あなたの借金が家族にバレる「5つのケース」とその対処法

消費者金融からお金を借りること自体は(きちんと返済できるのならば)悪いことではありません。しかし、それはそれとして、やはりお金を借りていることを家族に隠したいと考える方は少なくないことでしょう。

  • 借金をしていることを責められたらどうしよう
  • 幻滅されるかもしれない……

こういった不安を抱くのは当然のことと言えます。もちろん、家族である以上借金のことは包み隠さず話すのがベストですが、どうしてもそれができない状況もあるでしょう。そこで今回は、消費者金融からの借金がバレる主な理由と、それを防ぐための方法を徹底的に解説したいと思います。これを読めば、あなたの「周りにバレるかも……」という不安はたちまち解消することでしょう。

家族に借金がばれる理由 3位はカード、2位は督促

大手お金の情報ポータルサイト「ファイグー」が実際に家族に借金がバレてしまった経験がある人50人を対象に行った調査によれば、そのきっかけは以下のようになっています。

  • 1位:郵便物 16人
  • 2位:督促 14人
  • 3位:カード 9人
  • 4位:ATM明細書 4人
  • 5位:通帳 2人

つまり、この5つを防ぐことができれば、家族に借金がバレることはほぼ無くなるわけです。今回の記事では、この5つを効果的に防ぐ方法を考えていきます。

1位:郵便物

最もメジャーなバレ方が郵便物です。郵便物のコントロールは最も重要なポイントと言えるでしょう。

さて、消費者金融は顧客に対して様々な郵便物を送ってきますが、その種類は大きく以下の3つに分けられます。(督促状など、別のところにランクインしているものは除きます)

  • カードと契約書
  • キャンペーンなどの案内
  • 返済状況を知らせる明細書や領収書

どのような郵送物が届くかは、消費者金融や契約方法によって異なります。仮に送られてきた場合でも、社名は直接記載されない(別の社名もしくは個人名で届く)ケースがほとんどであるため、中を見られなければバレることはないかと思いますが、突然よく知らない個人や企業から郵便物が送られてきた場合、家族に怪しまれることはあるかもしれません。あるいは、同意なく勝手に開封されてしまうこともあるかもしれません。

これを防ぐためには、郵便物がそもそも自宅に届かないようにする必要があります。届かなくする方法は消費者金融毎に異なりますが、基本的には事前に「自宅には郵便物を送らないでほしい」と依頼すればOKです。中には必ず郵送されてしまう郵便物もありますが、それについては自分が一番先に確認できる時間帯に送ってもらいましょう。

2位:督促

督促は大きく、郵送(督促状)と電話に分けられます。まずは電話がかかってきて、それを無視し続けると郵送に切り替わる、というのが一般的な流れです。

これについては、当たり前の話ですが滞りなく支払えば防げます。返済を滞り無く行ううえで最も大事なことは借りすぎないこと、無理のない返済計画をたてることですが、それ以外にもしておくといいことがいくつかあります。

まず、返済方法は基本的に口座振替(銀行口座からの自動引き落とし)を選択すべきです。人間というのは忘れる生き物なので、ATMやコンビニ端末からの返済を設定すると、ついうっかり忘れてしまうかもしれません。あるいは、急な入院などで返済にいけなくなってしまうかもしれません。なにより、借金の返済のためにわざわざATMやコンビニまで往くのは非常に面倒です。

また、口座の中にお金がないと引き落とせないため、口座は必ず常時ある程度お金があるものを選ぶようにしましょう。当たり前の話ですが、これだけでリスクをかなり小さくできます。

返済できなそうな場合はあからじめ連絡する

一時的な金欠などで返済ができなくなりそうな場合は、返済期日が来る前に自分から消費者金融に連絡してください。消費者金融が連絡する理由は「きちんと返済する意思があるかどうかを確認するため」ですので、事前にこちら側から連絡し、いつまでに支払えるかを告げておけば、その日までは督促が来なくなります(延滞していることには変わりないので、遅延損害金は当然取られます)。

もちろん、その日までにきちんと支払わなければ再び連絡が来るようになります。一時的な金欠ではなく、慢性的に返済が厳しいという場合は、債務整理も検討したほうがいいかもしれません。債務整理は合法的に借金を整理する制度であり、多くの人が利用しています。

債務整理の中でも最も多くの人が利用しているであろう「任意整理」は、家族にもバレにくいのでおすすめの方法です。

参考記事:借金が100万円を超えたら危険ライン!債務整理を検討すべき理由とは

電話はどこにかかってくる?

