パナホームの土地活用の評判は?特徴とポイントをまとめました!

パナホームというと、戸建注文住宅や分譲マンションの会社として有名ですが、実は土地活用を行っている業者でもあります。有名な企業ですので、「土地活用を行うにあたり、契約先候補としてぜひとも検討したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなパナホームの土地活用の特徴と、利用者からの評判をご紹介したいと思います。パナホームの強みと弱み、良い口コミと悪い口コミを知ることで、自分が依頼するべき業者かどうかが自ずと明らかになるはずです。

パナホームってどんな会社?

パナホーム株式会社は資本金が284億円で、パナソニックグループに属しています。松下電工(現在のパナソニック株式会社 エコソリューションズ社)の住宅部門を母体として、1963年に設立されました。

主な事業内容を見ると、戸建住宅・賃貸集合住宅などの建築工事、リフォーム工事の請負および施工、分譲用土地・建物およびマンションの販売、不動産の仲介・賃貸管理などがあります。沖縄や一部離島を除き、ほぼ全国くまなく対応エリアに収めています。

パナホームの特徴

パナホームの土地活用にどのような特徴があるのか、対応力・商品力・サポートという3つの領域に分けて、順番にご紹介しましょう。

パナホームの強み

土地活用業者は、得意なところとそうでないところがはっきりしている業者が少なくありません。たとえば、「賃貸マンション経営・賃貸アパート経営に強い」「中高層階マンションの建設に強い」といった具合です。「どのような目的の土地活用にも対応でき、建設する建物の種類も選ばない」という万能の業者はなかなかありません。

そんな中、パナホームは賃貸住宅経営・賃貸併用住宅・高齢者向け賃貸住宅(ケア付き高齢者住宅・サービス付き高齢者向け住宅)・女性向け賃貸住宅・事業向け施設など幅広い用途や規模の土地活用に対応可能です。工法こそ重量鉄骨造をメインにしていますが、9階建てまでの中高層建築にも対応しており、さまざまな目的の土地活用に対応できるという強みがあります。

サポート面から強みといえるのは、建物の品質に関する保証期間が標準で20年あることです。通常、建築物には「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称、品確法)」に基づき、建築後10年間は建築業者に保証の義務が課せられます。その間に構造部分に関わる瑕疵が見つかった場合、業者の責任において対処しなければなりません。

パナホームでは、本来法律で義務付けられている保証期間の倍に当たる、20年の保証期間があります。雨水の浸入を防止する部分について、15年目に無償点検と有償補修を行う必要はありますが、長期的な運用を視野に入れている方にとっては良いサポート体制だといえるでしょう。

さらに、有償となりますがオーナーからの申出に基づき、最長60年間は点検や補修の提案を行ってくれます。

物件の運営管理に対してパナホームが行っているサポートは、基本的な管理業務をすべて任せる方法と、建物と土地をまとめて貸し出し、運用を委託する「一括借上げシステム」の2つです。

一括借上システムは入居者が少なくても一定の賃料収入が保証されますので、低リスクで賃貸マンション事業などの経営管理ができます。土地活用の運営事業者はパナホームではなく同じグループに属する「パナホーム不動産」になります。全国賃貸住宅新聞の「2016年賃貸住宅管理戸数ランキング」によれば、その時点での管理戸数は約7万戸と十分な実績があるので、安心して運用を委託できる会社だと評価していいでしょう。

パナホームの弱み

ここからは逆に、パナホームの弱みといえる部分をご紹介していきたいと思います。

パナホームの住宅は基本的に「工業化建築」によって建てられています。工業化建築とは、建材の一部、あるいは全部を工場で生産し、現場では組み立てのみを行うという方法です。在来工法とは異なり、建材が均質で高品質になる、現場での作業が減るために工期が短くなるといったメリットがあります。

しかし、工業化建築も良いところばかりではありません。基本的に規格化された建材を使って建物を造るため、「デザインの自由度が低い」という弱点があるのです。

そのため、オリジナリティのあるデザインの建物を造りたい方や、デザインによって近隣の競合に差をつけたいと考えている方にとってはデメリットになるポイントかもしれません。

また、パナホームの売りのひとつである「20年の保証期間」についてですが、こちらも見ようによって弱みともいえる部分になってしまいます。なぜなら、土地活用業者には40~60年以上というふうに、より長期間の保証を標準的なプラントして用意している業者も存在するからです。

したがって、もし保証を重視していて、より長期間の保証を設けている業者とパナホームを比較する場合には、20年という期間が短く感じられてしまう可能性もあるでしょう。

パナホームの評判

ここからは「利用者の生の声」、すなわちネット上の口コミをご紹介したいと思います。実際にパナホームを利用した方からどういった声が上がっているのか、どんな口コミが多いのかご覧いただくことで、パナホームの土地活用についてより具体的なイメージが湧いてくるはずです。

