三井ホームの土地活用の評判は?特徴とポイントをまとめました!

現在土地活用を検討中の方で、「三井ホーム」について詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか。三井ホームは、テレビCMなどでメディアへの露出も少なくない大手不動産仲介業者です。しかし、それだけに「具体的にどんな特徴があるのか?」という点が気になっている方も多いことと思います。

そこで今回は、三井ホームが行っている土地活用の強みと弱み、ネット上での口コミなどを併せてご紹介しましょう。業者の特徴を知り、比較検討することが土地活用の第一歩です。土地活用の依頼先として三井ホームが候補に上がっている方はぜひご参考にしてください。

三井ホームってどんな会社?

三井ホーム株式会社は、1974年に三井不動産の住宅部門を引き継ぐ形で設立されました。いわゆるハウスメーカー系の土地活用業者で、沖縄や一部離島を除く全国に事業を展開しています。毎年3500棟以上もの建物を建設しており、その豊富なノウハウと長い歴史の中で培われてきた技術力が企業の売りです。

三井ホームの特徴

三井ホームの特徴は大きく分けて3つ。「幅広い種類の土地活用に対応できること」「ツーバイフォー工法に強いこと」そして「保証期間が最長30年まで延長できること」です。

三井ホームがどのような強み・弱みを持っているのかを解説していきます。

三井ホームの強み

他の土地活用業者の場合、「特定の土地活用方法しかサポートできない」というケースも少なくありません。特に多いのが「賃貸住宅経営はサポートできるが、それ以外の方法には対応できない」というケースです。

三井ホームの場合、集合住宅(賃貸住宅)、注文住宅、商業施設、店舗、介護・文化・教育施設などさまざまな土地活用方法に対応できるため、そうした心配はいりません。中でも医院建設(ドクターズレント)については、業界最大手の実績を誇っています。

建築工法は木造建築のツーバイフォー工法(同社内では、「プレミアム・モノコック工法」と呼んでいます)がメインです。ツーバイフォー工法は通常の在来工法とは異なり、木の壁によって建物の重みを支えるものです。「建物のクオリティが均質になり、工期が短期間で済む」、「耐震性・耐火性・遮音性に優れる」といったメリットがあります。

とはいえ、木造住宅がメインというと、「3・4階建ての建物づくりには弱いのではないか」といったイメージを持たれる方もいるかもしれません。

しかし、三井ホームのプレミアム・モノコック工法は、木造でありながら通常はRC造などで対応することの多い5階建ての物件も建設することが可能です。そのため、RC造で建てる場合と比べてコストを抑えられる、工期を短縮できるといった独自の強みを持っています。

土地活用を行うにあたっては、建物を造るときだけでなく、維持管理にも注意が必要です。通常、建物には「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称、品確法)」に基づき、構造部分の瑕疵に10年間の保証が付きます。その間に該当する箇所に瑕疵が見つかった場合は、建設業者に対応の義務が課せられるわけです。

しかし、10年という保証期間は、より長期的な土地活用を行う場合、十分な保証期間とは言えません。その点、三井ホームは10年毎の定期診断とそれに基づく有償補修を行えば、最長30年まで保証期間を延長できる建物長期サポートシステム「キープウェル」を採用しています。

長いスパンでの土地活用を考えている方にとっては、安心して頼れる条件を満たしているといえるでしょう。

また、三井ホームには賃貸マンション・賃貸アパート経営などに役立つ、30年一括借上げシステムがあるも強みとなっています。30年一括借上げシステムは入居率に関係なく家賃の8~9割の収入が保証されます。仮に空室が目立つくらい入居者が少なかったとしても、安定した賃料収入が入りますので、賃貸住宅事業をする人にとっては心強いです。

さらに、賃貸経営に関わる業務を代行するオーナー代行システムもあります。土地活用の経験のない人は、ぜひ検討してみてください。

三井ホームの弱み

ここからは、三井ホームの弱みといえる部分を見ていきたいと思います。

第一に挙げられるのは、価格帯の高さです。土地活用の坪単価はエリアによって異なるため、あくまでも参考程度の数値ですが、三井ホームはツーバイフォー工法を採用した場合、坪単価60万円、それ以外の工法の場合は坪単価80万円程度の金額が必要になるとされています。

これらの金額は、業界相場と比較するとやや割高になっており、十分な初期費用を賄う余裕がないオーナーにとっては大きな負担になるといえるでしょう。また、建設時にかかるコストが高いということは、運用後の利益回収にも時間がかかるということを意味します。したがって、短期的な運用にもあまり向いていないと考えてください。

三井ホームがメインで取り扱っているツーバイフォー工法にも弱点はあります。

それは、木でできた壁を露出したデザインが取りにくいため、外廊下・外階段などの共用部分の多い建物の建設には不向きである、という点です。この弱みがあるため、建物の間取り・デザイン性には一定の制約が生まれてしまうのは否めません。

「強み」としてご紹介した最長30年の保証期間ですが、業界内にはより長い期間の保証を行っているところもあります。もし、そういった業者と比較したとき、最終的な決め手が保証期間になってしまったとしたら、強みは逆に弱みに転じてしまうことでしょう。

