近年、割のいいバイトとしてにわかに注目を集めているチャットレディ。たしかに報酬がいいことは事実なのですが、一方で独特のスキルが必要だったり、待ち時間はバイト代が発生しなかったりと、余り知られていないデメリットも少なくありません。
少なくとも「誰にでもできる」たぐいのものではないため、適正がない人には他のバイトをおすすめします。
今回の記事ではチャットレディというバイトの仕事概要からそのメリットやデメリット、心構えなどを余すことなく解説いたしますので、気になっている方は是非チェックしていただければと思います。
目次
チャットレディは「オンラインでチャットをする仕事」
チャットレディとは、簡単に言えば、パソコンやスマートフォンを使い、お金を払っている会員(殆どが男性)と会話をして、その見返りとしてお金をもらう仕事です。明け透けに言ってしまえば、オンラインのキャバクラみたいなものです。
チャットレディ事務所に登録して働く、というのが一般的です。
通常はウェブカメラを使って、相手の顔を見ながら会話します。顔出しは必ずしも強制ではないことも多く、マスク着用やモザイクが認められている事務所も少なくありません。
チャットレディの勤務形態
チャットレディには「在宅型」と「勤務型」があります。在宅型はその名の通り自宅でチャットをするもの、勤務型はチャットレディを斡旋する業者が用意した個室でチャットをするものです。
通勤時間を減らしたいならば在宅型、自宅を公開したくないならば勤務型を選ぶといいでしょう。
チャットレディの3つのメリット
チャットレディとして働く主なメリットは以下の3点です。
- 報酬が高い
- 直接お客さんと会う必要がない
- ノルマなどがなく、自分の都合に合わせて働ける
チャットレディの報酬体系
チャットレディが割のいいバイトと言われる一番の理由は、時給の高さにあります。
チャットレディと一口に言っても時間帯やアダルトOKか否かなど色々あるのですが、ノンアダルトでも時給3000円~5000円程度になることが多いです。アダルトの場合は、その倍に達することも珍しくありません。週1日だけの稼働で5万円稼ぐ人、週5日ガッツリ稼働して100万円稼ぐ人なども多数存在しています。
お客さんとは画面越しでしか対話しない
先程チャットレディはオンラインのキャバクラみたいなものだと申し上げましたが、キャバ嬢とチャットレディには一つ大きな差があります。キャバ嬢は直接お客さんと会わなければならないのに対して、チャットレディはお客さんに直接会う必要がない、というところです。
直接会わないので触られたり付け回されたりすることもありませんし、連絡も文字だけで行うため非常に気楽です。万が一相手がルール違反の行動をした場合には、チャットを中断することも可能です。基本的には上半身しか画面に映らないため、ハイヒールを履いたり、ストッキングを履いたりする必要もありません。
ノルマがないので気楽に働ける
チャットレディの3つ目のメリットは、ノルマがないことです。チャットレディには、1日に、あるいは1週間に何時間以上稼働しなければならないというノルマはありません。
週1日、数時間だけ稼働してお小遣いを稼ぐのも、毎日かどうして月収200万円を目指すのも、完全に本人の自由です。自身の都合に応じて稼働時間を変えられるのは、他のバイトにはない大きなメリットと言えます。
チャットレディとして働くデメリット
このように何かとメリットが多いチャットレディのバイトですが、一方でデメリットも存在します。デメリットを事前に把握しておけば、対策も立てられますし、漠然とした不安も小さくなります。
- 待機中は報酬が発生しない
- 自由度が高いゆえに、自分を律しないといけない
- 身バレする可能性がある
待機中は報酬が発生しない
チャットレディの報酬体系は、お客さんと対話した時間だけ稼げる歩合制です。待機している時間には一切報酬が発生しません。
時給が高いのはたしかに魅力なのですが、待機している時間が長く、対話している時間が短いと、実質的な時給は通常のバイトとあまり変わらなくなってしまいます。待機時間を減らし、対話時間を延ばす技術を身につければ、どんどん稼げます。
自由度が高いゆえに、自分を律しないといけない
チャットレディは働く時間帯も、時間の長さも、対話の方法も全てを自分で決められる、非常に自由度の高い仕事です。自由度が高いということは、言い換えれば意思決定の責任を自分が持つ、ということでもあります。
