住友林業の土地活用の評判は?特徴とポイントをまとめました!

土地活用業者をお探し中の方で、「住友林業」という名前を聞いたことのある方は多いのではないでしょう。ですが、たとえ名前を聞いたことがあってもどんな企業なのかわからなければ不動産会社選びもできません。そこで今回は、住友林業の土地活用について詳しく解説していきたいと思います。

住友林業の土地活用にはどんな強み、弱みがあるのか、今までの利用者からはどんな評判や口コミがあるのか確認していきましょう。

住友林業ってどんな会社?

住友林業はその名の通り、住友グループに属する日本で有名なハウスメーカーです。創業はなんと1691年。住友家が保有する銅山周辺の山林を利用することから事業をスタートし、株式会社としては1948年に設立されました。

社名が示すとおり、もともと林業や木造建築がメインでしたが、現在では土地活用を始めとする不動産事業の売上の方が多くなっています。

住友林業の特徴

住友林業の住宅建築棟数は2016年の時点で累計28万棟以上。沖縄や一部離島を除く、全国各地にサービス提供を行っています。土地活用では賃貸住宅・介護施設に強いのが特徴です。

住友林業の強み

住友林業が建てる住宅は全て木造ですが、3階建てや4階建て、耐火構造の住宅も造ることができます。このあたりは木造住宅建設に関して長年積み重ねてきた経験やノウハウが遺憾なく活かされているといえるでしょう。

賃貸物件も、シンプルなアパートだけでなく、一戸建住宅であることを付加価値としているフォレストメゾン貸家、シェアハウス、賃貸併用住宅にも対応できます。特にシェアハウスに関しては、大手土地活用業者でも対応しているところはほとんどありません。

シェアハウスはキッチンやトイレなど一部の設備を住人同士で共有するため、その分、部屋数を増やすなど通常の賃貸住宅に比べてより効率的な運用も可能です。

ただし、賃貸マンション経営や賃貸アパート経営など、通常の賃貸住宅経営とは違った独自の運用ノウハウが必要になるため、大手でもほとんどの業者が手を出していません。そんな中、シェアハウス経営のサポートに確かな実績があるという点は住友林業独自の強みだといえるでしょう。

医療・介護施設の運営に関しては、専門のコンサルティングチームが事業の立ち上げから医療機器の選定、エクステリアやインテリアのデザインに至るまでトータルでサポートを行います。

続いて、保証面に関する強みをご紹介しましょう。通常、住宅には「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称:品確法)」に基づき、構造部分の瑕疵に対する10年間の保証が付きます。

住友林業ではそれに加えてさらに10年、合計20年間の保証を標準として設けているのです。住宅建設を行ったメーカー純正の保証が20年受けられることになるので、土地活用を長期的な視野で捉えている方にとってはとても安心できる保証だといえるでしょう。

さらに、空室リスクに対処するため多くの業者が取り入れている「一括借り上げシステム」も採用しています。一括借り上げシステムは連結子会社である住友林業レジデンシャルから提供されますが、全国どこでも利用できるので心配はいりません。

エリアにより保証賃料は異なるものの、概ね家賃の80~95%程度は保証されます。入居者の管理や家賃集金などの煩わしい管理から解放されますので、賃貸経営を考えている人にとっては心強い味方です。

住友林業の弱み

それでは、続いて住友林業の弱みといる部分を見ていきましょう。第一に挙げられるのは価格の高さです。2階建て木造建築の場合、坪単価は60万円、同じく3階建ての場合、坪単価は70万円と業界平均と比べてやや高くなってしまうのは否めません。

また、いかに木造建築に関して十分なノウハウの蓄積があるとはいえ、鉄骨造やRC造などの工法に対応できないという点が足かせになってしまう場合もあります。

たとえば、4階建てを超える中高層建築は、住友林業の木造住宅では対応することができません。5階建て以上の建物で土地活用を行いたい場合には、利用できる選択肢が存在しないことになってしまうでしょう。

同様に、賃貸住宅・介護施設に関しては良質なサポートが期待できますが、駐車場経営や太陽光発電などそれ以外の土地活用方法に対応することはできません。この点はより幅広い土地活用方法に対応できる業者と比べると見劣りしてしまいます。

また、保証面についても弱みといえる点は存在します。確かに、品確法で求められる10年間の保証を上回る20年の保証を標準としている点は評価できるでしょう。しかし、大手土地活用業者の中にはさらに長い、30年以上の保証期間を設けているところもあります。このような業者と比較すると、保証面については決して業界最高水準とはいえません。

住友林業の評判

ここまで、住友林業の強みと弱みの両方をご紹介してきました。ここで、「実際に住友林業を利用して土地活用行った人からは、どんな意見、評判が多いのか」をチェックしていきましょう。

今回は、ネット上で住友林業の土地活用に関する口コミを調べ、特に多かった口コミをまとめてみました。

良い口コミ

営業マンの対応が良い

住友林業に関する良い口コミを調べると、営業マンの対応を評価する声が多く見つかりました。「設計、現場監督、インテリアなど複数の担当者にうまく意見を伝えてくれた」、「こちらの要望を聞きつつ、希望する予算内で収まるように知恵を絞ってくれた」といった口コミがあります。

