密かに高値で取引される「希少貨幣……」最も価値が高いのは何年?

世の中には、「額面の何倍もの金額で取引される硬貨」が少なからず存在しています。例えば、昭和62年(1987年)に発行された500円玉はその発行枚数の少なさから希少性が高く、約1400円(額面の2.8倍)程度の金額で取引されることが多いです。

こうした額面以上の価格で取引される硬貨は「プレミア硬貨」と呼ばれ、コレクターの収集の対象となっています。

今回の記事では主なプレミア硬貨を紹介いたしますので、時間がある方は財布や貯金箱の中身を確認してみてください。もしかしたら額面の数倍~数百倍で売れる「プレミア硬貨」が混じっているかもしれませんよ。

プレミア硬貨はなぜ額面以上の金額で取引される?

本来500円の価値しかないはずの500円玉が、なぜ1400円もの高値で取引されるのか。理由は簡単で、それだけのお金を払っても欲しがる人がいるからです。ではなぜその人達は欲しがるのか。これまた理由は簡単で、その硬貨が「希少」なものだからです。

前述の昭和62年に発行された500円玉の発行枚数は、わずか277万5000枚です。これは史上最も多かった平成13年の6億805万1000枚の200分の1枚にも満たない枚数です。要するに昭和62年の500円玉は、相当貴重な存在、というわけです。

コレクターでない人、お金を使うだけの道具としてしか見ていない人にとってはいつ発行された500円玉も同じものでしかありませんが、一方でコレクターにとって両者は全く異なります。

多くのコレクターにとって、自身が集めるものの希少度というのは非常に重要です。あえてありふれたものを集める人もいるにはいますが、一方で希少なものを優先的に集める人も多いです。こうした人達が希少な硬貨を欲しがるので、自然とプレミア値がつくのです。

また、発行年数ではなく、それ以外の希少性で価格が高騰するプレミア硬貨もあります。例えば「穴が空いていない5円玉や50円玉」「デザインがずれている硬貨」「裏表が同じ柄になっている硬貨」などのエラーコインはその代表格です。穴の空いていない50円玉は、数万円以上の価格で取引されることが多いです。

こうしたエラーコインは通常製造段階で発生しても流通しないようにはねられてしまいますが、たまにそれがうまくいかないことがあります。

記念硬貨もその希少性故に価格が高騰することもあります。記念硬貨はもともと発行枚数が少なくコントロールされるため、価格は安定して上がりやすいです。まとめると

  • 発行枚数が少ない年の硬貨
  • エラーコイン
  • 記念硬貨

の3つは、その希少性の高さからプレミア硬貨化しやすいと言えます。

発行枚数が少ない年の硬貨を探してみよう!

発行枚数が少ない年の硬貨も普通に流通していることには代わりありませんので、財布の中にひっそりと紛れ込んでいる可能性があります。いま財布が手元にあるという方は、それを用意してから読み勧めてみてください。

なお、ここで提示している価格はあくまでも参考価格であり、保存状態や買取店によって価格が変動するので注意が必要です。

価値が高い500円玉は?

  • 昭和62年:1400円(2.8倍)
  • 昭和64年:550円(1.1倍)

500円玉の中で特に価値が高いものは、昭和62年のものです。前述の通り、この年はわずか277万5000枚しか発行されていないため、希少度がとても高いのです。

「希少性ならば短かった昭和64年のほうが上なのでは?」と思われるかもしれませんが、実は昭和64年の500円玉の発行枚数は1604万2000枚で、昭和62年と比べると倍以上あります(それでも全体としてみればかなり少ないほうですが……)。

価値が高い100円玉は?

  • 平成13年:130円(1.3倍)
  • 平成14年:110円(1.1倍)

100円玉は毎年比較的安定的に供給されるため総じて流通量が多く、それゆえに希少性が高いものというのは多くありません。強いてあげれば平成13年、平成14年のものがやや希少ですが、買取金額は高くても額面金額の1.3倍と、他の効果と比べると正直見劣りします。

価値が高い50円玉は?

  • 昭和62年:4000円(80倍)
  • 平成22年~25年:1400円(28倍)

50円玉の中でも特に価値が高いのは昭和62年、及び平成22年~25年のものです……が、残念ながらこれらの50円玉が財布の中にこっそり紛れ込んでいる可能性は非常に低いです。この年の50円玉は一般流通用ではなく、貨幣セットの1枚として作られているからです。

貨幣セットを買う人は通常コレクターであり、そのセットから50円玉を抜き出して決済に使うことはまずないため、出回っている数は非常に少ないです。それ故に希少性が非常に高く、最大で額面の80倍程度の金額で取引されることもあるのです。

価値の高い10円玉は?