誰々の指示でやったから失敗した、という言い訳は、チャットレディの世界では成り立ちません。うまく行けば自分のおかげ、失敗すれば自分のせい、という世界なのです。
最近はサポートがしっかりしている事務所も増えてきていますが、それでも最終的に稼げるか稼げないかは自分次第です。
身バレする可能性がある
チャットレディをやっていて一番怖いのが身バレです。あなたの周囲にいる男性が、チャットレディのWebサイトを使っている可能性は0ではありません。もちろん可能性としては高くありませんが、バレると非常に面倒です。
また、写り込んだ背景やついポロリと喋ってしまった個人情報などから個人を特定される危険性もあります。身バレ対策の具体的な方法は後述しますので、そちらも参考にしてください。
チャットレディ事務所の選び方
チャットレディとして働くためには、まずは事務所に所属する必要があります。「チャットレディ 事務所」とGoogleで検索するだけでも、多数の事務所がヒットします。
大手事務所や中小事務所、アダルトメインの事務所やノンアダルト専門の事務所、若い娘が多い事務所や人妻専門の事務所など、それぞれに個性があります。この中から働きやすく、稼ぎやすい事務所を発掘するのが最初の関門です。幸い、この関門は簡単に超えられます。
まず、事務所のウェブサイトにアクセスし、男性会員数と女性登録者数(チャットレディの人数)をチェックします。特に大事なのは男性会員数です。男性会員数が多いほうが、当然稼ぎやすいです。
会員数が多ければ、平均とはまた違った好みを持つ男性も増えるので、容姿に自信がないという人でもそれなりに稼げるようになります。
女性登録者数も、基本的に多いほうがいいです。女性登録者数が多いということは、それだけチャットレディとして働きやすい環境が整っているということだからです。お客さんの取り合いになるのでは?と思われるかもしれませんが、実際にはそのようなことはめったに起きません。ほとんどの事務所では男性会員数のほうが数倍多いからです。
また、男性会員の口コミも役に立ちます。男性会員から評価が高い事務所は質の高いチャットレディを確保できている=事務所側のサポートがしっかりしている可能性が高いです。
どこを選べばいいのかわからない場合は「Chat Girl」を参考に
事務所が色々とあって、どこを選べばいいのか判断できないという場合は、チャットレディのためのポータルサイト「Chat Girl」を参考にすることをおすすめします。このWebサイトではチャットレディとして働くためのノウハウ、チャットレディの体験談、店舗突撃レポートなどが読めます。各大手事務所の口コミも見られますので、働く際の参考にしてください。
事務所面接に落ちる3つの理由
良さそうな事務所を見つけたら、面接を受けます。通勤型の場合はお店やファミレスなどで面接を行うことが多いですが、在宅型の場合は自宅のウェブカメラを使って面接を行うことが多いです。
面接自体の内容は就職面接のように厳しいものではなく、面接というより面談・説明会に近いものです。しかし、当然ながら全員が合格するわけではなく、一定の基準に満たない場合は足切りされます。面接に落ちる主な理由は以下の3点です。
- 清潔感がない
- やる気が見られない
- 出勤に数が極端に少ない
清潔感と容姿は別物
チャットレディは容姿が悪いという理由で落とされることはあまりありません。建前だと思われるかもしれませんが、事実です。容姿などどうとでもごまかせるからです。
口元を隠せば大抵の人は平均程度の容姿があるように見えますし、メイクで別人みたいに生まれ変わることだって可能です。まじまじと見られたらわかるかもしれませんが、パソコン越しならばまずバレません。それでも不安だという場合は、顔出しNGにすることも可能です。
それよりも問題になるのは清潔感です。髪がボサボサだったり、服がヨレヨレだったり、化粧をしていなかったりする場合は、面接で落とされる可能性が高いです。
やる気は態度で示す
面接をするスタッフは、チャットレディに対して稼ぎ方を教える役割を担っています。そんな彼らに対して横柄な態度をとることは得策ではありません。
面接スタッフも人の子である以上、熱意のある人、稼ごうという気持ちの見られる人を優先します。やる気のない人のやる気を引き出すよりも、やる気がある人に稼がせるほうがずっと簡単だからです。
