Sticpay(スティックペイ)はブックメーカーからの出金に便利!

最近、海外のオンラインブックメーカーユーザーに入金、あるいはそこから出金する手段がどんどん減ってきています。

かつて高い人気を誇ったエントロペイは2018年8月13日をもってヨーロッパ圏外(日本含む)への入金サービスを停止し、エコペイズも2018年8月6日をもってエコカードが利用できなくなりました(国際銀行入金や仮想通貨での入金は可能ですが、エコカードが利用できないエコペイズは日本人にとっては無価値に近いです)。

日本のオンラインブックメーカーユーザーにとっては厳しい時代がやってきてしまいましたが、一方でこれらに変わるような便利な入金サービスも台頭してきています。

Sticpayもその1つであり、これを使うことでオンラインブックメーカーへの入金、あるいはそこからの出金ができます。安価で高速、ATMからも簡単に出勤できるなどのメリットがあるkとから、新世代の入出金手段として今注目されています。

Sticpayは「安価で高速な入出金サービス」

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Sticpayは香港に本社を構えるイギリス系の企業が提供する、日本語対応済の電子マネー決済サービスです。2017年に始まったばかりの新しいサービスですが、その利便性の高さから最近急速にユーザー数を伸ばしています。

Sticpayは簡単に言えば「海外のオンラインブックメーカーの口座と日本の銀行口座の中継役」です。付帯するカードを発行すれば街中やWeb上のMasterCard加盟店での決済もできるようになるなど、そのサービスの内容は多岐にわたります。

サービス公開直後は同業のエントロペイなどの影に隠れがちでしたが、最近はそれらの日本撤退やSticpay自信のサービス向上によってにわかに注目を集めるようになってきました。

Sticpayの主な特徴は以下の4点です。

  • 安価かつ高速な入出金が可能
  • Sticpayカードですぐに出金できるうえ、デビットカードのように使える
  • 日本語対応アプリがある

安価かつ高速な入出金が可能

Sticpayの最大の特徴は、安価かつ高速な入出金が可能なことです。以前はブックメーカーなどの海外の業者とお金をやり取りする際には多額の手数料や時間がかかるのが当たり前でした。例えば3万円を出金するためにかかる手数料は3000円以上、日数は3日以上、というのも珍しくありませんでした。

一方、Sticpayでは手数料は以下のように定められています。

入金

  • 銀行:1.0%
  • 加盟店サイト:0.0%
  • クレジットカード(MasterCard):3.85%
  • クレジットカード(Visa):3.85%
  • ネッテラー:1.0%
  • ビットコイン:0.0%(キャンペーン期間中のみ)

出金

  • 海外銀行送金:5.0%
  • 国内銀行送金:2.5%+600円
  • Sticpayカード:1.3%(Sticpayの口座が香港ドル以外の場合は2.0%上乗せ)

アカウント同士の送金

  • 個人から個人:1.0%
  • 個人から加盟店:2.5%+0.3ドル

例えばSTICPAYカードで3万円出金する場合、手数料は1.3%+2.0%=3.3%なので990円となります。日数は状況によりますが、従来の送金手段より早いことは確かです。どちらのほうがユーザーにとってよりよいサービスかは、言うまでもありませんね。

Sticpayカードで街中のATMで出金ができる

Sticpayカードは、Sticpayのユーザーだけが持てるMasterCard機能付きのプリペイドカードです。必ず発行しなければならない、というわけではありませんが、Sticpayカードの大半のユーザーが発行していることからもわかるように、とても便利なサービスです。

Sticpayカードの使い道は2つ。1つ目は街中に設置されているATMからの出金です。前述の通り、Sticpayカードを用いた出金は手数料が1.3%(STICPAY口座の通貨が香港ドル以外の場合は2.0%上乗せ)と他の出金手段と比べて安いため、多くの人が保有しています。

日本なら日本円、ロンドンならポンド、香港なら香港ドルと言ったように、その国々の現地通貨を引き出せるため、海外旅行時にも便利です。

2つ目はMasterCard加盟店での決済手段です。一般的なクレジットカードやデビットカードと同じように決済できます。カードはプリペイド式で、Sticpayの口座の残高の一部をプリペイドすることによって使えるようになります。

なお、カードの利用限度額は9000ドル/月です。

日本語対応アプリがある

Sticpayは日本語対応アプリをリリースしています。海外の業者が提供するアプリにありがちな怪しい日本語は見られず、ネイティブな日本人でも違和感なく使えます。メールでの完全日本語サポートもあり、問い合わせに対しても迅速な回答がもらえます。ただし、一部のサービスは日本語未対応です(それで困ることはほぼないはずです)。

Sticpayのデメリットは?