建物の品質が好評

土地活用メーカーの評判を調べていると、良い口コミばかりでなく悪い口コミも見つかりますが、住友林業の場合は「建物の品質」に対する悪い評判がほとんど見られませんでした。

たとえば、「営業マンの対応が悪い」「アフターフォローが悪い」といった声を上げている方でも、「でも建物の質は良かった」というふうに、建物の仕上がり自体には不満の声を挙げていないのです。

このように建物の品質に対する悪評がほとんどないという点は高く評価していいでしょう。特に、賃貸併用住宅を建ててオーナー自身が建物に住もうと考えている方にとっては後押しになる情報だといえるのではないでしょうか。

自由度の高いデザイン

住友林業の土地活用では、基本的なプランはいくつか存在するものの、その中でどのような建物を建てるのかオーナーの好みに合わせて調整できます。使用する構法も選択できるため、かなり自由度の高い建物が建てられると好評のようです。

土地活用では、いかに競合にはない独自の魅力を持った建物を造れるかが差別化のために重要なポイントになります。その点、自由度の高いデザインに対応できる住友林業を高く評価する声が見られました。

悪い口コミ

ビッグフレーム構法で設備の位置が制限される

住友林業の木造住宅は、長方形型の柱を構造材として使用する「ビッグフレーム構法」を採用しています。耐震性が高く、柱は壁面に隠れて室内に出ないため、間取りの自由度が高いのが魅力ですが、間取りによってはこの点がマイナスに働いたという口コミも報告されています。

たとえば、「コンセントの位置はもう少し別の場所が良かったが、その場所に柱があるために希望している場所に動かせなかった」といった声です。もちろん、設計段階で注意していればある程度は防げることですが、施工中に気がついても「そこには柱があるので、設備の移動はできない」と言われてしまう可能性があることは覚えておきましょう。

価格が高く依頼を諦めた

「展示会を訪れて、住友林業の家のクオリティに魅力を感じたが、価格を見て諦めた」といった声が報告されています。このように、坪単価が業界水準よりもやや高めの点がネックとなり「本当は依頼したいのに、価格が折り合わない」といった理由から採用を諦める方も少なくないようです。

下請け業者の質に差がある

住友林業もほかの多くの土地活用業者と同じく、実際の施工は下請け業者に仕事の依頼を行っていますが、その下請け業者の技術力には、「良い」という声と「悪い」という声、両方の口コミがあります。

これはつまり、下請け業者の実力にバラツキが大きいということです。実際、住友林業は全国各地にサービス提供を行っているため、地域によって依頼する業者は異なり、それが原因でこのような評判の違いが生じているのでしょう。

住友林業の土地活用を利用する際の注意点

住友林業の強みと弱み、ネット上で見られた口コミなどを参考に、住友林業の土地活用を利用する際の注意点をまとめました。

木造の賃貸住宅・介護施設運営に目的を定める

すでにご説明したように、住友林業は土地活用の中でも賃貸住宅か介護施設の運営にしか対応できません。これは対応できる方法が限られているという弱みにもつながりますが、同時に「特定の分野ではほかに負けないノウハウがある」という強みにもつながります。

したがって、最初から賃貸住宅・介護施設の運営で土地活用を行おうと考えている方にとっては頼りになるパートナーだといえるでしょう。逆に、それ以外の目的で土地活用を行いたいのであれば別の業者を選んだ方が無難です。

同様に、木造以外の方法で建物を造りたいと考えている方もほかの業者を選んでください。「住友林業の強みを活かせるかどうか」が業者選定の鍵を握る最初のポイントです。

「理想のデザイン」を実現しよう

住友林業は、設計の自由度が高く、設計・施工それぞれに対してだけでなく、インテリアやエクステリアにも専門の担当者がいるなど、デザイン面での提案力、対応力に優れているのが魅力のひとつです。

そのため、この点を上手に活かすためにも不動産オーナーの理想の間取り、理想のデザインを実現する必要があります。各担当者と入念に打ち合わせを重ね、他所にはない魅力を持った建物を実現しましょう。

長期的な運用を視野に

施設を建設して行う土地活用は初期費用が多くかかるため、長期的な運用を考えた方が費用を回収しやすくなります。そして、住友林業は長期的な土地活用との相性が決して悪くありません。なぜなら、建物は減価償却期間の短い木造建築であり、さらに品確法よりも長い20年の保証期間があるからです。従って、住友林業に依頼する場合は最初から20年以上の長期間に渡る運用を視野に入れておいた方が良いでしょう。

まとめ

今回は住友林業の土地活用の特徴、他の業者と比較した場合の強みと弱みについてご紹介してきました。さらに、実際の利用者の口コミを元にした評判についてもお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?

土地活用を失敗しないためには、自分が活用したい土地と相性の良い業者を選ぶことが肝心です。住友林業の強みが自分の保有する土地で活かせるかどうか、よく考えながら業者選びを進めましょう。分からないことや不安があるなら、いつでも相談してみてください。いろいろ話を聞いていく中でその業者について分かることはたくさんありますよ。