受け答えは前を見てハキハキと行いましょう。それが出来ない人は、そもそもチャットレディに向いていません。
出勤日数は出来れば週2日以上
チャットレディは自分の都合を優先させられるのが大きなメリットですが、それでも週1回しか働けないと、面接官の心象は悪くなります。働く時間が極端に短くなりそうな人を頑張って育てても、事務所側にはあまり旨味がないからです。出勤日数が少なくなりそうな場合は、1日あたりの稼働時間を長くするなどした方がいいでしょう。
カメラテストとは
面接と並行して、もしくは面接の前後に行われるのがカメラテストです。カメラテストとは、文字通りウェブカメラ・ヘッドセットがきちんと動作するか、動きがカクカクにならないか、音声が飛ばないかなどを確認する作業です。
また、合わせて身分証明書の提示を求められることが多いです。カメラに向かって身分証明書を見せるだけの、簡単な作業です。
身分証明書を提示することに対して抵抗感を覚える方もいらっしゃるかと思いますが、事務所側が故意に個人情報を漏洩することはまずありません。そんなことをしても事務所にメリットがありません。むしろ、年齢も住所もろくに確認せずに働かせようとする事務所のほうがよっぽど危険です。
ウェブカメラとヘッドセットについて
チャットレディとして働く上で必須となるのが、ウェブカメラとヘッドセットです。ウェブカメラは映像を撮影・配信するのに、ヘッドセットは会話するのに必要です。
大手事務所だとこれらの機材も貸し出してもらえることが多いですが、借りられる機材は質があまりよろしくありません。
ウェブカメラもヘッドセットも高いものではなく、5000円~1万円もだせばいいものをまとめて変えます。本気で取り組みたいという場合は先行投資だと思って買ってしまったほうがいいでしょう。
誰でもできる身バレ対策
チャットレディとして働く上でのリスクの一つに身バレがあります。最近は事務所側も身バレを防ぐためにあれこれしてくれていますが、一番気をつけなければならないのは本人です。身バレを防ぐ対策はいくつかありますが、中でも特に実行しやすく、効果が高いものをまとめて紹介します。
- 周りに話さない
- 通勤型チャットレディを選ぶ
- プロフィールに嘘と事実を混ぜる
- メイクを工夫して別人になりきる
- 顔出しを避ける、特別な時以外は顔出ししない
周りに話さない
身バレが起こる原因の殆どは、本人がうっかり周囲に漏らしてしまったためです。知り合いや知人にたまたま見つかる、と言うのは、実際には殆どありません。身バレしたくない人がうっかり漏らすことなんてあるのか、と思われるかもしれませんが、あります。
普段隠し通しているストレスから、警戒心が薄まるお酒の席でついうっかり言ってしまったり、信頼できると思って話した相手が話を広めたり……といった感じです。身バレを防ぎたいのならば、チャットレディをやっている事自体を墓場まで持っていくようにしましょう。
通勤型チャットレディを選ぶ
部屋や窓の外に個人を特定できそうなもの(名前が書いてある書面、特定の地域にしか見られないスーパーの看板など)が写り込んでしまうと大変危険です。
通勤型チャットレディならば、個人を特定できるものは映り込みようがないですし、場所がバレてもそれは事務所の場所がバレたと言うだけで、自宅はバレません。都市部には事務所もたくさんありますので、なるべく通勤型を選んだほうがいいでしょう。
在宅型を選ぶ場合は、事前に部屋の片付けを十分に行い、個人が特定できるものが何もないことを確認しましょう。カーテンはきっちりと閉め、外が一切映らないようにしましょう。心配な場合は雨戸まで閉めてください。
ただ、全くなにもないと生活感がなさすぎて男性会員側も興ざめするので、量販店で売られているソファやクッションなど、個人が特定されないものは置いてもいいでしょう。
ちなみに、特に警戒心が強い方は、背景に必ずカレンダーと時計が映るようにしながら話します。万が一画像や動画を転載された際に、犯人探しがしやすくなるからです。カレンダーや時計が映り込むことは不自然なものではなく、その意図に気付ける人はめったにいないので、疑ってるのかと突っ込まれる心配もまずありません。
プロフィールに嘘と事実を混ぜる
チャットレディのプロフィールに嘘を記載することは、全く問題ありません。事務所側も認めています。住んでいる場所や身長体重、普段の仕事など、個人を特定する道具になりやすい情報は、なるべく嘘を書きましょう。お客さんもその辺はある程度割り切って話してくれます。