Sticpay自体は非常に有用なサービスですが、一方でデメリットがないわけではありません。主なデメリットは以下の3点です。

  • 国内銀行から日本円で入金できない
  • 手数料は他のサービスと比べると高い
  • カード発行に手間と費用がかかる
  • 金融庁の認可を得ているわけではない

国内銀行から日本円で入金できない

Sticpayの入金の1つに「銀行」があります。これはSticpayが指定している銀行口座にお金を振り込むと、その金額がSticpayの口座に反映される、というものです。

手数料が1.0%と低めに設定されていますので一見お得に見えますが、Sticpayは日本の銀行口座を公開していないため、海外の口座に送らざるを得ません。結局手数料が高くなるこの方法を現状選択するメリットは殆どありません。

手数料は他の類似サービスと比べると高い

Sticpayの手数料は銀行送金などと比べると安価ですが、同様のサービスと比べるとやや高めです。入出金額と手数料が比例する仕組みになっているため、高額送金にはあまり向きません。

カード発行に手間と費用がかかる

Sticpayカードは便利ではありますが、最初の発行にかなりの手間がかかります。サイトの登録自体も面倒な上、カード発行料が35ドルかかり、パスポートも求められます。現時点ではかなり大きなデメリットの1つであり、改善を期待したいところです。

金融庁の許可を得ているわけではない

Sticpayはエントロペイなどと違い日本からも使えますが、これは金融庁から許可を受けたためではありません。ただユーザー数が少ないからスルーされているだけです。ユーザー数が増加した場合、エントロペイなどと同じように使えなくなる可能性があります。

あくまでもオンラインブックメーカーと自分の講座の中間地点と割り切り、口座内に多額の金額をプールするのは控えたほうが懸命でしょう。

Sticpayの発行する「SCOIN」とは?

Sticpayはアプリの提供の他に、仮想通貨「SCOIN」の発行も行っています。ユーザーはSticpayで取引を行うたびに、取引手数料に応じた仮想通貨を獲得できます。

取引手数料に対する比率は入金・出金方法ごとに異なっており、例えばクレジットカードで入金した場合は5%、Skrillで出金した場合は10%となっています。

SCOINは現時点では1SCOIN=1ドルの固定相場制を採用していますが、将来仮想通貨取引所に上場する計画があり、それが成功した場合は変動相場制となります。上場後はビットコインやイーサリアム、リップル(XRP)などと同じように取引されます。

リスクを避けるなら早めに交換したほうが良いですし、価格の情報を見込むならば交換せずに保有し続けたほうが良い、ということになります。

Sticpayに登録してみよう!

Sticpayへの登録は非常に簡単です。パソコン、スマートフォンのどちらから登録した場合でも、5分もあれば完了します。今回はパソコンから登録する方法を解説いたします。

まず、公式サイト(https://www.sticpay.com/)にアクセスし、ページ上部にある「STICPAY口座開設」をクリックします。すると、以下のような画面が表示されます。

ここは仮登録をする画面です。以下の通りに入力します。

  • メールアドレス:Sticpay上で使用するメールアドレスを入力します。
  • 名前:名前をローマ字で入力します。
  • 苗字:苗字をローマ字で入力します。
  • 生年月日:生年月日を「1990-10-12」のように入力します。右側のカレンダーのアイコンをクリックして、生年月日を選択することもできます。
  • パスワード:ログインに使用するパスワードを入力します。大文字、小文字、数字を最低でも1つ以上含めたものにします。他者から推測されやすいもの、短すぎるものなどは避けましょう。
  • パスワード再入力:上と同じパスワードをもう一度入力します。
  • 国名:Japanを選択します(日本からアクセスした場合は、最初からJapanが選ばれているようです)。
  • 通貨:使用する通貨を選択します。HKD(香港ドル)を使うと出金手数料が安くなりますが、今回はJPY(日本円)で登録します。口座開設後に通貨の変更はできないので、外貨を選択する場合は特によく考えて登録してください。Sticpayでは1人が複数の口座を持つことも認められていますので、どちらを選べばいいかわからないという場合は両方登録してしまうと良いかもしれません(メールアドレスは2つ必要になります)。