三井ホームの評判

ここからは、実際に三井ホームに土地活用を依頼した方にどういった評判があるのか、ネット上に多い口コミをまとめてご紹介します。利用者の方の声を聞くことでより具体的なイメージが湧いてくるはずです。

良い口コミ

耐震性に信頼がある

三井ホームの口コミで特に多かったのが「耐震性の高さを期待して依頼した」というもの。地震大国の日本では、せっかくつくった建物が地震の被害にあってしまうことは珍しくありません。もし、倒壊や破損といった被害が生じてしまえば、運用計画そのものが狂ってしまうことになります。

その点、三井ホームが建設した建物は過去40年の間、地震の揺れによる全壊、半壊はないと公表されています。また、実験によるテストでは震度7の揺れに60回以上耐えたされており、地震の被害に不安を抱えるオーナーにとっては信頼できる実績があるといえるでしょう。

これだけの住宅性能なのですから、賃貸物件に限らず世帯住宅や注文住宅など自宅として建て、家族で暮らしてみるのも良いかもしれません。

木造の医院はイメージが良い

三井ホームが採用しているツーバイフォー工法は木造住宅です。加えて、「強み」に関する部分で少しご紹介したように、特に医院建設に関しては業界最大手の実績を持っています。この実績は「怪我や病気に苦しむ患者様を自然の建材である木材でできた医院で出迎えたい」と考える方がいかに多いかを示しているといえます。

自然素材である木材は、それだけで人々に安心感を与えるため、医療施設としてはよいアピールポイントになります。また、患者が誤って転倒したときも、床がコンクリートなどに比べて柔らかいため、衝撃を吸収し怪我をしにくいといったより実質的なメリットもあります。こうした点を評価する医院オーナーの声がいくつか見られました。賃貸医院として建てたら、医師からはひっぱりだこになるかもしれませんね。

他所にはない斬新なデザイン

「強み」の部分ではご紹介しませんでしたが、三井ホームはデザイン力の高さにも定評があります。「ほかの業者と比較したが、デザイン力の高さを見て三井ホームに決めた」、「提案時から期待できるデザインだったが、仕上がりを見てとても満足している」といったオーナーの声が見つかりました。

さらに、こうした声を挙げているのは利用者の方ばかりではありません。三井ホームと競合する立場にある、ほかの土地活用業者の営業担当者からも「過去、三井ホームとコンペになったことがあるが、デザインではまったく太刀打ちできなかった」という声が見つかりました。このように、競合他者からも実力を認められているというのは確かな実力がある証です。

悪い口コミ

価格が高すぎる

三井ホームの悪い口コミは、一貫して価格面の話に集中しています。どれだけクオリティが高かろうと、費用を負担できなければ結局は依頼先の候補から外れてしまうことになるからです。

「本当は三井ホームに依頼したかったが、価格を見て諦めた」「三井ホームに依頼するつもりで、営業担当者も信頼できそうな人が当たったが、結局、価格面で折り合いがつかず別の業者に依頼した」という口コミがいくつか見つかりました。

こだわりが強いと、賃貸収入で収益をあげるのに時間がかかってしまうかもしれません。もし住宅ローンを組む場合、返済のバランスにも注意。

維持、メンテナンス費も高額になる

高額な費用負担を覚悟しなければならないのは、何も初期費用だけに限りません。建物ができた後の維持管理に必要な費用についても、「高額になってしまい苦しい」という利用者の方の声が見られました。こちらについては、すでに建物ができてしまった後なので、負担しないわけにはいかないというのも難しいところです。

三井ホームの土地活用を利用する際の注意点

今回ご紹介した点を踏まえた上で、三井ホームの土地活用を利用する際の注意点を3つにまとめました。

品質やデザインで競合との差別化を図る

三井ホームの建物のクオリティとデザイン力は、実際の利用者からも高く評価されています。この強みを全面に押し出していけば、競合との差別化になりメインターゲットが同じでも施設の利用者も獲得しやすくなるはずです。

依頼する前にどういったコンセプトで土地活用を行うのか、デザインでどういったことを表現したいのか、よく考えてみてください。ひとりで考えるのが難しい場合は、三井ホームの担当者と相談しながら将来設計を立てるのも良い方法です。せっかくですから、今までに蓄積してきたノウハウを活かしたアドバイスを貰いましょう。

長期的な運用で費用負担を回収する

価格の高さが三井ホームのネックとなるポイントです。このデメリットを最小限に抑えるためには、「良い施設を造り、しっかりメンテナンスして長期間運用する」のが一番です。

言い換えると、短期的な土地活用を志向している方は、別の業者を選んだ方が良いかもしれません。

依頼前に維持費用と負担の時期をシミュレーションしておく

長期的な運用を想定する以上、避けては通れないのが建物のメンテナンスです。想定していた以上の費用負担が必要になり、慌ててしまわなくても済むようにあらかじめシミュレーションをして負担の金額と時期を想定しておいた方が良いでしょう。できるだけ余裕を持ったプランを立てておけば、いざというときの備えも万全です。

まとめ

土地活用業者の中から、三井ホームの特徴と評判をご紹介してきました。

三井ホームは、強みと弱みが割りとはっきり分かれる業者です。したがって、自分が活用したい土地の状況と目的に合うか合わないか、比較的イメージしやすい業者かと思います。今回ご紹介した内容が、皆様の不動産業者選びのご参考になれば幸いです。