 手数料100円ごとに1ポイント 手数料4000円ごとに1件に換算 米国株式の手数料は約定日当日の楽天証券所定の為替レートで計算。中国株式は香港株と上海A株が対象。アセアン株式は対象外。
投資信託 残高10万円ごとに4ポイント 取引件数にはカウントされない。
個人向け国債 買い付け金額3万円ごとに1ポイント 買い付け金額100万円ごとに1件に換算
楽天FX 10枚(10万枚通貨)ごとに1ポイント 100枚(100万枚通貨)ごとに1件に換算 楽天MT4は対象外。
日経225先物取引(ラージ) 手数料100円ごとに1ポイント 手数料4000円ごとに1件に換算
日経225先物取引(ミニ) 手数料100円ごとに1ポイント 手数料4000円ごとに1件に換算
日経225オプション 手数料100円ごとに1ポイント 手数料4000円ごとに1件に換算 SQ決済は対象外。

魅力3:残高表示サービス

残高表示サービスとは、楽天証券のWebサイトで楽天銀行の普通預金口座の残高を、表示するサービスです。楽天証券と楽天銀行の資金移動がよりシームレスになるだけでなく、資金管理も楽になります。

楽天証券のWebサイトのトップページに以下のような感じで残高が表示されますので、そこで確認しましょう。

魅力4:投資あんしんサービス

楽天証券での取引において預り金不足を解消したり、信用保証金維持率を解消したりする必要があるときに、楽天銀行の普通預金口座から楽天証券口座に自動的に資金が振り返られるサービスです。要するに、資金不足の際に自動でお金が動くサービスです。信用取引口座を持っている人だけに適用されるサービスです。

魅力5:らくらく入出金

らくらく入出金は、できるだけスムーズに、できるだけ早く入出金を行うためのサービスです。らくらく入金とらくらく出金から成り立っています。

らくらく入金とは

らくらく入金は、楽天証券のWebsサイトで手続きを行い、楽天銀行の普通預金口座から楽天証券口座に入金するサービスです。ほぼ24時間対応(1日10分間のメンテナンス時間のみ非対応)、即時入金、楽天銀行のIDやパスワードも不要と、非常に利便性が高いです。

  • 手数料:無料
  • 残高反映:即時
  • 利用可能時間:0時05分~23時55分
  • 限度額:1回につき1000万円、1日の限度額はなし
  • 手続き:ログイン後、入出金・振替タブ→出金タブをクリックし、リアルタイム入金を選択して手続きを進める

らくらく出金とは

らくらく出金とは、楽天証券のWebsサイトで手続きを行い、楽天銀行の普通預金口座へ楽天証券口座から出金するサービスです。ほぼ24時間対応(1日10分間のメンテナンス時間のみ非対応)、当日出金対応です。

  • 手数料:無料
  • 利用回数制限:毎営業日20時を基準とし、1営業日につき5回
  • 利用可能時間:0時05分~23時55分
  • 限度額:1回につき1000円~1000万円、1営業日につき1000万まで
  • 手続き:ログイン後、入出金・振替タブ→出金タブをクリックし、当日出金の出金手続きを行う

マネーブリッジで楽天側はどんなメリットを得ている?

楽天の提供するマネーブリッジに、優遇金利を始めとする様々なメリットがあることはすでにご理解いただけたかと思います。ただ、ここまで待遇が良いと、逆に怪しいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。うまい話には裏があるーーそう考えるのは当然です。

結論から言えば、マネーブリッジは全く怪しいサービスではありません。ただ、マネーブリッジを運用することによって、楽天側にもメリットが有ることは確かです。

メリットがあるからこそわざわざ優遇金利を提供するようなことをしているのだ、とも言えます。マネーブリッジの提供によって楽天が得ている主なメリットは以下の2つです。

口座数の増加と、それに伴う手数料収入の増加

マネーブリッジは楽天銀行と楽天証券、両方の口座が必要なサービスです。マネーブリッジを利用するためだけに、新規に楽天証券口座を解説するユーザーも少なくありません。口座数が増えることは、証券会社にとって大きなメリットと言えます。