  • 昭和33年:30円(3倍)
  • 昭和32年:25円(2.5倍)
  • 昭和34年:22円(2.2倍)

価値の高い10円玉は、昭和30年代前半に集中しています。これらはいわゆる「ギザ10(縁がぎざぎざになっている10円玉)」です。ただ、10円玉も100円玉と同じく供給量は多いため、その価値は限定的なものです。

ギザ10は価値が高い!という話を聞いたことがあるかと思いますが、その話は間違いではないものの、わざわざ労力をかけて探し出すほどのものでもありません。見つかったラッキー、程度に思っておいたほうがいいでしょう。

価値の高い5円玉は?

  • 平成22年~25年:2000円(40倍)
  • 平成18年~21年:25円(5倍)

5円玉の中でも特に価値が高いのは、平成22年~25年のものです。これらは50円玉と同じく、貨幣セットの一員のみとして使われているため、その価値は非常に高いです。

価値の高い1円玉は?

  • 平成22年~25年:400円(400倍)
  • 平成13年:20円(20倍)

1円玉の中で最も価値が高いのは平成22年~25年です。理由は50円玉、5円玉と同じです。その価値は400円で、倍率だけ考えれば全硬貨中最高となっています。

エラーコインを探してみよう!

エラーコインとは、製造過程で何らかのミスが有ったにもかかわらず、そのまま一般に流通してしまったコインの総称です。通常、エラーコインは製造の段階で弾かれますが、たまに検査をすり抜けて市場に出回ってしまうことがあります。

こうしたコインは非常に珍しい上、最近は技術の進歩によってエラーコインの流通自体が減っていることから、その価値はますます高まってきています。

穴なし・穴ずれとは?

買取価格:数万円~数十万円

エラーコインの中でも最も価値が高いとされているのが、穴なし、及び穴ずれのコインです。穴なしとは文字通り本来あるべき穴がないコインで、穴ずれは穴は開いているもののその位置がずれてしまっているコインのことです。当然、50円玉および5円玉にしか存在しません。

これらのコインは製造段階でめったに発生することがなく、発生したとしても検査で大半が弾かれてしまうため、市場に出ることは非常に稀です。それゆえに希少性が高く、数万円~数十万円の金額で取引されることも珍しくありません。

なお、穴ずれのコインは、基本的に穴が中央から大きくずれている方が高額になります。

影打ちとは?

買取価格:10万円以上

影打ちとは、両面が同じ模様になっているコインのことです。一度刻印された硬貨に別の硬貨が重なってしまい、プレスされたことによって発生します。コインの片面は正常に印刷されていますが、もう片方は鏡写しの状態になっています。

穴なし・穴連れと違ってすべてのコインで発生する可能性があるものの、やはり検査の段階で弾かれやすく、それゆえに貴重で、高い価格で取引されています。

裏写りとは?

買取価格:2万円程度

裏写りとは、裏の模様と表の模様が重なってしまったコインのことです。現状比較的多いのが10円玉の裏写りで、よく見ると平等院鳳凰堂の模様に「10」の文字が薄っすらと見えます。

角度ずれとは?

買取価格:5万円程度

角度ずれとは、表面の模様と裏面の模様の角度がずれてしまったコインのことです。片面を見ているだけでは気づけないため比較的検査の段階ではじかれにくく、それゆえに流通量は比較的多いです。とくに貨幣製造技術が未熟だった昭和40年代以前の10円玉でよく見つかっています。

刻印ずれとは?

買取価格:2000円程度

刻印ずれとは、コインの模様が中央からずれてしまったコインのものです。本来中央上部にあるべき「10」の文字が少し左右にずれているものなどが該当します。ズレが小さいものは一見しただけではわかりにくく、エラーコインの中では比較的流通量が多いので見つけるチャンスは十分にあります。

ヘゲとは?

買取価格:2000円前後

ヘゲとは「剥げ」のこと、要するに金属の一部がめくれ上がってしまっているコインのことです。希少性は高いですが、見た目があまりよろしくないことから収集家の間での人気は低く、それゆえにエラーコインにしては買取価格が低めです。ただし、平成以降のヘゲは非常に貴重であるため、高額になる傾向があります。

偽造エラーコインにご用心!