良い口コミ

キラテックタイルの外壁がきれい

「キラテックタイル」とは、太陽光や雨水と反応し、自動的に表面の汚れを落とす外壁材のことです。一般的には「光触媒タイル」と呼ばれています。

パナホームでは、「エルメゾン フィカーサ」など一部の商品でこのキラテックタイルを外壁材に使用していますが、「年月が経ってもいつまでもきれいでうれしい」「手間を掛けなくても自動的に美観が保たれるので楽」といった声が見られました。

断熱性が高く過ごしやすい

商品プランによって詳細は異なるものの、パナホームは建物の断熱に力を入れています。そのため、夏は涼しく、冬は温かい室内環境を実現することができるのです。この点を評価するオーナー、入居者の方の声が見つかりました。

住まいの快適性は、建物の入居率に大きく影響するポイントです。「夏は暑く、冬は寒い家」に住みたいと思う入居者はいません。断熱性が高く評価されているという点は、運用を行う際のPRポイントとしても重要な役割を果たすはずです。

耐震性に優れていて安心できる

パナホームの建物が機能的に優れている点として評価されている部分に「耐震性」も挙げられます。日本は地震大国です。東日本大震災を始め、近年起きた大地震によって建物が被害を受けた人も少なくありません。長期的な運用を考えるに当たって、建物が地震に強いかどうかは重要なポイントになります。

その点、パナホームの耐震性は概ね良い評価を獲得しているようです。

悪い口コミ

雨漏りがする

悪い口コミの中で、特に多かったのが雨漏りに関するものです。「パナホームに依頼して建物を建てたら、雨漏りが起きた」といったものから、なかには「雨漏りがあったのでパナホームに補修を依頼したら、さらにひどくなってしまった」といった声もありました。

「パナホームの強み」の項目でご紹介したように、建築から15年の節目に雨水の浸入を防止する部分の点検が行われます。このときに雨漏りの恐れがないかどうか確認しておき、もし雨漏りが生じる恐れがあるなら、補修を行って備えておく必要があるでしょう。

営業担当者の対応が悪い

建物のように大きな買い物をする場合、業者の印象を大きく左右するのが営業担当者の対応です。パナホームについては、「良い営業担当者に当たった」という声もある中で、悪い営業担当者に当たってしまったという方の声がいくつか見つかりました。

具体的な事例をあげると、「いくらこちらから問い合わせをしても返事がない。別の社員から連絡してもらってようやく連絡がついた」、「契約前の話し合いを進めていたが、ある日を境に急に連絡がこなくなった」といった声が挙がっています。

下請け業者の施工が悪い

営業担当者と同じくらい重要なのが、工事を担当する下請け業者の技術力です。ほぼすべての土地活用業者は、実際の工事は下請け業者に任せているため、ここでもやはり「いい業者に当たるかどうか」がその後の展開を左右するポイントになります。

信頼できない下請け業者に当たってしまった方の中には、「基礎の下に廃材が見つかり、いろいろ揉めたものの最終的には建て直すことになってしまった」、「一部に明らかにわかる手抜き工事をされてしまった」といった声が挙がっています。なお、雨漏りが発生してしまったという口コミも、元を正せば下請け業者の技術不足が原因でしょう。

パナホームの土地活用を利用する際の注意点

以上の点を踏まえたうえで、パナホームの土地活用を利用する際の注意点をまとめました。

建物の快適性を重視する

口コミの項目でご紹介したように、パナホームは外観だけでなく、断熱性、耐震性といった、建物に求められる基本的な機能が高く評価されています。したがって、賃貸物件などで入居者を募る場合は、こうした点をPRポイントとして前面に打ち出していった方が良いでしょう。建物の魅力がより良く伝わるはずです。

いろいろな活用方法の中から適切なものを選ぶ

パナホームは、賃貸経営だけでなく医療・介護系住宅など、さまざまな土地活用に対応できます。したがって、最初から活用方法を決めてしまうのではなく、自分の持つ土地の条件に合った活用方法をじっくり検討してから土地活用を始めた方が良いでしょう。

コストを抑えて長期的な運用を目指す

業界水準と比較して、パナホームの価格帯はそれほど高くありません。坪単価は土地により異なるため一概にはいえませんが、鉄骨造の場合は50万円、重鉄骨造の場合は70万円程度だと考えておいてください。この金額は、業界的な平均とほぼ同じなので、パナホームに依頼した場合、初期費用は並の負担で済みます。

初期費用が抑えられれば、運用によって賄うのも難しくはありません。できるだけ長期的に運用し、初期費用を回収した後も利益を増やしていくのがいいでしょう。

まとめ

今回は、パナホームの土地活用の特徴と、利用者の評判をまとめてご紹介してきました。この記事を読んで「パナホームは自分が求める条件に合いそうだ」と考えた方は、依頼先の候補に加えてみてください。

土地活用がうまくいくかどうかは、管理会社選びにかかっています。できるだけ多くの業者をじっくり選び、契約内容を細かく確認し、あなたにとって最適な業者を見つけましょう。それが土地活用を成功に導くためのもっとも良い方法です。