宣伝時に「うちの会社は●●万人が使っています!」と大々的に宣伝できますし、ランキングサイト・比較サイトで取り上げられる機会も増えるからです。

また、証券口座を解説した人の何%かは、実際に取引を始めます。取引量が増えれば、楽天証券が受け取る手数料も増えます。優遇金利を適用して多少多くの利息を支払うことになっても、それ以上の手数料収入が期待できるので提供しているのだ、と言えます。

追証、不足金回収率の上昇

追証とは、信用取引時に発生する可能性がある、追加証拠金支払いの請求です。信用取引とは担保を証券会社に預けることにより、その数倍の金額の取引ができる仕組みです。担保以上の金額を動かす以上、借金を負う可能性があります。

顧客が借金を負ったときに、証券会社はそれを回収する必要があるのですが、必ず回収できるとは限りません。回収できなければ当然、証券会社は大きな痛手を被ることになります。2007年のOHT事件では証券会社全体が130億円、楽天証券が10億円の損害を蒙りました。

OHT事件とは?

OHT事件とは、かつて東証マザーズに上場されていた電気機器メーカーのオー・エイチ・ティー株式会社の株価が不正に操縦された事件です。2007年5月、それまで約120万円前後で推移していた株価が突然20万円まで暴落、信用取引をしていた多くの顧客が多額の追証を出しました。これに伴い、証券会社全体で130億円の未払金を抱えました。

同時期に六本木ヒルズ森タワーに入所していた椿総合法律事務所が突然解散し、代表の椿弁護士が失踪。同代表は知人の名義を借りて取引していたものと見られ、2007年12月に逮捕状が発付されます。

2016年7月に逃亡先のタイで現地警察が身柄を確保し、さいたま地検は起訴。起訴状によれば、共犯者名義で不当に株価を吊り上げ、約5億円の収益を得ていたとのことです。弁護側は「OHTの社長に依頼されてやったことであり、利益を得ようとしていたわけではない」と主張し、2016年7月に執行猶予付き判決(罰金300万円、追徴金4億9756万円)が出ました。

その後オー・エイチ・ティー社が粉飾決算を行っていたことが発覚し、2009年1月をもって上場廃止となりました。

楽天証券を含む、多くの証券会社にとってこの事件は苦い教訓です。楽天証券はいざというときの回収率を上げるために、マネーブリッジを提供しているのです。

顧客がマネーブリッジを利用していれば、もし顧客が信用取引で多額の損失を出したとしても、先ほど紹介した「投資あんしんサービス」によって、楽天銀行の口座からそれを回収できます。

投資あんしんサービスとは、実は楽天側が安心できるサービスなのかもしれません(もちろん、楽天銀行側にも資金がなければどうしようもありませんが……)

マネーブリッジは顧客にも楽天にもメリットがある!

以上のように、マネーブリッジには楽天側にとっても大きなメリットがあります。ただし、楽天側がメリットを享受するからと言って、顧客が損をするわけではありません。双方が得をするサービスなのです。むしろ楽天側にとってメリットが有るサービスだからこそ、サービスが終了するリスクが少ない(その結果顧客も利益を得られる)といえます。

どうしてもこれがデメリットに思える場合は、楽天証券口座は開設だけして放置すればいいだけの話です。信用取引を行わなければ追証が発生することはありませんし、現物取引も行わなければ手数料が発生することすらありません。

まとめ

  • マネーブリッジは楽天銀行の普通預金口座と楽天証券口座を結びつけるサービス
  • マネーブリッジを利用すると、普通預金の金利が0.1%になる
  • それ以外にもハッピープログラムなどのメリットが目白押し

マネーブリッジを利用すれば、普通預金の金利は0.1%にまで上昇します。これは市場トップクラスの数字であり、しかもそれ以外にも様々なメリットを得られます。さっそく口座開設の手続きを始めましょう。