エラーコインには本物と偽物があります。偽物のエラーコインとは、正常な硬貨に誰かが意図的に手を加えてエラーコインっぽくしたものです。エラーコインは前述のとおり高く売れるため、このようなあくどい行為をする人間がいるのです。

例えば穴無し50円玉の場合、本物のエラーコインにはふさがっている部分に3つの突起があります。一方、偽物の場合はその突起がありません。

穴ずれ硬貨の場合は、断面を確認してみましょう。本物のエラーコインは専用の機械で穴を開けているので断面が非常になめらかですが、偽物は強引に穴を開けているため凹凸や傷などがある可能性が高いです。

自分では判断が難しいという場合は、とりあえず買取業者に相談してみましょう。

記念硬貨を探してみよう!

記念硬貨は発行年数の少ない効果やエラーコインと違い、日常的に回ってくることはまずありませんが、昔購入したことがあるという方は多いはずです。

特にその記念硬貨に思い入れがないという場合は、これを機会に売却したほうがいいかもしれません。中には額面金額の数倍~数十倍の値段で売れるものもあります。ここではおもな記念硬貨をいくつか紹介いたしますので、心あたりがある方は探してみてください。

なお、ここで紹介している買取価格は「未使用」の場合の価格であり、使用感があるものは価格が下がってしまいますので注意しましょう。

東京五輪記念硬貨(100円銀貨、1000円銀貨)

買取価格:400円(100円銀貨)、3000円(1000円銀貨)

東京五輪記念金貨は、1964年の東京オリンピック開催を記念して発行された、日本初の記念硬貨です。額面は100円、1000円の2種類で、どちらも銀貨です。100円銀貨は400円程度、1000円銀貨は3000円程度での買い取りも期待できます。

天皇陛下御在位50年記念硬貨(100円白銅貨)

買取価格:400円

昭和天皇の御在位50年目を記念して発行されたものです。希少価値はあまり高くなく、未使用でも400円程度にとどまります。

天皇陛下御在位60年記念硬貨(500円白銅貨、1万円銀貨、10万円金貨)

買取価格:800円(500円白銅貨)、1万5000円(1万円銀貨)、12万円(10万円金貨)

昭和天皇御在位60年を記念して発行された硬貨です。500円、1万円、10万円の3種類があり、それぞれ額面の1.2~1.5倍程度の価格での買い取りが期待できます。

青函トンネル開通記念硬貨・瀬戸大橋開通記念硬貨(500円白銅貨)

買取価格:800円(単体)、1500円以上(セット)

青函トンネル開通記念硬貨は青森県今別町と北海道知内町を結ぶ青函トンネルの開通を記念して発行されたもの、瀬戸大橋開通記念硬貨は岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ瀬戸大橋が開通したことを記念して発行された記念硬貨です。

発行年数はどちらも1988年なためセットで扱われることが多く、単体で800円、セットなら1500円程度での買い取りが期待できます。

天皇陛下御即位記念硬貨(500円白銅貨、10万円金貨)

買取価格800円(500円白銅貨)、13万円(10万円金貨)

天皇陛下御即位記念硬貨は、1990年及び1991年に発行された記念硬貨です。500円白銅貨と10万円金貨の2種類が存在し、前者は800円、後者は13万円程度での買い取りが期待できます。また、両者を合わせた貨幣セットもあり、この場合は両者を単体で売ったよりも高い価格での買い取りが期待できます。

裁判所制度100周年記念硬貨・議会開設100周年記念硬貨(5000円銀貨)

買取価格:8000円(単体)、1万6000円(セット)

裁判所制度、及び議会開設100年を記念して発行された記念硬貨です。発行年度はどちらも平成2年、額面は5000円です。買取価格はどちらも合わせて8000円程度で、両者が合わさった貨幣セットならばもう少し高く売れることもあります。

沖縄復帰20周年記念硬貨(500円)

買取価格:800円(通常)、5000円(プルーフ硬貨)

沖縄の施政権がアメリカから返還されてから20年を迎えた記念に発行された記念硬貨です。額面金額は500円で、通常の硬貨の他にプルーフ硬貨(上面を鏡のように磨き上げた、光沢のある硬貨)もあります。通常の硬貨は800円ほどですが、プルーフ硬貨は5000円ほどの買い取りが期待できます。通常の硬貨とプルーフ硬貨でここまで価格に差がつくのは珍しいことです。

皇太子殿下御成婚記念硬貨(500円白銅貨、5000円銀貨、5万円金貨)