返済延滞時は基本的に、希望連絡先に電話を掛けてもらうことができます。申込時に自分の携帯電話を指定しておけば、いきなり家の電話にかけられることはありません。

ただし、携帯電話への連絡を無視し続けると、自宅に掛けられてしまうかもしれません。その時でも消費者金融は個人名を名乗るためいきなりバレることはないかと思いますが、めったに電話がかかってこない人だと怪しまれるかもしれません。

気は進まないかと思いますが、必ず携帯電話に連絡が来た時点できちんと対応しましょう。

督促状はひと目見ただけではわからないようなデザインになっている

携帯電話や自宅への電話を無視し続けていると、自宅に督促状が送られてきます。督促状の差出人名は個人名、もしくは一見しただけではわからない社名(例えばアコムの場合はACサービスセンター)になっているため、軽く見られただけでは督促状とバレることはないでしょう。

ただ、督促状を受け取った家族がハガキを開けてしまったり、社名で検索したりしてしまった場合はやはりバレてしまうことになりますので、督促状がそもそも自宅に送られてこないようにすべきです。繰り返しになりますが、延滞は極力避け、延滞しそうな場合は事前に連絡し、支払そのものが厳しい場合は債務整理を検討したほうがいいでしょう。

3位:カード

キャッシングカードの存在から、消費者金融の利用がバレることも少なくありません。カードローンのカードは一見すると銀行のキャッシュカードやクレジットカードに似ているものも多いですが、裏面に消費者金融名がバッチリ入っているため、詳細にチェックされるとバレてしまいます。

ただ、家族が勝手にカードを見るようなデリカシー皆無な人ではないのならば、財布の中に入れておくだけでも問題ないかと思います。前述の通り、カードのデザインは基本的にキャッシュカードやクレジットカードに似ているため、即座にバレるということはないでしょう。

それでは不安だという場合はカードを家族に見られないように肌身離さず持ち続けるしかありませんが、それは物理的に難しいでしょうし、その頑なすぎる態度から逆に怪しまれるかもしれません。鍵付きの引き出しなどに保管するという方法も考えられなくはありませんが……。

プロミス、モビットなど、一部の消費者金融はカードレスにも対応していますので、どうしても心配だという方はそちらを選ぶといいでしょう。

4位:ATM明細書

ATM明細書とは、ATMで借り入れや返済を行ったときに発行される明細書です。明細書には消費者金融の社名、カードローンや利息と言った単語が記載されているため、家族に見られてしまうとそれだけで借金がばれる可能性が高いです。

これを防ぐ方法は簡単です。口座振替を利用すればいいのです。口座振替は返済忘れを防げるだけでなく、ATM明細書の発行も防げるのです。

どうしてもATMで借り入れや返済を行いたいという場合は、そのままATM明細書は家に持ち帰らずに、細かく裁断するなり燃やすなりして処分してしまいましょう。ATM明細書には会員番号や契約番号など個人を特定されかねない情報も掲載されているので、そもまま捨てるのは辞めましょう。

5位:通帳

消費者金融から融資を受けたり、口座振替で返済したりした場合、通帳にそのことが記載されてしまいます。口座振替は返済忘れやATM明細書の発行を防ぐことができる半面、通帳への記帳というリスクを背負うことになります。

これを防ぐ方法はいくつかあります。まず、そもそも通帳を使わない、という方法が考えられます。最近は各銀行が通帳代わりに使えるアプリを提供していますので、そちらに切り替えれば紙の通帳は必要なくなります。

アプリにはパスワードなどでロックを掛けることができますので、家族に勝手に見られる心配もなくなります。紙の通帳に特にこだわりがないという場合は、この方法がおすすめです。

どうしても紙の通帳を使い続けたいという場合は、通帳を刷新するといいでしょう。通常、通帳は満行(すべての行に取引が記載されること)になった時点で交換となりますが、満行になる前に交換することも可能です。1人で窓口に行って「通帳を交換してください」と告げればOKです。

満行前の通帳の交換時には理由を尋ねられることが多いですが、「汚してしまったのでこれを機会に交換したい」で問題ありません(実際の通帳が綺麗なままだと矛盾が生じてしまいますので、気は引けるでしょうが事前に少し汚しておくといいかもしれません……)。銀行によっては手数料がかかることもありますので、その点だけ注意しましょう。

家族に借金を隠し続けるのは得策か?

ここまで、家族に借金を隠す方法について考えてきましたが、最後に家族に借金を隠すこと自体のリスクについても考えてみたいと思います。

結論から言えば、家族に隠れて借金をするのは、なかなかに危うい行為と言えます。今回の記事に記載されたことを実行すればバレる可能性はかなり低くなるでしょうが、それでも完全ではありません。そして万が一バレたときに失う信頼は相当なものです。

借金だけで即座に離婚、ということはなかなかないかと思いますが、まったくないとも言えません。隠す場合は何があっても隠し通すべきですし、それだけの根性がないのならば予め話しておくことをおすすめします。

まとめ

  • 借金が家族にバレる経路は「郵便物」「督促」「カード」などがある
  • 返済をきちんと行うことが、バレるリスクを低減する最大のコツ
  • 返済方法を口座振替にするとうっかりによる延滞をなくせる
  • どうしても返済できない場合は、債務整理も検討する
  • 借金がバレると家族からの信頼を失うことは念頭に置いておくべきである

家族に借金を隠したいという気持は良くわかりますが、一方でその行為にはリスクが有ることもしっかりと理解すべきです。隠し通す覚悟があるという場合は、今回の記事で紹介したことを実践してみてください。