ただし、何から何まで嘘で固めてしまうと、設定の矛盾が浮かびやすくなってしまいます。一般的な内容の趣味など、バレても問題にならず、なおかつチャットを盛り上げる道具になりそうなことに関しては、なるべく事実を書くをおすすめします。
嘘の趣味を書き、それに引かれたお客さんが来て、チャットが盛り上がらないと、お客さんも不満を抱きます。かといってプロフィールが空白だらけだと、指名は取れません。嘘と事実を織り交ぜ、プライバシーを守りながら指名を勝ち取りましょう。
メイクを工夫して別人になりきる
チャットレディとして働く上で、メイクは必須です。ナチュラルメイクもいいですが、できれば普段とは違う雰囲気を出すメイクにした方がいいでしょう。ウィッグをつけたり、マスクをつけたり、ほくろを書いたりするのもおすすめです。あまりにもやりすぎてしまうのはいけませんが、適度にやる分には全く問題ありません。
顔出しを避ける、特別な時以外は顔出ししない
チャットレディにはノンアダルトとアダルトがあります。ノンアダルトの場合、顔出しなしだとかなりお客さんがつきにくくなりますが、アダルトの場合は顔出しなしでもお客さんは入ります。
また、普段は顔出しせず、2人きりで会話することときだけ顔を見せることによって、プライバシーを守りながら特別感を出す、という手法もあります。
チャットレディで効率的に稼ぐ方法
月収100万円以上、あるいはそれに近い数字を叩き出している人は、その稼ぎにふさわしいだけの工夫をしています。何の工夫もなく、ただ漫然とパソコンの前に座っていても、お客さんは集まりません。
チャットレディを始めてみたはいいものの、なかなか稼ぎが増えないという場合は、以下のことを実行してみてください。
- 常連を作る
- プロフィールを作り込む
- 待機時間を工夫する
- コスプレする
常連を作る
常連さんがつくと、それだけで安定して稼げるようになります。しかし、新規のお客さんが必ずしも常連さんになってくれるわけではありません。むしろ1回会話してもういいや、と思われることのほうが遥かに多いです。
常連さんを作るためには、相手を特別に扱っているように思わせることが重要です。たとえ実際には相手に全く興味がなくても、相手に興味を持っているかのように振る舞うのです。
どんなつまらなそうに見える人間でも、掘り下げていけば1つや2つは特徴があるはずです。そこを見つけられれば、お客さんは自分が特別扱いされていると感じ、いい気分で帰っていき、また来てくれます。
プロフィールを作り込む
お客さんを獲得するためには、お客さんが読んで「この人と話してみたい」と思えるようなプロフィールが必要です。では、お客さんはどのような女性と話したいと思っているのでしょうか。
まず、最低限の知性は必須です。極端に賢い必要はありませんが、極端に馬鹿そうだと避けられます。
例えば「ぁたし」「マヂ」といったような文章を、チャットレディと話したいと思っている男性の多くは嫌います。文章はキチンと書きましょう。変にかしこまった文章もそれはそれで浮いてしまうため、無難に、丁寧に書くのがいいでしょう。
また、使うキーワードはなるべくポジティブなものにします。ネガティブなキーワードがたくさん含まれている文章を書く人と、わざわざお金を払ってまで会話したいと考える人はなかなかいません。根本的にネガティブな正確であっても、それを出さないくらいの胆力が必要です。
待機時間を工夫する
チャットレディは完全歩合制の仕事であり、待機時間中は時給は発生しません。だから待機時間中にテレビを見たりゲームをしたりしても誰からも文句を言われることはありません。
しかし、お客さんにとっては、待機時間は「女の子を選ぶ大切な時間」です。待機時間中も見られているため、態度が悪いと判断されるといつまで経っても指名が入りません。待機中にお客さんを呼び寄せる工夫をすることは、高い時給を手に入れるための投資だと考えて、積極的にお客さんにアピールしていくことが大切です。
待機時間中の基本は、笑顔でいることです。真顔だったり、暗い表情だったりするよりは、笑顔のほうが確実に指名率は上がります。最初のうちは気をつけているつもりでも、時間が経つとだんだん疲れが顔に出てきます。そのような場合は一回休憩をとってリフレッシュしてください。ダラダラと時間だけが経つよりはよっぽど効果的です。