買取価格800円(500円白銅貨)、7000円(5000円銀貨)、7万円(5万円金貨)、8000円(プルーフ2点セット)、8万円(プルーフ3点セット)

皇太子殿下の御成婚を記念して発行された硬貨です。500円、5000円、5万円の3種類の額面が発行されており、さらに「プルーフ2点セット」「プルーフ3点セット」も発売されています。プルーフ貨幣セットのほうが安定して高く勝とってもらえる傾向があるようです。

関西国際空港開港(500円白銅貨)

買取価格:500円(通常硬貨)、2000円(プルーフ硬貨)

関西国際空港の開港を記念して発行された記念通貨です。通常硬貨とプルーフ効果があり、プルーフ硬貨は2000円程度での買い取りが期待できます。

長野オリンピック記念硬貨(500円白銅貨、5000円銀貨、1万円金貨)

買取価格:800円(500円白銅貨)、8500円(5000円銀貨)、5万円(1万円金貨)

長野オリンピック記念硬貨は、1998年の長野冬季オリンピックの開催を記念して発行された記念硬貨です。500円、5000円、1万円の3つの額面があり、それぞれが1次~3次の3階に分けられて発行されています。1万円効果はすべてプルーフ硬貨として発行されているため、買取価格はかなり高くなっています。

天皇陛下御在位10年記念硬貨(500円白銅貨、1万円金貨)

買取価格800円(500円白銅貨)、8万円(1万円金貨)、8万5000円(2点セット)

天皇陛下が即位されてから10年目を迎えた記念に発行された記念硬貨です。金貨はすべてプルーフ硬貨として発行されているため、買取価格は高めです。

FIFAワールドカップ記念硬貨(500円黄銅貨、1000円銀貨、1万円金貨)

買取価格:800円(500円黄銅貨)、5000円(1000円銀貨)、5万円(1万円金貨)

2002年のFIFAワールドカップ開催を記念して発行された記念硬貨です。500円、1000円、1万円の3つの額面があり、上2つはすべてプルーフ硬貨として発行されているため買取相場は高めです。

第5回アジア冬季競技大会記念硬貨(1000円銀貨)

買取価格:1万5000円

第5回アジア冬季競技大会の開催を記念して発行された記念硬貨です。日本初のカラーコイン(色付きの硬貨)であり、すべてがプルーフ硬貨として発行されていることから、買取価格は比較的高めです。

奄美群島復帰50周年記念硬貨(1000円銀貨)

買取価格:5000円

奄美群島(南西諸島の島々)の復帰50年を記念して発行された記念硬貨です。カラー銀貨であり、奄美大島の固有種である鳥「ルリカケス」が刻印されています。発行枚数は5万枚、すべてがプルーフ硬貨であり、買取価格は高めです。

日本国際博覧会(愛知万博)記念硬貨(500円黄銅貨、1000円銀貨、1万円金貨)

買取価格:800円(500円黄銅貨)、3000円(1000円銀貨)、6万円(1万円金貨)

愛知万博の開催を記念して発行された記念硬貨です。額面は3種類で、1万円金貨は6万円前後とかなりの高倍率での買い取りが期待できます。

中部国際空港開港記念硬貨(500円銀貨)

買取価格:2000円

中部国際空港(セントレア)の開港を記念して発行された記念硬貨です。日本初の500円銀貨であり、すべてがプルーフ銀貨として発行されています。純銀製のため製造コストは高く、500円硬貨としては比較的光学での買い取りが期待できます。

国際連合加盟50週年記念硬貨(1000円銀貨)

買取価格:4000円

国際連合加盟50年を記念して発行された記念硬貨です。カラー銀貨であり、すべてがプルーフ硬貨として発行されています。地球の周辺に桜をあしらった独特のデザインから人気は高く、比較的高額での買い取りが期待できます。

ユニバーサル技能五輪国際大会記念硬貨(1000円銀貨)

買取価格:2000円

第39回銀行五輪国際大会(青年技能者の技能を競う大会。溶接、左官、造園などの競技がある)と第7回国際アビリンピック(障害者の技能大会)の同時開催を記念して発行された記念硬貨です。カラー硬貨であり、日本の虹があしらわれたデザインが特徴です。

カラー銀貨、かつプルーフ硬貨ではありますが、発行枚数が8万枚とそれなりにあり、人気もあまりないため、買取価格はやや低めです。

天皇陛下御在位20年記念硬貨(500円黄銅貨、1万円金貨)