すべて入力したら、「次へ」をクリックします。すると以下のような画面が表示されます。

このページではSMS認証を行います。SMS認証とは携帯電話についているSMS(電話番号を使って簡単なメッセージを送信する機能)を使って本人認証を行うシステムです。

まず、下の空欄に電話番号から最初の0を覗いたものを入力します。例えば電話番号が080から始まる場合は、「80……」と入力します。ハイフンは省略してください。

入力したら「SMS発送」をクリックするとその携帯電話あてにSMSが送信されてきますので、その番号を入力して「コード確認」をクリックします(画像には表示されていませんが、SMS発送をクリックすると「コード確認」が表示されるようになります)。

SMS認証が終わると、先ほど登録したメールアドレスに「Sticpayに登録してくださり、ありがとうございます」といった内容のメールが送られてくるはずです。このメールが送られてこないということは、登録がうまく言っていないという証拠ですので、もう一度SMS発送をクリックするところから再開してください。

身分証明書と居住証明書を登録してみよう!

登録が完了したら、次に身分証明書および居住証明書のアップロードを実施します。必須というわけではありませんが、これらが承認されないと入金は1日あたり100ドル、1回あたり50ドルまでしかできず、出金は一切できないという強力な制限がかかってしまいます。

いずれやることになりますので、登録と同時に済ませてしまうのが懸命でしょう(此処から先、公式サイトより画像を引用しています)。

まず、公式サイトに先ほどのメールアドレスとパスワード、生年月日を使ってログインします。ログインしたらメニューから口座を選択します。すると、以下のような画面が表示されます。「身分証明書」「居住証明書」をアップロードし、必要な部分については入力を行います。

  • 番地、建物名など:住所の一番下の部分を入力(例:「1-1」「1-2 Nantoka-manshon」)。
  • 都道府県:都道府県名を入力(例:「Tokyo-to 」「kanagawa-ken」)
  • 市区町村:市区町村、及び町名を入力します(例:「Chiyoda-ku,marunouchi」「Yokohama-shi,Aoba-ku,Katsuradai」)
  • 郵便番号:郵便番号を入力します。(例:「100-0005」)
  • 国番:すでに入力済になっているはずですので、そのままにしておきます。

なお、Sticpayで身分証明書として通用する書類は

  • 有効期限内のパスポート
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード

の3つです。パスポートも免許もないという場合は、マイナンバーカードを取得してください。

また、居住証明書として通用する書類は

  • 健康保険証
  • 公共料金請求書・領収書
  • 銀行・クレジットカードの利用明細書

などです。いずれも用意できないという場合は、Sticpay側に相談してみてください。すべての書類のアップロード、及び住所の入力が完了したら、「送信」ボタンをクリックします。

すると、Sticpayから受付完了メールが届きます。メール本文をよく読むとわかりますが、この時点ではまだ審査中です。審査終了までに2~3日程度の時間がかかりますのでしばらく待ちましょう。

Sticpayから出金してみよう

Sticpayでは前述の通り、様々な方法で出金が可能です。いずれの方法にもそれぞれ異なった特徴がありますが、今回は使いやすいSticpayカードを用いた出金方法を解説いたします。Sticpayカードで出金するに事前にやるべきことは以下のとおりです。

  • 50ドル以上Sticpay口座に入金する(発送手数料の名目で35ドル取られます)
  • パスポートなどを準備し、カードを発行する
  • Sticpay口座のお金をSticpayカードにチャージする

入金については、利用しているオンラインブックメーカーから入金するか、もしくはSticpay公式サイトからクレジットカードやビットコインなどで入金するといいでしょう。入金はログイン後のメニューから「入金→クレジットカードorビットコイン」を選択すればOKです。

なお、クレジットカードを選択すると、以下のような画面が表示されます。

ここで注意しなければならないのは、クレジットカードの表面及び裏面の画像をスキャンし、加工した上でアップロードしなければならないということです。なぜこのような面倒な方法を採用しているのかは不明ですが、ともかく従うしかありません。