ある程度の動きをつけることも効果的です。例えば髪をかきあげたり、顔をかいたり、といった感じです。動きがあるとそれだけで目立ちます。動きが大胆すぎで顔が画面から外れてしまわないように気をつけましょう。
コスプレをする
ちょっと大胆ではありますが、コスプレは費用対効果が高い投資です。他の人とは違う服を着ていると、それだけで目立つものです。お客さんの趣味嗜好は千差万別ではありますが、それでも人気の服装というのは確かに存在しており、それに合わせるだけで大幅な売り上げ増加が期待できます。
人気のコスプレは学校制服とスーツです。学校制服は比較的若い人や童顔な人、スーツは大人の女性向けのコスプレです。漫画のキャラクターのコスプレなどと違って費用もそれほどかかりませんし、スーツの場合は普段使いも出来ます。
制服は必ずコスプレ用として製造・販売されているものを使います。楽天やAmazonで「制服 コスプレ」と検索すれば、該当する商品がたくさん出てきます。
価格も数千円~1万円程度なので、大した出費にはなりません。自分が学生時代に使っていた制服を使うと、卒業した学校を特定される恐れがあるので辞めましょう。
季節物も人気があります。例えば夏の浴衣や冬のサンタ衣装などは安定した人気があります。レンタルならば衣装代もあまりかからず、タンスの肥やしにもなりません。
チャットレディQ&A
最後に、チャットレディとして働く上で生じる様々な疑問に対するQ&Aを掲載しておきます。
- 在宅型と勤務型はどちらがおすすめ?
- 1対1チャットとグループチャットはどちらがおすすめ?
- アダルトチャットとノンアダルトチャットはどちらがおすすめ?
- チャットレディのお客さんってどんな人が多いの?
- お客さんが規約違反をした場合の対処法は?
- 「会いたい」と言われたときの対処法は?
- おすすめ事務所はどこ?
在宅型と勤務型はどちらがおすすめ?
どちらも一長一短ですが、勤務型を選べる環境にある人には、基本的に勤務型をおすすめします。勤務型のほうが安全で、効果的にノウハウを学べるからです。
また、大手の事務所だと、福利厚生も充実している可能性が高いです。休憩室やシャワールームがあったり、軽食が食べられたりすることも珍しくありません。
デメリットは在宅型と比べると時給が少ないことです。事務所にもよりますが、在宅型の時給(チャットレディの取り分)を100とするならば、勤務型は80程度になることが多いです。残りの20は事務所側の取り分です。
しかし、始めのうちはあまり稼げないことが多いので、どちらを選んでも自身の取り分にはあまり影響が出ません。100万円が80万円になるのは大きな問題ですが、1万円が8000円になるのは大した問題ではありません。
ただ、勤務型のほうがおすすめと言っても、全員が勤務型を選べるわけではありません。そもそも事務所は都内や大阪市内などの大都市に集中しているため、地方では在宅が確か選択肢がないこともしばしばあります。その場合は在宅型を選ばざるを得ませんが、背景の映り込みには十分に留意しましょう。
1対1チャットとパーティチャットはどちらがおすすめ?
チャットレディが行うチャットには、1対1チャットとパーティチャット(複数人のお客さんを同時に相手するチャット)があります。やはりどちらも一長一短ですが、最初のうちは1対1チャットをおすすめします。
パーティチャットは1対1チャットと比べてお客さん1人が支払う費用が安いためお客さんが集まりやすく、チャットレディは複数人を相手にするため稼ぎやすいというメリットがあります。
しかし、パーティチャットは同時に複数のお客さんを相手にしなければならないため、1対1チャットよりも遥かに難しいです。
パーティチャットに参加するお客さんの中には、口数が多い人もいれば、少ない人もいます。チャットレディとしては口数が多いお客さんのほうがありがたいのですが、だからといって口数が少ないお客さんを放置してしまうと悪評につながります。
全員を平等に扱うのは非常に難しいですが、あからさまに特定のお客さんだけと話すといったような「えこひいき」は避けなければなりません。そして、それは非常に難しいです。よほど場をまとめる力がないと成り立たないでしょう。まずは1対1チャットで、チャットレディに慣れることをおすすめします。
アダルトチャットとノンアダルトチャットはどちらがおすすめ?