買取価格:800円(500円黄銅貨)、8万円(1万円金貨)

天皇陛下御在位20週年を記念して発行された記念硬貨です。1万円金貨の方は非常に人気が高く、額面の8倍程度での買い取りが期待できます。

第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会記念硬貨(1000円銀合金貨幣)

買取価格:8000円

第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会の開催を記念して発行された記念硬貨です。銀と銅の混ざった珍しい硬貨であり、すべてがプルーフ硬貨として発行されていることから、その人気は高めです。

新幹線鉄道開業50周年記念硬貨(100円クラッド、1000円銀貨)

買取価格:200円(100円クラッド)、15000円(1000円銀貨)

新幹線の開業50週年を記念して発行された記念硬貨です。100円のクラッドとは異なる種類の金属板をサンドイッチ状に重ねたもので、全部で9種類発行されています(買取価格はどれも同じです)。1000円銀貨の方は非常に人気が高く、額面の15倍程度での買い取りも期待できます。

東日本復興事業記念硬貨(1000円銀貨、1万円金貨)

買取価格:4000円(1000円銀貨)、6万円(1万円金貨)

東日本復興事業の開始に伴い発行された記念硬貨です。第1次~4次までの4回に渡って発行されています。デザインもそれぞれ異なり、例えば第1次金貨は東北の地図と鳩が、第2次は学校と鯉のぼりが、第3次は折り鶴と東北の地図が、第4次は鳩と奇跡の一本松が刻印されています。

2020東京オリンピック競技大会開催記念硬貨(1000円銀貨、1万円金貨)

買取価格:1万5000円(1000円銀貨)、10万円(1万円金貨)

2020年の東京オリンピック開催を記念して発行される記念硬貨です。銀貨と金貨の2種類があり、銀貨の方は日本初となる両面カラー印刷が採用されています。銀貨の方は当選確率(総申込み件数に対する発行枚数の割合)はわずか6.6%と非常に低く、その人気の高さゆえに高額での買い取りが期待できます。

2020東京パラリンピック競技大会開催記念硬貨(1000円銀貨)

買取価格:8000円(1000円銀貨)

2020年の東京パラリンピックを開催して発行される記念硬貨です。こちらも当選確率(総申込み件数に対する発行枚数の割合)はわずか8.6%と非常に低く(オリンピックの方よりは多少高いですが)、それゆえに高額での買い取りが期待できます。

第8回アジア冬季競技大会記念硬貨(1000円銀貨)

買取価格:5000円

第8回アジア冬季競技大会の開催を記念して発行された記念硬貨です。大会自体の知名度や人気がオリンピックに劣る面があるため、買取価格はやや控えめですが、それでも額面の5倍程度での買い取りが期待できます。

小笠原諸島復帰50周年記念硬貨(1000円銀貨)

買取価格:1万円

小笠原諸島(東京都特別区から南南東約1000kmに位置する島しょ部)の日本復帰を記念して作られた記念硬貨です。カラーコインであり、表面には小笠原諸島の母島に生息する黄色い鳥「ハハジマメグロ」がデザインされています。

明治150年記念硬貨(1000円銀貨)

買取価格:5000円

明治元年から150年を記念して発行された記念硬貨です。カラーコインであり、明治自体の鉄道駅のデザインが目を引きます。

天皇陛下御在位記念硬貨(500円クラッド、1万円金貨)

買取価格:未知数

天皇陛下の御在位30年を記念して発行された記念硬貨です。1万円金貨の方は純金が20gも使用された超豪華仕様であり、製造費用は優に額面金額を超えています。

2019年発売の新しい記念硬貨ということもありその買取価格は未知数ですが、しばらくは高値での買い取りが期待できるでしょう。

プレミア硬貨を高く売る方法は?

プレミア硬貨は場合によっては額面の数倍~数十倍、エラーコインの場合はさらに高額な価格がつくこともあります。もしあなたがコインの収集家でない場合は、買取業者で買い取りを依頼するといいでしょう。

オークションサイトで売る、という方法もあるのですが、当サイトではこれはおすすめしません。理由は簡単で、偽物のエラーコインを意図せずして売ってしまう可能性があるからです。

知識がない初心者がオークションに出品しても、エラーコインを欲しがるような知識がある層の質問には満足に答えられないでしょうし、最悪の場合詐欺師扱いされるかもしれません。買取業者ならば偽物を持ち込んだ場合は買い取れませんと言われて終わるだけなので、安心です。