表面は、16桁の番号の内、最初の1文字と最後の4文字以外を隠した状態にします。例えば「1234-5678-9012-3456」となっている場合は「1■■■-■■■■-■■■■-3456」となるように加工した上でアップロードします。

裏面は、セキュリティコード(3桁もしくは4桁の数字)を隠した状態でアップロードします。

カード情報

  • 名義人:すでに記載されているはずですので、そのままにしておきます
  • カード番号最初の1ケタと最後のケタ:画像をアップロードするときに隠していない部分の数字を入力します。
  • 有効期限:クレジットカードの有効期限を入力します。

すべて入力したら「送信」をクリックします。すると、ステータスが「待機中」に切り替わります。1日~2日で認証が完了します。登録後に入金ができるようになりますので、入金→クレジットカードからAmountに入力したい金額を日本円で入力し、Money inをクリックします。これで入金が完了です。

なお、カード発行のためには前述の通り50ドル以上を入金する必要がありますが、日本円にするといくら必要になるのかはカード発行申請画面で確認できます。クレジットカード入金では手数料も取られますので、それも考慮した上で入金額を決めましょう。

お金を入れたらカード発行を申請します。メニューからsticpayカード→申請をクリックし、「Sticpayカードの発行申請」をクリックします。すると、以下のような画面が表示されますので、指示に従って入力を進めていきます。

  • 名前、苗字、生年月日:すでに入力済になっているはずですので、そのままにしておきます。
  • パスポート番号:パスポート番号を入力します。
  • 国名:Japanを選択します。
  • 都道府県名:都道府県名を入力します。
  • カード名義:名前と苗字をローマ字で入力します。
  • 市区町村:市区町村名を入力します。
  • 郵便番号:郵便番号を入力します。

すべて入力したら、「次へ」をクリックします。すると、以下のような画面が表示されます。

発行に必要な書類「身分証明書、居住証明書、パスポートコピー」をアップロードします。身分証明書と居住証明書は、先ほどと同じものでOKです。

最後に必要事項にすべて同意し、マウスもしくはスマートフォンで署名欄に入力し、「送信」すれば完了です。申請完了から数週間でカードが送られてきます。送信元は「三三金融服務有限公司(33 Financial Services Limited)」です。このカードは「有効化」という手続きをしないと使い始められません。

カードの裏側に初回使うピンコード枠があり、ここをコインで削ると6桁の数字が出てきます。これが初期のPINコード(OLD PIN)です。この番号によって、手続きをするサイトが異なります(サイトが異なるだけで、入力する事項は同じです)。

リンク先でカード番号、PINコード、Captcha(サイト上で表示される数字)を入力し、「ログイン」をクリックします。画面が切り替わったら「Card Activation」をクリックすると再度画面が切り替わりますので、以下の情報を入力します。

  • Old PIN:カード裏面にあったPIN6桁を入力します。
  • New PIN:自分で考えた数字6桁を入力します。
  • Re-enter New PIN:New PINで入力した数字6桁を再度入力します。

New PINは大事な情報ですので、他人に見られないようにしっかりとメモしてください。

しばらくすると「Conform to modify the new password and active the card?(パスワードを変更してカードを有効にしますか?)」と表示されますので、「OK」をクリックします。

すると画面が切り替わり「password modified and activated successfully! please login again.(パスワードは変更され、正常に起動されました。もう一度ログインしてください)」と表示されます。これでカードが有効化しました。

次に再びSticpay側に戻り、振替資金という項目で口座残高をカード残高に移します。

  • 金額:Sticpayカードにチャージしたい金額を入力します。
  • カード番号:STICPAYカードの下8桁の番号を入力します。
  • 生年月日:生年月日を入力します。

を入力して、送金を完了します。これで出金ができるようになりますので、あとはお近くのATMまで出向いてください。出金の際にはNew PINが必要になりますので、メモするか覚えておくかしましょう。

まとめ

  • SticpayはATMからの出金もできる便利な入出金サービス
  • 日本語対応アプリもある
  • 手数料は他のサービスと比べるとやや高め
  • Sticpayを用いた出金が便利

Sticpayはブックメーカーへの入出金に便利なサービスですが、手数料の高さなど、無視できない面もあります。ビーナスポイントなどの他のサービスとも比較しつつ、使うサービスを決めてください。