これに関しては色々な考え方があります。ノンアダルトのほうが安全性は高いようにも思えますが、アダルトチャットは顔出ししなくても成立することが多く、却って安全だと考えることも出来ます。安全面を重視するのならばノンアダルト、とは一概には言えないのです。
しかし、万が一アダルトチャットをやっていることが流出したり周辺にバレたりするのは大きな痛手です。ノンアダルトならば万が一バレてもそこまで痛くはありません。そのあたりのリスクとリターンを考えて方針を決めましょう。
チャットレディのお客さんってどんな人が多いの?
チャットレディのお客さんに関する統計はないようですが、実際にチャットレディをやっている人の経験則的には、30代~40代の人が多いようです。
私がやっていて感じることなので、正確な数値とは言えませんが、
35歳~45歳くらいの人が多いです。
20代前半の人はほとんどいないですね~。
引用元:チャットレディのあれやこれ
もっとギラギラした若い人が集まりそうなイメージを持たれるかもしれませんが、チャットレディはお客さんから見た場合、なかなかに高額なサービスです。
ノンアダルトの場合でも、1時間に5000円程度はかかります。20代の若い人にとっては、そうそう気軽に支払える金額ではありません。チャットレディに集まるお客さんの年齢層が高いのは、必然と言えるでしょう。
また、お客さんの中には、女性と話だけがしたい(アダルト目的ではない)人が少なくありません。ノンアダルトというジャンルが、アダルトとは別に確立される程度には、そうした需要があるのです。話の内容も全くいやらしいものではなく、仕事やスポーツの話、趣味や悩みの話など、その内容も多岐に渡ります。
こうしたお客さんは無理な要求をしないので一見上客に見えますが、実はアダルトチャットのお客さん以上に扱いが難しい一面もあります。知性的な会話にもある程度対応できる人でないと、すぐに見切られてしまうからです。
お客さんが規約違反をした場合の対処法は?
殆どのチャットレディサイトには、キック機能が搭載されており、コレを使って対処するのが基本となります。キック機能とは、例えばノンアダルトチャットでアダルトを要求してくるようなお客さんが現れたときに、強制退出させる仕組みです。
しかし、このキック機能は非常に強力であるがゆえに、濫用すべきではありません。明確な規約違反の際には使うべきですが、ただお客さんが気に食わないという理由で使うのは厳禁です。たとえ気に食わなくても、相手がルールを守って居る限りはお金を払ってくれるお客さんです。どうせ実際似合うことはないのですから、いい気持ちにさせてお金をどんどん使ってもらうことを考えたほうがいいでしょう。
「会いたい」と言われたときの対処法は?
会ってはいけません。どんな理由あっても、会ってはいけません。これが唯一の大原則です。
また、そもそも連絡先も交換すべきであはありません。それが原因でストーカーになられたり、警察沙汰に繋がったりするようなリスクもあるからです。お客さんの中には、チャットレディとリアルで交流することを目的にしている人も少なくありません。リアルでの交流が目的ならば出会い系サイトに行け、という話なのですが、常識のない人に対してそういうことを言っても意味がありません。
新人のチャットレディは、連絡先を交換することのリスクをよく分かっていないので、こうした悪意あるお客さんのターゲットにされがちです。
おすすめ事務所はどこ?
国内にある大手事務所ならば、基本的にはどこを選んでも問題ありません。具体的には、以下のようなところは運営実績も信頼もあり、まず安全です。
海外企業が運営しているところは避けた方が良いでしょう。万が一流出などのトラブルがあった場合、日本の法律が適用されない可能性があるからです。
まとめ
- チャットレディはお客さんの男性会員と会話することによって報酬を得るバイト
- 報酬体系は原則完全歩合制で、対話時間が長くなるほど報酬が増える
- チャットレディの勤務体系には在宅型と勤務型がある
- チャットレディは報酬も高く、ノルマもないのがメリット
- 一方で身バレのリスクや完全歩合制故に稼げない可能性など、デメリットもある
- 最も大きな身バレ対策は、周囲に話さないこと
- 事務所は極力国内の大手事務所を選択する
- 常連を作ると待機時間を大幅に短縮できる
- チャットレディの利用者層はお金に余裕がある30~40代が多い
チャットレディは誰でもできるバイトではありませんが、反面適性のある人は他の平均的なバイトの数倍も稼げる可能性を秘めています。リスクはありますが、それに見合ったリターンがあります。効率的な稼ぎ方を実現したいという方は、さっそく始めてみてください。