買取業者は世の中に多数あります。店舗を構えているところもありますし、出張に対応しているところもあります。出張の地域も日本全国だったり一部地域限定だったりとまちまちなので、自分の住んでいるところに合わせて選ぶといいでしょう。

現状、プレミア硬貨の大手買取業者として有名なのは

の3つです。いずれも全国対応で出張買取が可能なので、自宅に居ながらにして鑑定を受けられます。

鑑定結果が納得行かない場合は売らないという選択もできます(もちろんキャンセル手数料はかかりません)。とりあえず自分の持っているコインの価値を知りたい、という人にもおすすめです。

買取プレミアムで買い取りしてもらうまでの流れ

今回の記事では、上記の業者の中でも特に人気が高い「買取プレミアム」で買い取りをしてもらうまでの流れを紹介いたします(バイセル、福ちゃんでもおおむね同じ流れでOKです)。

まず、電話もしくはメールフォームで無料相談を行います。

相談の際には、売りたい硬貨はどんなものなのか、保存状態はどの程度なのかなどを細かく伝えましょう。詳細を伝えれば伝えるほど、査定価格が正確なものになります。

査定に納得した場合は、売却手続きを進めていきます。買取プレミアムの買取プランには「出張買取」「持込買取」があります(法令の都合上、宅配買取は不可)。

出張買取

  • 必要なもの:公的身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
  • 査定場所:自宅
  • 費用:無料

出張買取は文字通り査定員があなたの自宅まで出向いて詳細査定を行い、その場で売却する仕組みです。日本全国どこでも利用は無料、出張費用、キャンセル手数料などは一切かからないうえ、買取金額はその場で手渡しとなることから、人気が高い買取方法です。

持込買取

  • 必要なもの:公的身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
  • 査定場所:店舗
  • 費用:無料

持込買取は店舗まで出向いて、その場で査定・売却してもらう仕組みです。完全予約制なため、長蛇の列に待たされることもなく、専用ルームを使うため周りの客に鑑定結果を知られることもありません。売却金額はその場で受け取れます。

なお、買取プレミアムの事業所は全国にあるものの、持ち込みに対応しているのは現状では東京のみとなっています(大阪と名古屋も本来は対応していたのですが、現在は休止中です)。地方の方が利用するのは難しいため、出張買取の方をおすすめします。

プレミア硬貨の売却で利益が得たら税金はどうなる?

レミア硬貨を売却して譲渡所得が発生した場合、買取金額が1点30万円を超えた場合は課税の対象となりますが、そうでないものについては対象となりません。

プレミア硬貨が1枚30万円以上で売れることはまずないので、基本的には税金はかからないものと思っていただいで問題ないでしょう。例えば1万5000円で買った記念硬貨を10万円で売ったら8万5000円の所得となりますが、これで税金が発生することはありません。

ただし、極めてレアなエラーコインなどの場合は30万円以上で売れてしまうこともあります。例えば、過去にはヘゲ+刻印ずれの100円玉が50万円で売れたこともあります。このような場合、課税の対象となります。その場合は、所得を給与所得や事業所得等と合算した上で、所得税を計算します。

1,800万円を超え4,000万円以下40%2,796,000円

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え1,800万円以下 33% 1,536,000円

取得費が不明のときはどうすればいい?

譲渡所得は売却金額から取得費(取得にかかった費用)と譲渡費用(売却にかかった費用)を引いた金額です。この内売却金額はその場でわかりますし、譲渡費用は通常0円となりますが、取得費はものによってはわからないことがあります。例えば大昔に買った記念硬貨を当時いくらで買ったのか正確に覚えているという方は多くはないでしょう。

このように取得費用がわからない場合は、「売却金額の一律5%」を取得費と見なして控除することが可能です。例えば取得金額不明の記念硬貨を10万円で売った場合は、取得費を10万円×5%=5000円とみなすことができます。

まとめ

世の中には額面よりも高額で売れるプレミア硬貨なるものが存在する

高く売れるのは「発行枚数が少ない年の硬貨」「エラーコイン」「記念硬貨」の3種類

  • エラーコインはその中でも特に高く売れるが、偽物なども多いので要注意
  • プレミア硬貨は買取業者に買い取ってもらうのが一番楽で安全
  • 出張買取なら余計な手間もかからない
  • 買い取りによって譲渡所得が発生した場合、1点30万円以上なら課税の対象となる

プレミア硬貨はあなたの財布の中に眠っているかもしれません。早速財布を開けてみてください。